2012年06月28日07:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech Power of, by, for, and to the People - 書評 - 日本は再生可能エネルギー大国になりうるか 出版社より献本御礼 日本は 再生可能エネルギー大国に なりうるか 北澤宏一 弾言せざるを得ない。 2012年に最も読まれるべき新書であると。 本書「日本は再生可能エネルギー大国になりうるか」は、福島原発事故独立検証委員会委員長による、「これからの『日本のパワー』の話をしよう」。あえて「エネルギー」ではなく「パワー」としたのは、それが「電力」を意味し、「力」をも意味するから。 目次 第1章 民間事故調から学んだこと 原子力のリスクを明らかにする 福島の原発事故とは何であったのか 過密な原子炉と使用済み燃料貯蔵 破滅的な事故までいかなかったのは偶然の幸運! なぜ、菅首相は現場を直接指揮しようと
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2011年03月30日11:00 カテゴリ東日本大震災SciTech 送電鉄塔があんなに高いわけ、あるいは60Hzを関東で受け取れないわけ 1/60秒ほど「これは名案」と思ってしまった私はやはり素人。 「メタルカラー」の時代 山根一眞 計画停電が日本の製造業をさらに弱体化する:日経ビジネスオンライン 西日本から電力を送る仕組みをいそげ この新電力会社は、発電所をすぐに建設する必要はない。単に、中部電力側から60Hzの送電線を関東に向けて延長し、60Hzの電力を供給していくだけだ。送電線を伸ばす鉄塔を新設する必要はなく、東京電力の高圧鉄塔をレンタルして、東京電力既設の50Hz送電線と並列に相乗りさせる。 残念ながら、これ、素人の浅知恵。 問題は、絶縁 東京電力は「鉄塔が荷重に耐えられない」として反対するだろうが、25パーセント程度の重量増は設計マージンよりはるかに少なく技術的に何ら問題はない
2010年12月22日09:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech エネルギーも脱一人勝ちで - 書評 - マグネシウム文明論 共著者の山路様より献本御礼。 マグネシウム文明論 矢部孝 / 山路達也 初出2009.12.16; 英語版を追記 まぎれもないスゴ本。内容、構成、そしてタイミング。今年出た新書ナンバーワン。 正直私は本書の内容を100%信じられるわけではない。しかしその内容の1/10でも実現できれば、世界はずっとよい場所になる。「エネルギーがパケホーダイになる日」が、これでまた近づくのだから。 本書「マグネシウム文明論」は、マグネシウムで文明を駆動することが可能であることを主張した一冊。 12月16日『マグネシウム文明論』がPHP新書より発売されます - The Magnesium Civilization 石油の次のエネルギー資源は何か? 太陽電池で日本のエネルギーを賄お
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