最近、Open vSwitchについて調べたことを、某所でお話しする機会があったので少し忍ばせた(「I/O仮想化最前線」)。スライドのP37から数枚がそう。 Open vSwitchはOpenFlowに対応したソフトウェアスイッチということで大いに注目を集めたし、自分もそのコンテストで理解していた。だけど、おそらく最初からOpenFlowスイッチを作ろうという目的があったわけではなく、VMをホスティングするためのまともなソフトウェアスイッチが欲しいということでプロジェクトが開始したんじゃないかな。あまり昔のドキュメントが見つからなかったので、本当のところはわからないけど。 例えば、VLANを使ってテナント毎にトラフィックを隔離したいと場合も、レガシーブリッジよりも簡単に実現できる。add-portするときにtag引数を追加するだけだ。 # ovs-vsctl add-br br0 # ov