世の中、性犯罪が多い。最近は、女子高生や、児童を巻き込んだ事例も多いからか、母親から「大丈夫?」と聞かれから、「大丈夫。女なんて嫌い。老いも若きも死ねばいいと思っている!」と言ったら、めっちゃ怒られた。なぜだろう。母を心配さしたくないから、「拙者は、虹炉利至高でござるから!」という言葉は、言わなかったのだが…。 女が憎い。 とある国民的な映画監督が左翼的考えをしていて、中道を行く私も、全体的に右が中心に行っている現代においては、ヒダリと言われるのだろう。そう言えば、左利きだ。その中で、「映画監督は映画だけ作っていろ!老害カス!」みたいな意見に腹を立てていた。 しかし、深夜番組では、化物級の視聴率を叩き出す、某番組の構成作家が右翼的思想の持ち主だった時、好きな番組の制作関係者が自分と真逆の考え方なのはショックだった。この気持ちは、ミギの人も感じているのだろうか。 思想が憎い。 自分の中にある
自分でも不思議に思える。こんなにも冴えない男に、給料だってそんなによくないのに。何故、こんなにも尽してくれる、良き妻ができたのか?同じ会社というのはあったけど、フロアーも違うし、でも告白してきたのは彼女だった。誰かの手引きか?と思ったけど、同僚達も、彼女の同僚達も、ビックリしていた。 「なぁ。」 「何?」 「どうして、こんなクソつまらない男と結婚してくれたんだい?」 結婚して、5年目。ふと聞いてみた。 「何?どうしたの急に。」 「いや、まぁ、なんとなく。」 妻は、明日から病院に行く。まだ、息子か娘か分からないけど、自分が父親になることの最後の覚悟を決めたかったのかも知れない。 「どうして俺なんかを?」 「お母さんが言ったの。」 「お母さんが?」 妻の母は、僕たちが結婚した次の年に死んでしまった。 「そう。お母さんが。」 「なんて?」 「1982年の7の月。7の三つ重なりし日に生まれし男と結
実質的に第100代総理大臣を決めるとも言える、恥民党総裁選は、菱田交雄と剛野我太郎の決選投票の末、菱田交雄が恥民党総裁と選ばれた。 第100代総理大臣は、初の女性総理と期待された候補、又市供恵と野良星子は残念ながら、3位、4位となったが、世論は二人の女性候補に大いに期待し、次の官房長官は、初のダブル女性コンビになるのではないか?と思われた。 「私の特技は、心の声を読む、であります」 菱田新総裁は、マスコミのインタビューに雄々しく答え、人生で一番忙しい一日を終え、議員宿舎に戻った。そこに待っていたのは、総裁選を争った、剛野、又市、野良の三名であった。 「お疲れ様です」 「又市さんも、お疲れ様です」 「しかし、驚くほどに、あの人の描かれたとおりのストーリでしたね」 「私、出馬する意味あったんですか?」 野良の自虐めいた台詞に、ハハハと四人は笑った時に、ドアが開き、あの人がやってきた。 「総理!
