【台北・大橋大介=報道部】台湾を訪問している村井嘉浩宮城県知事は24日、世界有数の自転車メーカー「ジャイアント」の本社(台中市)を訪問し、創業者の劉金標会長(82)と会談した。劉会長は宮城県内に直営店舗を開設する方針を明らかにした。(1面に関連記事) 村井知事は、東日本大震災の被災地で9月17、18日に開催されるツール・ド・東北(河北新報社、ヤフー主催)を通じたサイクルツーリズムの取り組みを説明。大会のテクニカル・サプライヤーパートナーを務める同社に、さらなる協力を呼び掛けた。 劉会長は「日本法人で検討し、宮城に直営店を出そうと考えている。大勢のサイクリングファンに喜ばれるだろう」と述べた。 村井知事は、大会の公式ユニホームと写真集を劉会長に贈呈し、「直営店ができれば、さらに愛好者も増える。サイクルツーリズムのブームに乗れるよう環境を整備したい」と語った。
5月9日のジロ・デ・イタリア開幕を前に、北アイルランドのベルファストに到着した別府史之(トレックファクトリーレーシング)と新城幸也(ユーロップカー)。開幕前のコンディションやレースに懸ける意気込みを聞いた。 別府史之(トレックファクトリーレーシング) 別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kei Tsuji開幕を前に現在のコンディションは? 今年はクラシックレースをほとんどパスしてジロ・デ・イタリアに合わせてきました。急遽出場したリエージュでは、よく走れていたものの、200kmを過ぎた登りでチェーントラブルにあってしまい、再スタートに時間がかかりすぎてしまった。ジロ前もしっかりとトレーニング出来たし、コンディションは良いです。実際にパワーも出ているし、身体も健康的。 雨のベルファストでローラー台に乗る別府史之(トレックファクトリーレーシング) photo:Kei Tsuj
<自転車:ツール・ド・フランス>◇第5S◇228・5キロ◇カーニュシュルメール〜マルセイユ◇3日 日本チャンピオンジャージーを着た新城幸也(28=ヨーロッパカー)が、スタートから逃げ集団に加わり、見せ場を作った。 スタート直後から6人の逃げ集団を形成、新城は3番目の山岳ポイントを先頭で通過した。残り50キロ手前で2人が脱落し、逃げ集団は新城、ケビン・レザ(25=フランス、ヨーロッパカー)トマス・デへント(26=ベルギー、バカンソレイユ・DCM・プロサイクリング)アレクセイ・ルチェンコ(20=カザフスタン、アスタナ)の4人になった。メーン集団とは6分以上の差があったが、ここから集団がペースを上げ一気に差が詰まっていった。 逃げ集団は懸命に粘り、新城も残り18キロでアタックをかけ、勝負に出る場面もあったが、残り10キロでレザのアタックに新城は反応できず脱落。残り9キロ地点で、デヘントとともにメ
パイオニアは3月4日、自転車専用サイクルナビ「ポタナビ(potter navi)」に新製品「SGX-CN710」を発表した。仲間の位置を確認できる「フレンズポイントモード」やセンサーからの情報と走行軌跡をウェブサイト「Cycle Lab」上に自動送信・記録する「カンタンロガー機能」などを備える。発売は3月下旬。価格は3万9900円になる。 本体には通信モジュールを内蔵することで、フレンズポイントモードやカンタンロガー機能など、ほかのユーザーと走行記録などを共有することが可能。加えて周辺の店舗や天気などの情報をリアルタイムで受信し、表示する「ポップアップナビモード」も備える。通信料は最大2年間無料となり、その後、月々300~400円相当の利用料を支払うことで延長契約が可能だ。 また付属のケイデンス(回転数)センサーや無線通信に対応した市販の各種センサーから情報をリアルタイムに表示できる「メー
ドーピング違反で自転車のツール・ド・フランス7連覇のタイトルを剥奪され、永久追放とされたランス・アームストロング(41=米国)が禁止薬物の使用を認めた。米テキサス州オースティンで14日に収録されたテレビのトーク番組で告白したと同日、複数の米メディアが伝えた。 番組司会者のウィンフリー氏は、内容を明かさなかったが「(話は)2時間半以上で、彼は(告白する)準備ができていた」と短文投稿サイトで述べた。17日の放送でどこまで踏み込んだ発言があるかが注目される。 偉業の陰で疑惑の声は常にあった。昨年6月に米国反ドーピング機関(USADA)に違反を告発されても「薬物を使ったことはない。500回以上検査を受け、一度も失格していない」などと声明を出して、一貫して使用を否定した。 なぜ、元王者は告白したのか。4日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、違反を認めることでトライアスロンなどの競技に参加する
