集まってるだけじゃん
近年のポピュラー音楽シーンにおけるメタル要素の普及・偏在化 この記事の趣旨は「近年(2010年代終盤〜2020年代以降)のメタル動向の総括」なのだが、それを具体的に述べる前に、読者の方々、特に「メタルは自分とは関係ない」と思っている人に知ってほしいことがある。 ①音楽ジャンルとしてのメタルをあまり聴いていないと思っている人でも、メタル的な音を耳にする機会は実は多い。 ②近年、世界的に大きな支持を得ているカルチャーがメタル由来の意匠を用いることが増えてきているため、メタル的な視覚要素が人目に触れる機会も非常に多い。 まず、①について。例えば、リナ・サワヤマやフィービー・ブリジャーズはインディ〜オルタナ方面の音楽ファンから大きな支持を得ているが、ともにメタルに影響を受けており、いずれもMetallicaのカバーアルバム『The Metallica Blacklist』(2021年)に音源を提供
「メタルを完全に誤解している映画10本」を英Metal Hammer誌が発表しています。ヘヴィミュージックの本質を完全に誤解している10本の映画を紹介しています。 ■Kiss Meets The Phantom Of The Park(邦題:地獄の復活) (1978) 「このハンナ・バーベラ制作のフィーバー・ドリームは“くだらな過ぎて笑える”映画の愛好家にとって必要な作品だ。テーマパークを救うために、KISSが悪の発明家と戦うという、その前提さえも愉快だ。しかし、実際に見てみると、下手くそな演技、ばかばかしい衣装、目のレーザーを撃つドラマー、ピーター・クリスを目の当たりにすることになる。この映画は失敗の極みで、バンドは何年もの間、自分たちの前では誰もこの映画について話すことを許さなかった」 ■Hard Rock Zombies (1985) 「『Hard Rock Zombies』は、純粋
筆者の属性や活動内容についてはこちら Twitterで批判を集める「塩の人」ここ最近、筆者のTLによく流れてくるようになったアカウントがある。 アイコン画像をよく覚えていてもらいたいこのアカウントは、まるで塩が万能薬であるかのような健康法・治療法情報を発信しており、特に医療関係者から注意喚起のツイートが度々行われている。 コレはガチです。塩で傷が爆速で治る。 包丁で指を切った時、塩を塗っておくと消毒絆創膏よりも治りが早い。 そのほか親知らずを抜歯した後の穴凹は塩水で口をすすぐと治りが早い。 塩は止血作用に加えて傷の修復も助けてくれるスグレモノ 傷口に塩を擦り込むという言葉は、先人達の知恵なのです。 — ダイスケ@塩と水を伝える人🌍 (@Daisuke_F369) January 25, 2022 また、上記のアカウントはあらかじめ医療関係者を大量にブロックしていることが知られている。ここ
インタビューと文章: 古澤誠一郎 写真:小高雅也 日本に暮らす外国人は、どのような「角度」から街を見ているのでしょうか。彼ら・彼女らの街に対する愛着や意外な暮らしぶりにフォーカスし、街の魅力を掘り下げるインタビュー企画「日本に住んでみた」をお届けします。 ◆◆◆ 今回ご登場いただくのは、新宿で暮らすギタリスト、マーティ・フリードマンさんです。 アメリカで生まれ育ったマーティさんは、世界的なヘヴィメタルバンド「メガデス」で活躍。バンド脱退後は有り余るJ-POP愛から日本へ移住し、音楽というフィールドから日本の魅力を発信し続けています。 そんなマーティさんは「日本一の繁華街」とも言える新宿に、どのような魅力を見出しているのでしょうか。 日本人にとっては当たり前すぎて気づかない「便利さ」や「安全さ」。J-POPにもどこか通ずる雑多さ。そして、「雀荘」や「質屋」の看板を読めるようになり、街の様子が
米ローリングストーン誌が2017年に作成した「歴代最高のメタルアルバム100選」。100枚を選出するにあたって、基本となったルールは以下である。 ・60年代後半から70年代前半における先駆者たちなくしてメタルが生まれなかったことは確かだが、彼らの作品の多くはフォークやブルースのカラーが濃く、メタルのフォーマットと一線を画しているため、本ランキングでは選出対象外とした。 ・またAC/DCやガンズ・アンド・ローゼズをはじめとした、テンションという点では共通するものの、サウンド面では必ずしも接点のないバンドも除外。 ・さらに、正真正銘のメタルアルバムという定義と矛盾しないよう、やや邪道なバンドや、音楽性にムラのある作品も登場しない。 これらのルールによりランキングが作成された。なかには本誌が過去にこき下ろしたり無視した作品も含まれているが、これには我々自身への戒めの意味も込められている。この機会
ヘヴィメタルを聴くことは血圧を下げ、ストレスを軽減するのに役立つことが、最近の研究で明らかにされています。 この研究は、トルコのイスタンブールの美容整形外科ヴェラ・クリニックが実施したもので、18歳から65歳までの1,540人を対象に精神的ストレステストを実施しました。テスト中、参加者には様々なジャンルの音楽のプレイリストを聴いてもらい、研究者たちはその音楽に反応した生理学的反応(心拍数、血圧)を測定しています。 その結果、最も血圧を下げ、ストレスの軽減に最も成功したのは、80年代のポップスをミックスしたプレイリストで、参加者の96%の血圧を下げ、36%の心拍数を下げています。 この次に効果があったのはヘヴィメタルのプレイリストで、参加者の89%の血圧を下げ、18%の心拍数を下げています。 この結果について、ヴェラクリニックのOmer Avlanm医師は 「80年代のポップスのヒット曲は、