自分でも、妥協したのだな、と思う。隣に眠るさえない男を見て、そう思う。適齢期というモノもあるのかも知れない。ただ、結婚の市場は、想像以上に過酷で、能力が高ければ、容姿がよければ、お金があれば…そのいくらかを満たしていれば、結婚できるほど甘くなかった。 自分が高いスペックの人間とは思えないが、出合う人の中で、尊敬できる人・見下す人の数で言えば、後者の方が多い。学歴とか否定する一方で『比の概念』を持ってない人は、それなりに見下すことができる。可愛くても、この人はアホだ。 好きな人もいた。相手も好きだったと思う。しかし、その人とは結婚できなかった。何が悪かったか分からない。ただ、この人が最後の人ではない、という慢心があったのかも知れない。そして、世の中の男は、思った以上に見る目がなかった…という言い方は僅かな自尊心を守ろうとしすぎか。 結局、結婚という意味では、「自分のことを愛してくれる」という
小さい時から、母と二人だった。20代、30代と、そんな話はなかった訳ではないが、更年期を前後して、身体を悪くした母の面倒と、仕事を理由として、私は母と二人生きる道を選んだ。 しかし、多くの場合、娘よりも、母の方が先に逝く。この先の人生に不安は少しある。しかし、母との暮らしを思い出して、「だったら結婚すればよかった」そういう言葉は思い浮ばない。 思ったよりも進行が早かった。覚悟していたことだが、母は近いうちに死ぬ。母と娘の最期の時間。優しい時間が流れる。自分の死期を悟ったのか、最近、母はお喋りだ。 「最期だから、言っておかないとね。ふふ。今まで、ご飯の用意とか、ずっとありがとね。でも、最期だけ言っておくね。アナタの味付け、全体的に醤油が濃くてクソ不味かったわ。作って貰っている立ち場だから、文句は言えなかったけど、クソ不味かったわ。病院のご飯って美味しいね。私の命の幾ばくかは、きっと塩分の過剰
俺が体調を崩したのは深夜テレビを観ながら酒を飲んでそのまま寝たのが悪い! のだが、こんな時期に風邪を引いてしまった。試験が終った後だから、まだ良いようなモノだけど、レポートの提出とかもあるから、すぐに治さねば。まぁ、でも風邪と言っても軽い感じだし、今日1日寝ていたら、治るだろう。久しぶりにクロノ・トリガーでもやろうかな? しかし、ちょっと大袈裟に咳き込んでみたら、妹の節美(ふしみ)がえらく慌ててた。ちょっと悪いことをしたかな?でも、お粥を作ってくれるらしい。 「お兄ちゃん。できたよ~。」 おお。きたきた。世の中にはリアル妹は小さい『おかん』みたいな揶揄する言葉もあるが、それはお前たちのおかんがおかんなんだろう。風邪のせいか悪寒がするぜ。なんちって。俺の妹は、お前らの妹と違ってキュートでプリティーだ。お前ら不細工な妹、ひいては劣化したおかんとは違う。何しろ、お粥まで作ってくれるのだ。ふむふむ
おーい、お前ー。 神様だよー。 お前、この先も幸せないから、願いをかなえてやるよー。 でも、次のどちらかから選べよー。 好きな人と結婚できる、もしくは、毎週誰とでも1回セックスできるのどちらかだよー。 結婚は絶対にさせるよー。 セックスは、相手を選べば老若男女だよー。 但し、週に1セックスだけだよー。 * * * 馬鹿な質問だ。 声も馬鹿っぽかったが、当然、俺は、前者を選んだ。「好きな人との結婚」、当然だろう。正直、老若男女の「若」の部分に多少なりとも食指が動いたが、それでも、週に1度のセックスが保証されるといえど、何歳まで勃起が出来るかわからないし、堅実な人生。 結婚を選べば、間違いないだろう。 そういう訳で、俺は、学生の頃から、ずっとずっと、ずっと好きだった女と結婚をする事が出来たんだ。両方の両親は祝ってくれた。友達も祝ってくれた。だが、彼女は、うかない顔をしていた。 好きな男
「オナニーをすると死にます。オナニーをしなくても死にます」 かかりつけ医から、まるで禅問答のような診断結果を出され、処方箋には、血圧関係の薬の他に、今回から『医療用天雅』が追加された。 結婚をすると、毎日の膣セックスが義務付けられるが、独身であっても、精腎は満たされていく。だから、今までオナニーを続けていたが、成人病の悪化により、オナニーをすると、脳の血管が破裂すると言われた。 しかし、オナニーをしないでも、精腎の破裂により、死に至ると医者は言う。そのために、心臓に負担の少ない医療用天雅が処方された訳だ。 しばらくは、天雅によるオナニーが続いたが、いよいよ成人病の悪化により、オナニー通院が必要となった。オナニーは、週一回の通院で、医学的オナニーで、安全に行われる。臨床オナニー師は、国家資格であり、私の担当は手コキ三段の看護師さんだ。 精腎が空になり、満たされたら、またオナ通院が必要で、一生
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く