総務省所管の情報通信研究機構は次世代の超高速計算機の量子コンピューターでも解読が難しい新たな暗号技術を開発した。守りたい情報を特殊な数学の問題に置き換える仕組みで、既存の通信網などの暗号技術を置き換えて使える。次世代暗号技術の国際標準の候補に選ばれた。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の基盤となり、ネット取引などの機密性を保つのに役立つ。クレジットカードのデータ送信やパスポートの偽造対策
(Learning with errOrs based encryption with chosen ciphertexT secUrity for poSt quantum era) What's LOTUS? LOTUS is a lattice-based cryptosystem developed by NICT. LOTUS consists of LOTUS-PKE for public key encryption and LOTUS-KEM for key encapsulation. LOTUS aims at providing post-quantum security, meaning it may remain secure against large-scale quantum computers. Some highlighted properties of
1 © Mitsubishi Electric Corporation © Mitsubishi Electric Corporation 格子と同種写像に関するアルゴリズムの 耐量子暗号への応用 2016年 12月 20日 高島克幸 数学協働プログラム: 情報セキュリティにおける数学的方法とその実践 2 © Mitsubishi Electric Corporation 2 2 アジェンダ 耐量子 公開鍵暗号 に関する 動向 格子暗号 概要 安全性評価に関する我々の成果 [高島-高安15] 同種写像暗号 概要 複数人 間 鍵共有 [古川-國廣-高島16] 研究の背景 ペアリング と 同種写像 を共に利用した暗号構成法 [小柴-高島16] 3 © Mitsubishi Electric Corporation 3 3 研究の背景: 量子計算機 と 公開鍵暗号 4 © Mitsubish
NICTサイバーセキュリティ研究所は、暗号の安全性評価を実施しており、その一環として、量子コンピュータでも解読が難しいと期待される次世代暗号の一つとして知られる、格子暗号の評価を行っております。このたび国際会議Eurocrypt 2016*1にてNICT研究者により発表された格子暗号評価アルゴリズムのC++言語による実装コードを公開いたしました。 暗号方式の安全かつ効率的な運用のためには、適切なパラメータ設定が必要ですが、そのためにはパラメータと解読にかかる時間の具体的な関係を評価する必要があります。具体的には、①暗号解読アルゴリズムのモデル設計および②小さなパラメータに対する解読実験を行い、それらのデータから外挿することで、パラメータと時間の関係式を導出します。
2015 9 11 ( ) IEICE @ 2015 9 11 1 / 29 1 2 3 GGH Regev 4 RSA ( ) IEICE @ 2015 9 11 2 / 29 Nguyen CaLC2001 “The Two Faces of Lattices in Cryptology” 1 2 ( ) IEICE @ 2015 9 11 3 / 29 Rm n b1, . . . , bn L(b1, . . . , bn) = { n ∑ i=1 xibi | xi ∈ Z } B B = [b1, . . . , bn] ∈ Rm×n L(B) = {Bx | x ∈ Zn } U B′ = BU B′ B ( ) IEICE @ 2015 9 11 4 / 29 vol(L) = √ det(BBt) B | det(B)| Gaussian Heuristic λ(L) λ
清藤武暢、青野良範、四方順司 金融分野では、各取引におけるデータの安全性を確保するために、公開鍵暗号等の暗号アルゴリズムが広く利用されている。公開鍵暗号は、公開鍵から秘密鍵を求めることが困難であるという仕組みによりその安全性を保証しており、この仕組みの実現には数学的な問題が利用されている。しかし、量子力学の性質を演算処理に応用した「量子コンピュータ」が実現すると、現在主流の公開鍵暗号(RSA暗号等)が安全性の根拠とする数学的問題が容易に解かれることが知られており、その安全性を確保できなくなるという潜在的な脅威が存在する。現時点では、量子コンピュータはまだ広く利用可能な状態ではないため、RSA暗号等が直ちに危殆化する状況にあると考えられているわけではないが、既に利用されている暗号アルゴリズムの移行には、綿密な長期計画が必要となることが多い。このため、量子コンピュータの実用化を予め見据えたうえ
The Lenstra–Lenstra–Lovász (LLL) lattice basis reduction algorithm is a polynomial time lattice reduction algorithm invented by Arjen Lenstra, Hendrik Lenstra and László Lovász in 1982.[1] Given a basis with n-dimensional integer coordinates, for a lattice L (a discrete subgroup of Rn) with , the LLL algorithm calculates an LLL-reduced (short, nearly orthogonal) lattice basis in time where is the
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