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+人間とあとで読むに関するutaq-999のブックマーク (2)

  • 骨骨格系

  • 第3章―1 骨格系

    魚類から四肢動物へと進化する過程で骨自体の強化と頭蓋骨や全身骨格の構造に大きな変化があった。その過程を考察する前に、関連する主な骨の名前や骨の起源、構成を概略する。 無顎類では軟骨からなる内骨格とほぼ全身を被う皮骨で構成されていたが、進化とともに皮骨部は減少している。硬骨魚類と四肢類は共通した骨格構造をいくつか持っているが、初期の魚類では頭蓋部、特に口蓋やその周辺は非常に複雑ないくつかの骨で構成されており、しかも皮骨由来の骨と軟骨(内骨格)由来の骨が混在して結合している。さらに、魚類から四肢類にいたる過程で、頭蓋の皮骨要素が減っている。そのため頭蓋の進化は非常に複雑であり、魚類と四肢類の間で頭蓋を構成する骨の相同性が明らかでないものもある(Koyabu et al. 2012)。そのため様々の骨で構成された頭蓋部の、魚類から現生陸生動物への進化の過程は必ずしも明確ではなく、現在も研究と議論

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