“飲みニケーション”はすたれてきている――そう感じている人も多いだろう。 職場の飲み会で上司や同僚とお酒を飲みながら、仕事やプライベートの話をする飲みニケーション。酒の席で部下が将来の展望を話したり、上司にお酌してヨイショしたりと、飲みニケーションならではのお決まりもあったものだ。 近年ではハラスメント対策やコロナ禍による外出規制により、飲み会そのものを敬遠する流れも顕著だが、いまだに飲み会という空間がチームビルディングを高めるイベントとして認識している人もいる。 記事前編は「『会社の飲み会に行きたくない』人が増えている…『飲み会』と『出世』の意外な関係が明かされた」から。 薄れゆく飲み会の価値 飲みニケーションが効果を発揮する場面もあるとはいえ、先述したように飲み会そのものを回避する流れは、今の日本社会では強くなりつつあると言えよう。ハラスメント対策ももちろんだが、参加することで発生する