タグ

思考に関するtsuneaki02のブックマーク (52)

  • 抽象度を10段階に分けた時、あなたの思考の範囲はどのあたりにあるのか|DaiTamesue為末大

    長文ファンの皆様おはようございます。 仕事をしている上で人が考える様子を見ていると、個々人で得意な(または好きな)抽象度レベルがあると感じます。例えば抽象度を10段階として数字が大きければ抽象度が高いとすれば、この人は2-4、この人は7-9というようにです。 抽象度1は問題がかなりはっきりしている段階です。学校の授業は解があるという点で抽象度は1-2あたりかなと思います。 抽象度が上がってくると、次第に正解がない世界に入ります。例えば3-5程度でしたら「うちの会社の認知度を上げたい」という問いに対し、方法を考えるような感じです。 こうして抽象度が上がるほど正解がなくなり、自分なりに鍵を見つけて解いていくことになります。 7-8ではそもそもという議論が多くなります。ビジョンやミッション策定はこの範囲の人が得意としています。どうすれば人は幸せになれるのか、どうすれば社会は良くなるのか。といった

    抽象度を10段階に分けた時、あなたの思考の範囲はどのあたりにあるのか|DaiTamesue為末大
  • 【ギフテッドの本質】右脳優位の発散思考|熱帯雨林の熊

    一枚しか画像を載せられないので、分かりづらかったらごめんね。🐻は頑張った。 今回は脳の思考タイプからギフテッドの特異性を考察する。 ギフテッドは認知プロセスにおいて、右脳のほうがより主導権を持っている。 まず、左脳と右脳の違いを見ていこう。 左脳と右脳の能力特性の違い左脳の場合 ・部分的な思考の構築・分析能力 ・論理構成力 ・言語能力 右脳の場合 ・全体情報処理、画像処理能力 ・聯想能力 ・直観力 ・創造力 ・感覚、感情処理能力 左脳の直線思考と右脳の発散思考前述の左脳と右脳の能力特性の違いにより、それぞれ直線思考と発散思考といった全く違う思考タイプに分かれる。 ※イメージが湧かない場合は図を参考してください。 直線思考直線思考はある要素を起点にして論理的に思考を展開する思考タイプ。 一つの要素から別の要素との間には必ずロジック(因果関係)が存在している。 逆に明確なロジックが存在しない

    【ギフテッドの本質】右脳優位の発散思考|熱帯雨林の熊
  • 『鬼滅の刃』に学ぶ、危機下のストレス対処法――炭治郎はなぜ逆境を成長につなげられたのか [ストレスマネジメント] All About

    社会現象となっている『鬼滅の刃』。記事では主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が経験した突然の危機への対処法を、危機下で心を守るという視点から保健学博士の蝦名玲子が分析・解説します。 ※記事は『鬼滅の刃』アニメ版(漫画の単行7巻序盤まで)のネタバレを含みます。ご注意ください 炭治郎はなぜ心の病気を発症させることなく成長できたのか 『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎を襲った、母親と4人の弟妹が鬼に惨殺されるという出来事。さらに、唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は、鬼と化していた……。 こうしたトラウマとなってもおかしくない出来事を体験し、突如、日常が変化しても、なぜ炭治郎は、PTSD等の心の病気を発症させることなく、その逆境を成長へとつなげることができたのでしょうか? それは、危機下において心を守るために重要な、3つのストレス対処法を実践していたからです。 対処法1:どれだけ考えて

    『鬼滅の刃』に学ぶ、危機下のストレス対処法――炭治郎はなぜ逆境を成長につなげられたのか [ストレスマネジメント] All About
  • 経営者は孤独…プレッシャーは大丈夫?忘れがちだけど重要な経営者のメンタルケア - 経営ノウハウの泉

    「経営者は孤独である」とよく耳にします。ビジネスは判断の連続ですが、経営者が判断するのは会社の業績を左右する事項ばかりです。 日々重要な判断や指示を行う経営者・経営陣の精神は常に張り詰めています。この経営者のメンタルに寄り添い、さらに意思決定を盤石に導く存在として相談役(コーチ)を取り入れるという選択肢を取る人もいるようです。 今回は孤軍奮闘する経営者が相談役(コーチ)を持つことのメリットや注意点、コンサルタントとの違いについて解説します。「経営者として、もう一段強い“芯”が欲しい」と思われている方や、「具体的にどんなメリットがあるか分からない」という方は、参考にしてみてください。 中小企業経営者こそ相談役を グローバル化や技術革新による環境変化だけでなく、昨今はコロナ禍の影響によってビジネスシーンの変化は加速しています。中小企業においても、既存事業の延長線上では考えられなかった課題が増え

