恐竜化石など集積 長崎半島、３８４点発掘 [長崎県] - 西日本新聞長崎市の地層から発見された恐竜の肋骨の一部（左と中央上）と末節骨（右上）と骨質化した腱（長崎市教育委員会、福井県立恐竜博物館提供） 写真を見る 長崎市教育委員会と福井県立恐竜博物館は１８日、長崎市の長崎半島西海岸に分布する白亜紀後期（約８１００万年前）の地層「三ツ瀬層」で、本格的に発掘調査を始めた２０１３～１５年に恐竜の歯など計３８４点の化石が見つかったと発表し、未公開の１８点を公開した。同博物館の宮田和周（かずのり）主任研究員（４７）は「継続的にこれほどの化石がまとまって見つかるのは珍しい」としている。 新たに公開されたのは、ティラノサウルス科とみられる肉食恐竜の歯の断片（長さ２・４センチ、幅１・２センチ）や、草食とみられる大型恐竜の肋骨（ろっこつ）（長さ２０センチ、幅２センチ）など恐竜の化石１０点。恐竜以外にも、スッポン類の肩甲骨の化石（長さ１２センチ、幅９・５センチ）や甲羅の断片な
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