近代世界で、世界に珍しいほど口下手で広報が苦手な日本人なのに、日本の文化ほど世界の芸術にインスピレーションと衝撃を与えてきたものは珍しい。 例を挙げれば、浮世絵、俳句に始まる西洋のジャポニズム、現代産業技術、生け花、茶道、ジュウドウ、スモウ、スシ、カラオケ、アニメ、コスプレ、アキバ等々枚挙にいとまがない。 また海外文化の受け入れも負けず劣らずだ。例えば、世界クラシック音楽界での日本の比重は、極めて大きい。プロのフル・オーケストラが20を越す。大学のオーケストラまで入れればその10倍になろう。オーケストラがあるアジア諸国は、中国を含め数カ国に過ぎず、それも各国1つ程度だから、日本のクラシックのすごさが分かる。 アルゼンチン時代、現地のテレビで「日本のタンゴ」という2時間番組にピアノ上手な館員と出演したことがある。アルゼンチンで、海外のタンゴと言えば、日本であり、藤沢蘭子も有名だ。館員のタンゴ
美術、アニメから日常生活まで幅広く日本を扱う中国初の雑誌という。編集長で神戸市在住の中国人作家、毛丹青さん(48)が同日、記者会見し、「等身大の日本を伝えていく」と話した。 当初、3万部を隔月で発行する。創刊号では、神戸国際大学の教授として日本文化論を教える毛さんや日本に詳しい香港や台湾の作家、大学教授らが、人気美術家・奈良美智さんの作品や歴代のNHK大河ドラマを紹介。日本の携帯電話事情や、歴史好きな女性「歴女」といった流行語も取り上げた。 毛さんは「(尖閣諸島沖の)中国漁船衝突事件などで両国関係がぎくしゃくしている今こそ、日本の文化を多面的に伝える努力が重要だ」と強調。定価35元(約430円)。創刊にあたっては、中国人企業家が資金提供したという。
【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。
著者プロフィール:松田雅央(まつだまさひろ) ドイツ・カールスルーエ市在住ジャーナリスト。東京都立大学工学研究科大学院修了後、1995年渡独。ドイツ及び欧州の環境活動やまちづくりをテーマに、執筆、講演、研究調査、視察コーディネートを行う。記事連載「EUレポート(日本経済研究所/月報)」、「環境・エネルギー先端レポート(ドイチェ・アセット・マネジメント株式会社/月次ニュースレター)」、著書に「環境先進国ドイツの今」、「ドイツ・人が主役のまちづくり」など。ドイツ・ジャーナリスト協会(DJV)会員。公式サイト:「ドイツ環境情報のページ」 ドイツ人が持つ日本のイメージをひとことで書くならば「不思議の国」――。伝統を重んじ、武道や華道といった哲学に通じる文化を大切にする一方、先端技術を誇るハイテクの国であり、最近はサブカルチャーの発信地としても注目を集めている。日本に限らずどの国も多様な表情を持つも
すべての番組が今回のために制作されたわけではなく10年前の古いルポルタージュも含まれるが、これほどまとまった数の日本関連番組が一挙に放送されたのは初めてではないだろうか。番組を制作したドイツ人の視点と日本人の視点は異なっており、だからこそドイツに住む日本人が見ても新しい発見がある。 水曜日に放送された「会社のための死」は2000年に制作されたルポルタージュだが、通勤時間を節約するためカプセルホテルに寝泊りする会社員の話や、「全国の自殺者が1日100人を超す」など、ドイツ社会とかけ離れた日本の実態が紹介されている。ドイツの労働者もインフレによる賃金の目減りに直面しリストラの不安を抱えているのだが、ストレスの切迫度が違うようだ。日本に存在する多くの社会問題はドイツにも存在するのだが、困窮者を死に追い詰めず救い上げるセーフティーネットはドイツの方が優れている。その差が大きい。 同じく水曜日の「ク
保阪正康の「不可視の視点」 明治維新150年でふり返る近代日本(41) 軍人勅諭と戦陣訓――明治と昭和の戦時観の違い(その2)
ハイヌウェレ ココヤシの花 ハイヌウェレ型神話(ハイヌウェレがたしんわ、ハイヌヴェレとも[1])とは、世界各地に見られる食物起源神話の型式の一つで、殺された神の死体から作物が生まれたとするものである。 その名前は、ドイツの民俗学者であるアードルフ・イェンゼン(英語版)が、その典型例としたインドネシア・セラム島のウェマーレ族(ヴェマーレ族(英語版))の神話に登場する女神の名前から命名したものである[2]。 ウェマーレ族のハイヌウェレの神話は次のようなものである。ココヤシの花から生まれたハイヌウェレ(「ココヤシの枝」の意)という少女は、様々な宝物を大便として排出することができた。あるとき、踊りを舞いながらその宝物を村人に配ったところ、村人たちは気味悪がって彼女を生き埋めにして殺してしまった。ハイヌウェレの父親は、掘り出した死体を切り刻んであちこちに埋めた。すると、彼女の死体からは様々な種類の芋
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