    経営者は孤独…プレッシャーは大丈夫?忘れがちだけど重要な経営者のメンタルケア - 経営ノウハウの泉
  • 子どもに将来の夢を語らせてはいけない 内田樹さんが貫く勉強の本質:朝日新聞デジタル

    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

    子どもに将来の夢を語らせてはいけない 内田樹さんが貫く勉強の本質:朝日新聞デジタル
  • マジックワードの多い教育界|shinshinohara

    その言葉を聞いた途端、思考が停止してしまう言葉をマジックワードと言うらしい(日だけに通じる使い方らしい)。教育界ではこのマジックワードがとても多い。例えば「子どもは愛情をもって育てる」「子どもは時に厳しく接しなければ」「わかりやすく教える」これらは問答無用に良しとされている。 でも、私には何を言っているのか分からない。具体性がない。どんな場面でどう接することを指すのかも分からない。そしてそれらの対応が果たして効果があるのかも怪しい。なのに「そうだよね」とみんながうなづき、文句なしに賛同する言葉になっている。その手のが教育界には非常に多い。 孫のことを、まさに目に入れても痛くないようなかわいがりようで愛情深く育てたおばあちゃんがいた。その子は、白昼夢を見ているような子どもになった。べるのも着替えるのも全部おばあちゃんがやってしまうので、何もさせてもらえないこの子は心の中のお花畑におでかけ

    マジックワードの多い教育界|shinshinohara
  • https://twitter.com/HiroTHamadaJP/status/1503977412333547521

  • わかりやすい説明をすると「結論を理解する労力」が「その結論を導き出した労力」と誤解されるときがある|柴田史郎

    まとめ ・かなりの人が「結論をわかりやすく説明したときの論理」と「その結論を試行錯誤して見つけるときの論理」を明確に分けてない気がする ・だから簡単に理解できると、簡単に生み出した答えと勘違いする ・単に結論を理解してほしいときは、わかりやすい説明だけでよい ・相手に今後自分と同じように試行錯誤してほしい時は、わかりやすい説明に加えて、試行錯誤も伝える ※追記:私も今まで分けて考えてなかった。だから気づきとして書いてみた。「かなりの人」かどうかは私の印象でしかないのに決めつけました!すみません! 結論の背景や試行錯誤をどこまで相手に伝えるか、ずっとわからなかった基私は余計なことを説明しがちだ。だから仕事中はできるだけ情報を省いて説明する。相手の反応を見る限りそれでちょうどいい感じがする。でも、音では「省かない方が面白いんだけどなー」とずっと思っている。なぜ省かない方が面白いのかをこれか

    わかりやすい説明をすると「結論を理解する労力」が「その結論を導き出した労力」と誤解されるときがある|柴田史郎
  • ニセ成熟は「感情」が苦手 - 悩みは、心の外にある

    ニセ成熟の状態の人は、「感情」というものをとても嫌います。 感情的な人は苦手です。「あんな自分勝手に感情を表に出すような人には絶対になりたくない」と思っています。 軽蔑して、嫌悪しています。 しかし、感情を強く怖れてもいます。肝が冷えるというのは、このことか、と思うくらいに恐怖を感じます。 感情的に迫られると、頭が解離(ボーっとして)してしまって、対処することができません。 そして、状況が去ってから、怒りがわいてきたり、恐れから相手を頭の中でコテンパンにこき下ろしてしまいます。 あんな人になりたくない、が原動力ですから、自分の感情も殺そうとします。 人へのネガティブな意識はなくそうと研さんに励みます。でもうまくいきません。自然な感情なのですから、当然と言えば当然です。 あんな人になりたくない、というモデルは多くの場合親です。理不尽な父、感情的な母になりたくない、と思います。 ただ、感情を嫌

    ニセ成熟は「感情」が苦手 - 悩みは、心の外にある
  • 世界のエリート養成機関はなぜ「哲学」を教えるのか?