「見ず知らずの人から、運動選手は政治に関わらず楽しませろ、と言われるのは嫌だ」などとツイートする大坂なおみ選手=大坂さんのツイッターアカウントから 外国にルーツを持つ日本の著名人の政治的言動に対し、オンラインで激しい反発が寄せられる事例が相次いでいる。最近では米プロバスケットボールの八村塁選手(22)やモデル・女優の水原希子さん(29)、プロテニスの大坂なおみ選手(22)だ。批判は「日本」や「日本人」に言及したものが目立つ。いったい、どういうことなのか。自らも外国ルーツの社会学者で大阪市立大都市文化研究センター研究員のケイン樹里安さん(31)に読み解いてもらった。【和田浩明/統合デジタル取材センター】 人種差別反対行進に「日本人なのに」 まず、どんな批判が出ているのか、整理しておこう。 八村さんは6月19日、所属するウィザーズの選手らとともに首都ワシントン中心部を行進して、黒人に対する差別
中国企業「500ドットコム」顧問の紺野昌彦容疑者(左)がSNSに掲載した秋元司容疑者との写真 贈賄側の中国企業「500ドットコム」(C)朝日新聞社 カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件が拡大している。 2019年12月25日に収賄容疑でIR担当の副大臣だった秋元司容疑者が東京地検特捜部に逮捕されたが、贈賄側の中国企業「500ドットコム」は、新たに5人の衆院議員にも資金提供をしたと供述。 東京地検特捜部が衆院議員らを事情聴取していたことが判明した。100万円の提供を受けたと指摘されているのは、前防衛相の岩屋毅氏(自民、大分3区)、中村裕之氏(自民、北海道4区)、船橋利実氏(自民、比例北海道)、宮崎政久氏(自民、比例九州)の4人と元郵政担当相の下地幹郎氏(日本維新の会、比例九州)だ。5人はIR誘致を表明している、北海道、九州、沖縄から選出されている。 「5人の議員に
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:ハダカデバネズミを見る人々(デジタルリマスター版)
今年一番書いて吐き出したかったけど、果たしてこれをブログに書くことが、いいことなのかどうかわからず、もやもやと頭の中にうずまいていたままだった。 ただ、このもやもやを抱えたまま、2019年を迎えるのは嫌だなと思ったし、どこかに書き残して2018年を終えたいなという気持ちもあり、年の瀬にエディターを立ち上げながらこのブログを書いている。 あくまで私の中でケリをつけるための一つの作業であり、BABYMETALが好きな人に全くおすすめできる文章ではありません。 いや、本当YUIMETALの脱退に関しては、正直まだ全然受け入れられてないです。 楽曲も、彼女の脱退以降全く聴けなくなってしまった。 だって、まだ音源の中の彼女たちって、本当に楽しそうに歌ってるんですよ。 曲を聴くと、楽しそうにステージに立つ彼女たちが脳裏に浮かぶんです。 あんなに楽しかったライブ現場の思い出が、蘇ってくる。 私が好きだっ
ちょっと前に、英国のヘビメタバンド、ブラック・サバスのメンバーを請求人とする拒絶査定不服審判がありました(特許情報プラットフォームの審決公報DBメニューに審決番号2017-650015を入力すると審決文を参照できます)。 これは、「BLACK SABBATH」という商標登録出願(マドリッドプロトコル国際登録経由)が、商標法4条1項8号違反で拒絶されていたのに対して、出願人であるブラック・サバスのメンバーが不服を申立てた審判です(他にも論点はありますが、補正により解消したので説明省略)。 商標法4条1項8号 他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標(その他人の承諾を得ているものを除く。) 特許庁のもともとの拒絶理由は、 本願商標は,イギリスのヘビーメタルバンドを表すところ,同バンドは3名で構成されているものの,出願人は,その
ハードロック/ヘビーメタル裏名盤シリーズが意外なヒットになった理由 2枚 ユニバーサルミュージックが「入手困難盤復活!!」と銘打って3月14日にCDで65タイトルをリリースした「HR(ハードロック)/HM(ヘビーメタル)1000」の総売上数が、発売2週間で5万枚突破と、発売元も驚くヒットになっている。 同シリーズは、同社でいえばボン・ジョヴィやガンズ・アンド・ローゼズなどのビッグネームではなく、廃盤や製造中止、限定盤での発売といった理由で入手が困難になり、なおかつ根強い支持や再評価のため中古市場でも品薄となっていたHR/HMの“裏名盤”を1000円(税抜)で再発したもの。 ユニバーサルの担当者は「超名盤ではなく、廃盤になっていたり、輸入盤にもなっていなかったり、欲しいけど市場にないという確度の高い65作品を、200くらいの候補から厳選しました」と、判断基準を説明。中古市場で「万がつくものも
「ゴリッゴリに歪んだディストーションギターと、激しく連打されるツーバスがなけりゃ、音楽じゃねえ!!!」「超絶歌唱力のハイトーンボーカルを聴かなきゃ、俺は満足できねえ!!!」そんな熱いパッションを持った日本全国1億3000万人のヘ...「ゴリッゴリに歪んだディストーションギターと、激しく連打されるツーバスがなけりゃ、音楽じゃねえ!!!」 「超絶歌唱力のハイトーンボーカルを聴かなきゃ、俺は満足できねえ!!!」 そんな熱いパッションを持った日本全国1億3000万人のヘヴィメタルファンのみなさん、お待たせしました! 今回は、「高円寺メタルめし」をご紹介。同店は、AC/DCやMETALLICA、Black Sabbathのようなヘヴィメタルバンドをモチーフにした創作料理を提供するダイニング。メタル好きの間では、知る人ぞ知る名店なのです。 ▲高円寺メタルめしの公式Webサイトより引用。メタル好きなら
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