自転車ロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」が今年で100回目となるのを記念する国外大会が10月、さいたま市で開催される。 仏の主催会社と同市側が近く正式合意し、日仏で同時発表する。「ツール・ド・フランス」の名を冠した大会が仏以外で開催されるのは初めて。同大会上位の有名選手ら50人程度が出場する「オールスターゲーム」として企画される。 100回目の本大会は今年6~7月に仏で開かれる。仏国内外で様々なスポーツイベントを手がける主催会社のアモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)社は、この歴史的な節目に合わせ、関連大会の国外開催を検討していた。 さいたま市は昨年、この情報を得て誘致に乗り出し、清水勇人市長が昨夏のレースを現地で観戦。ASO社幹部と会談し、その後は市の外郭団体「さいたまスポーツコミッション(SSC)」が交渉を続けてきた。市は新年度予算案に運営にかかわる経費を盛り込む方針。埼
オフィシャルツアーの超プレミアムプラン「マキュアン友の会 10月20日(土)スペシャル!!!」を開催いたします。 オリカ・グリーンエッジのロビー・マキュアンとともにフリーランやパレードランを一緒に走ったり、トークセッションをオフィシャル・エリアで見学出来る等、様々な特典をご用意しております。ぜひこの機会にご参加ください。
日経ビジネスに『自転車は体に悪い。性的能力の低下、排ガス被害、骨粗しょう症の原因に』 という記事が掲載されました。 近年の自転車ブームに冷や水を浴びせるようなショッキングなタイトルで、色々なブログやらまとめ記事で引用され、わりと話題になったなあという印象があります。 僕も元の記事を読んだのですが、大仰なタイトルで目を引くけど、読んでみるとものすごく例外的な極端な事例を大げさに言い立てているだけの、(言い方は悪いですが)悪質な煽り記事のように思えました。 記事の中で自転車が体に悪い理由として ●サドルが股間を圧迫して性的能力が落ちる ●排気ガスを吸ってしまう ●骨粗鬆症を起こす の3つが挙げられています。どれも嘘ではないのですが、何というかかなり極端な条件でしか起きない希な事例を、世界中から何とかかき集めてきて、あたかもそれら全てが普通の自転車乗りに日常的に起きるかのような印象を与えるように
ツール・ド・フランス2011第9ステージ 記者会見&コメント サンチェス「コースを研究していた」フーガーランド「いま生きているだけで満足」 ツール・ド・フランス2011第9ステージ。落車が続出し、有力選手のリタイヤが続いた悲運の一日だった。ステージを制したのはサンチェス。マイヨジョーヌはヴォクレールに移動した。 ステージ優勝したルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) ツール通算3勝目を飾ったルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) photo:Makoto Ayanoフレチャとフーガーランドの事故はとても残念だ。あのときには、もう最悪の事態は起きないだろうと思っていた。事故が起きたとき、ぼくたちは速度を落として彼らが逃げから脱落したことを確認し、彼らが追いつけるかをチェックした。でも、追走してないことはすぐにわかった。ステージ優勝が懸かっていたから、ヴォクレールとカザール
ツール・ド・フランスを揺るがせたリカルド・リッコ(イタリア)のドーピング陽性。ここまで薬物使用を否定し続けていたリッコだったが、CONI(イタリアオリンピック委員会)が開いた聴聞会の中でCERA(第3世代EPO)の使用を認めた。一時活動休止とスポンサー撤退に見舞われたチームは、「スコット・アメリカンビーフ」として再発進する。 ツールの第6ステージと第9ステージで優勝を飾ったリッコのドーピング陽性が発覚し、フランス警察(ジャンダルマリー)に連行されたのが7月17日。リッコはフランスのフォワの裁判所でもドーピング使用を否定し、一貫して自身の潔白を唱え続けていた。AFLD(フランス反ドーピング機構)によるドーピング検査でリッコのサンプルから検出されたのは、CERA(持続性エリスロポエチン受容体活性化剤)と呼ばれる第3世代のEPO(エリスロポエチン)。検査精度の向上によって検出可能になった新薬だ
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