    1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。 慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。神奈川県葉山町に在住。 知的戦闘力を高める 独学の技法 様々な社会基盤や産業モデルなどの「前提シ

    世界のエリート養成機関はなぜ「哲学」を教えるのか?
  • 2004年会員総会記念講演録:養老孟司氏(私の死生観) | 会員総会記念講演 | 論考・エッセイ | NPO法人-葬送の自由をすすめる会

    2004年会員総会記念講演 解剖学者 養老孟司 「名実ともに」の意味 ずいぶんオーバーな題をいただきました。以前、NI-IKが「老化と死について」という特集を組んで、「自分が死ぬことをどう思いますか」と開かれました。「そんなこと知らないよ」と言ったら、通じない。「オレが死ぬわけじゃない。どっかりジジイが死ぬんだ」と言ったものですから、ますますわけが分からなくなりました。 根にあるのは、自分とは何だ、という問題です。これが日では結構混乱している。明治に戸籍の制度ができて、名前は一生変わらないことになった。しかし、これは変えていいんです。今でも役者の世界では当たり前で、襲名にそれが残っています。 日では伝統的に生まれてから死ぬまで、名前をひたすら変えてきました。太閤記がその典型で、日吉丸から木下藤吉郎、羽柴秀吉.豊臣秀吉、そして最後に「天下」になった。それから侍の元服。幼名から侍の名前に

  • 『考えながら問題を解くのは、勉強ではない』

    学年ビリ&高校中退から東大・医学部に合格した塾長、新宮竹虎のブログ高校中退後、国立医学部に合格。その後再受験し、 東京大学に入学した自身の経験を活かし、 偏差値40前後の生徒達を東大や国立医学部に合格させてきました。 私の受験ノウハウが詰まった桜凛進学塾やブログが、 少しでも全国の受験生の励みになってもらえれば幸いです。 学問的研究と受験勉強を混同するな ・じっくり考えて問題を解く勉強をしてはいけない 受かるための 受験勉強をするときに、 じっくり考えていたら 私達のような凡人は落ちます。 逆に 入試に合わせた知識を たくさん増やすことに こだわると受かります。 よく数学大好きな教師とか、 近所で神童呼ばわりされる 数学大好きな学校のトップとかは、 「数学は 分からない問題を じっくり考えることが大事だ。 考えるのに2日、3日 かかっても良い。」とか、 言います。 私達みたいな凡人が これ

    『考えながら問題を解くのは、勉強ではない』
  • The real reason for brains

  • なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

    ちょっとまえ、面白い記事をツイッターで拝見した。 企業の採用担当が、面接時に見ているポイントを端的に表現したものだ。 曰く、「事実と意見を分けて説明できるかは圧倒的に重要で、これができない人はかなり厳しい。」とのこと。 クローズな勉強会などで話をしたら好評だったのでブログに書きました / 面接時に見ているポイント – VOYAGE GROUP techlog https://t.co/64ehNAYLAi — Masanori KOGA (@makoga) October 29, 2019 彼がこれを重視する理由としては 「事実と意見を分けて説明するのがうまい人が書いた障害報告書は読みやすい」とある。 確かに読みやすい文章を書く人は、知的能力が高い事が多いので、採用の精度は良いのではないかと推測する。 ただ、この文章を読んで感じるのは、 「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるの

    なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。
  • 日本語ドキュメント - Apple Developer

    語ドキュメント 日語に翻訳されたiOS/watchOS/tvOSのドキュメントです。 英語版の方が新しい場合がありますので、更新日を確認して下さい。 エンタープライズ環境での運用に関するドキュメントはこちらに移動しました。 App Store Connect ヘルプ タイトル 日付

    tsuneaki02
    tsuneaki02 2013/10/31
    「iOS ヒューマンインターフェイスガイドライン」
  • 「まったなし」を待っていただけないでしょうか。 - 内田樹の研究室

    民主党の代表選挙があった。 一国の総理大臣を決める選挙なのだが、あまり盛り上がらない。 私自身も選挙結果にそれほど興味がない。 日政治過程は成熟期にあり、誰が総理大臣になっても、それほど違いが出ないようにシステムが作り込まれているからである。 安全と言えば、安全だし、不活性的と言えば、不活性的である。 東日大震災以来の官邸の対応について「スピード感がない」という批判が繰り返されたが、たぶん「スピード感がない、だらだらしている」というのが成熟期に入った政治プロセスの特徴なのだろう。 「スピード感がない」というのは、いまの政治を否定的に論評するときの流行語になっている。 同じように「まったなし」というのが財政危機や景況についての形容の定型になっている。 状況は「まったなし」で切迫しているのであるから、「スピード感のある」対応が必至である、という言明は整合的なように聞こえるけれど、こういう

    tsuneaki02
    tsuneaki02 2011/09/22
    「『無謬性』を競う[…]」(と、)「[…]生き延びてゆくために最優先[…]は何かという問い[…]」(を怠る。なぜなら、そこで)「[…]プレイヤーたちは[…]『自分が失敗する[…]』蓋然性を[…]切り下げて[…]信じる[…]」(から)
  • 再録しますね(1) - 内田樹の研究室

