GROOVE Xは12月18日、同社初の製品として、家庭向けロボット「LOVOT」(らぼっと)を発表した。"LOVOT"という名前は、"LOVE"と"ROBOT"に由来。人間の役には立たないが、人間に愛されるロボットを目指したという。最初は2体セットで発売し、価格は59万8000円(税別)。2019年秋冬の出荷予定で、同日、WEB限定の先行予約の受付を開始した。 GROOVE Xがついに「LOVOT」を公開 同社の創業者で代表取締役の林要氏は、ソフトバンクのヒト型ロボット「Pepper」の開発メンバーとしても知られる。その林氏がソフトバンクから独立し、LOVOTで目指したのは「四次元ポケットの無いドラえもん」だったという。あまり役には立たないが、そばにいるだけで心の支えになる。LOVOTはその第一歩というわけだ。 同社代表取締役の林要氏。2015年にGROOVE Xを創業した LOVOTの