「水素エンジン」は本当に実用化するのか トヨタの本気が周りを動かし始めた:高根英幸 「クルマのミライ」(1/4 ページ) 水素エンジンが急速に注目を浴びている。2021年、トヨタがスーパー耐久レースへカローラスポーツに水素燃料仕様としたパワーユニットを搭載して参戦してからというもの、その熟成ぶりと他メーカーも巻き込んで開発が一気にヒートアップしている。 そもそも水素エンジンは1990年代から2000年代かけて開発されていた。マツダやBMWが実用化を目指したものの、インフラが十分に整っていなかったこともあって、実証実験レベルで終わってしまい、人々の記憶からも消えていた存在だった。 しかしインフラはFCV(燃料電池車)の登場により、2000年代とは比べ物にならないほど(といってもまだ完全普及にはほど遠いが)整えられつつある。つまり燃料電池による水素利用によって、再び水素エンジンの可能性を引き上
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3月にも現行モデルのフェイスリフトが噂されるトヨタ『86』。早くも次期型に関する情報が、レンダリング・スケッチと共に欧州から聞こえて来た。 改良型では5から10ps程度の馬力アップ、フロント&リアバンパーのリフレッシュが予想されるが、気になるのはやはりフルモデルチェンジとなる次期モデルだろう。 情報元によれば、次期86はマツダ『ロードスター』とFRプラットフォームを共有する可能性が高いと言う。トヨタは2015年にマツダとの提携拡大を発表しており、マツダ側から見ても、さらなる兄弟モデルの誕生により、コストダウン強化に繋げたい所だろう。ちなみにロードスターといえば、コンポーネンツを共用した兄弟車、フィアット『124スパイダー』の登場も記憶に新しい。 トヨタ×マツダ「86」が実現した場合、心臓部にはダウンサイジングされた1.5リットルの次世代SKYACTIVエンジンの搭載が予想され、オープンモデ
トヨタ自動車とマツダは、今後、自動車の環境技術など幅広い分野で業務提携することで基本合意したと発表し、どのような商品や技術で協力していくのか具体的な検討を進めることになりました。 両社は、トヨタがマツダにハイブリッド車の技術を提供するなど、すでに提携関係にありますが、今後は両社で委員会を作り、どのような商品や技術で協力していくのか、具体的な検討を進めるということです。 記者会見でマツダの小飼社長は「包括的に業務提携し、商品や技術面で互いに補完すれば、もっといい車が作れるのではないかと考えた」と述べました。また、両社の関係が将来、資本提携に発展する可能性を聞かれたのに対し、トヨタの豊田社長は「今回は、いい車をつくることが最大の目的であり、トヨタは大きな財布ではなく、車づくりのパートナーと思ってもらえるように努力したい」と述べました。 トヨタは水素を燃料にした燃料電池車の技術を持つ一方、マツダ
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