【ガンバ大阪−マンチェスター・ユナイテッド】後半、FKを蹴るG大阪の遠藤保仁(青7番)=18日、日産スタジアム(撮影・吉澤良太)(写真:産経新聞) 最後まで攻め続ける姿勢に、さしものスター軍団も明らかに神経質になっていた。マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は「とても感銘を受けた」と話した。G大阪は自らの攻撃的なスタイルを遺憾なく発揮した。 点の取り合いはまさに望むところだったろう。「がっぷり四つでやった中での結果。これ以上は望めなかった」。試合後、西野監督はさばさばと振り返った。 当初は「そんなにボールを保持できない」との懸念から、大黒柱の遠藤をあえてボランチの位置まで下げ、しっかりと攻撃の起点を作ることを心がけた。だが、思ったほど相手のプレスに厳しさがなく、ボールが回せることがわかった。結果的にボール保持率もマンチェスターUの49%に対して51%と上回った。 立ち上がり