もうね、先に謝っておきます。 標的型メールを100%見破るなんて、事実上無理じゃないかと思ってます。ごめんなさい。 こんな事書いたら、「おい、モリ!情けないぞ!」と怒られそうですが、なぜそういう結論になるかを逆説的に説明します。 おさらい、標的型攻撃メールとは 標的型攻撃というのは、特定の組織や個人を狙って行われるサイバー攻撃で、中でも「標的型メール」ってのは、狙った人にウィルスメールなんかを送りつける手法です。 今時は事務所のパソコンはほとんどネットワークに繋がってるわけで、その中のどれか一台に侵入できれば、そこを基点に様々な情報を引っこ抜かれてしまうわけです。 昔からあるウィルスメールと違うのは、不特定多数を相手にしたイタズラ的な愉快犯ではなく、犯行目的が明確なわけです。 なぜ、引っ掛かるのか? ここが重要なんですが、実在する(または実在してそうな)取引先や人物を装ったり、業務に関係り