    菅内閣の支持率が20%を切った。末期的な数値であるから、もう政権は長くは保つまい。だが、「次の内閣」に私たちはどれほどの期待を託すことができるのだろう。 わが有権者たちは久しく政治の不調を統治者の個人的無能に帰してきた。「総理大臣が無能だから、外交も経済もうまくゆかないのだ」とメディアは書き立て、野党政治家たちもそう言ってきた。だから、「首のすげ替え」以外の選択肢はないのだと。そうやって過去5年間、私たちは一年に一人の割合で総理大臣の首をすげ替えてきた。 システムの失調を特定の個人の無能や悪意に帰して、それを排除しさえすればシステムは復調するという思考法に私たちは深くなじんでいる。「首相のすげ替え」も「小沢おろし」もその意味で思考パターンに代わりはない。けれども、そのようにして私たちの社会からは「公民」というものが消え失せつつあることについては自覚的であらねばならない。 「公民」とは自分と

    tsuneaki02
    tsuneaki02 2011/09/18
    「システムの失調を特定の個人の無能や悪意に帰して、それを排除しさえすれば[…]復調するという思考法[…]」「[…]そのようにして[…]公民[…]が消え失せつつある[…]」『敵とともに生きる。反対者とともに統治する』
  • 暗黙知 - Wikipedia

    暗黙知(あんもくち、英: Tacit knowledge)とは、経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のことで、経験知と身体知の中に含まれている概念[1]。例えば微細な音の聞き分け方[2]、覚えた顔を見分ける時に何をしているかなど[3]。マイケル・ポランニーが命名[2][1]。経験知ともいう[2]。 暗黙知に対するのは、言葉で説明できる形式知[2]。暗黙知としての身体動作は説明しにくいが、経験知では認識の過程を言葉で表すことができる。 概要[編集] 暗黙知と形式知の関係を氷山に喩えた図 簡単に説明できないが、理解して使っている知識が存在する[2]。誰かの顔を見分けるということは、その人の写真を見せてもらえば覚えることができるが、諸々の特徴をいかにして結び付けているのかについては説明しにくく、これが暗黙知である[3]。 たとえば、自転車に乗る場合、人は一度乗り方を覚えると年月

  • リスクヘッジについて - 内田樹の研究室

    「疎開」について書いたのはもう2週間以上前のことだ。 そのときにいずれ政府や地方自治体が主導するかたちで組織的な疎開が進むだろうと書いた。 でも、そうなっていない。 枝野官房長官は18日の段階で記者会見でこう語っている。 「集団疎開の問題が県知事レベルで出てきている。疎開という言い方が正しいのかはわからないが、妊婦や高齢者など災害弱者とも言うべき人たちがいて、その人たちが当面の生活をおくるために、全国各地の人に協力してもらうということは具体的に考え始めているところ。」 この段階としては適切な発言だったと私は思うが、このあと、集団的な疎開についての積極的な提言があったことを知らない。 同じ頃、私のところへ「疎開論を撤回せよ」という声が集中的に寄せられた。 理由は「首都圏からの疎開」が大規模に実施されると、ただでさえ低迷している消費活動が鈍化し、日経済に悪い影響を与えるからだという。 なるほ

  • 特殊な能力について - 内田樹の研究室

    京大の仏文の吉川一義先生にお招きいただいて、京大で講演をする。 吉川先生は東京都立大時代の同僚である。 同僚といっても、こちらは「お茶くみ、コピー取り」の助手であり、先生はプルースト研究者としてすでに一家をなしていたわけで、同列には論じがたいのであるが、まことにフレンドリーな先輩で、ご一緒したのは先生が東京女子大から赴任され、私が神戸女学院大学に去るまでの、二年間だけだったが、たいへん愉快な時間をともに過ごさせていただいた。 先生はフランス文学研究者としては例外的に「社会的常識のある方」である(という書き方をして仏文学者二千人をいきなり怒らせるというあたりに私の「社会的常識のなさ」は露呈しているので、そんな人間から「社会的常識のある方」と言われても「ウチダさんのその判断の蓋然性は誰が担保するのさ」と吉川先生は曇った顔をされるであろうが)。 世界的なレベルの学者でありながら、温厚で配慮の行き