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biologyと微生物に関するzerosetのブックマーク (61)

  • 「シカの食害」は森林にどんな影響を与えるか?→京大が15年前に始め、国からも酷評された「大規模生態系操作実験」が興味深い結果をもたらした

    リンク 京都大学 シカの森林被害は土壌微生物にも波及する―大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合― 現在、日の森林では、多くの地域において、ニホンジカ(以下、シカ)の害による植生の荒廃が深刻化しています。シカの害が森林に与える影響を理解するためには、土壌を含む生態系全体への波及効果の分析が必要となります。植物が減ると土壌の性質や土壌微生物に影響を与え、その影響が植物自体に跳ね返ってくるため、土壌微生物の多様性が低下し、さらなる生態系の変化の引き金となる可能性があるからです。しかし、シカによる害が、土壌微生物の多様性や種組成にどのような影響を与えるかは明らかになっていませんでした。 11 users 26 2006年から、京都大学の芦生研究林で16ヘクタールもの区域を防鹿柵で囲ってシカを排除する実験を開始したそう。 その後、シカによる害の有無が土壌微生物にどのような影響を与える

    「シカの食害」は森林にどんな影響を与えるか?→京大が15年前に始め、国からも酷評された「大規模生態系操作実験」が興味深い結果をもたらした
    zeroset
    zeroset 2023/12/25
    写真のインパクトがなかなかのもの。バクテリアや子嚢菌類の多様性はあまり変わらず、もっぱらアーキアと担子菌類の多様性が、対照区と比べて高かったらしい。
  • 海底下の岩石に微生物密集 「腸内」並み、火星にも?―東大など:時事ドットコム

    海底下の岩石に微生物密集 「腸内」並み、火星にも?―東大など 2020年04月02日18時22分 海底下の岩石から見つかった微生物の蛍光顕微鏡図。緑色が微生物細胞、オレンジ色が粘土鉱物(東京大提供) 海底地殻から採取した玄武岩の亀裂内部で、1立方センチ当たり100億程度の微生物が生息しているのを発見したと、東京大と海洋研究開発機構の研究チームが発表した。人間の腸内並みの密度といい、玄武岩で覆われている火星でも、類似の生態系が存在する可能性も示唆しているという。論文は2日、国際科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに掲載された。 「フォボス」着陸正式決定 火星衛星探査計画―JAXA 海底の大部分は、海底火山から噴出した溶岩が固まった玄武岩に覆われているが、ほとんどは1000万年以上前に形成されたため、多くの微生物が生息できるエネルギーは残っていないと考えられてきた。 東京大の鈴木庸平准教授

    海底下の岩石に微生物密集 「腸内」並み、火星にも?―東大など:時事ドットコム
  • アメーバのように動く細菌見つかる “従来の概念変える発見” | NHKニュース

    アメーバのように動き、ほかの微生物を丸ごと飲み込むようにべてしまう細菌を筑波大学の研究グループが発見しました。細菌の仲間はこうした動きはできないと考えられてきたことから、従来の細菌の概念を変える発見だとして注目されています。 筑波大学の石田健一郎教授の研究グループが、南太平洋の海水の中に生息する微生物を調べていたところ、藻類などの微生物を次々とべる未知の生物がいることに気付き、分析しました。 その生物は、遺伝子の解析から、新種の細菌であることがわかりましたが、アメーバのように細胞の形を変形させながら動く特徴があることがわかりました。 ほかの微生物をべる瞬間を電子顕微鏡で調べたところ、細菌の中央部をくぼませて、丸飲みするように取り込む様子も観察されました。 筑波大学の石田健一郎教授は「細菌だとわかった時は驚いた。これまで知られていない方法で細胞の形を大きく変える事ができるとみられ、従来

    アメーバのように動く細菌見つかる “従来の概念変える発見” | NHKニュース
  • 「常識覆す成果」海底地下の岩から微生物 東大グループが発見 | NHKニュース

    南太平洋の海底を掘削した岩石の中に、微生物が生息していることを東京大学の研究グループが発見しました。この岩石の中では、これまで生物は生息できないと考えられていて、研究グループは常識を覆す成果だとしています。 バクテリアなどの微生物は、地下から見つかるケースが増えてきていますが、有機物を豊富に含む堆積物の中や熱水噴出孔など、エネルギーを得ることができる場所にかぎられ、玄武岩と呼ばれる地下に広く存在する一般的な岩石の中には、生物は生息できないと考えられてきました。 こうした中、東京大学の鈴木庸平准教授の研究グループは、南太平洋のおよそ5000メートルの海底から、さらに100メートル余り地下の玄武岩を微生物が混入しないように掘削し、生物がいないか調べました。 その結果、玄武岩の筋状の模様の部分に、1マイクロ程度の小さなバクテリアなどが多数生息していることを発見しました。筋状の部分は玄武岩の一部が

    「常識覆す成果」海底地下の岩から微生物 東大グループが発見 | NHKニュース
    zeroset
    zeroset 2020/02/16
    ”玄武岩の筋状の模様の部分に、1マイクロ程度の小さなバクテリアなどが多数生息”亀裂中の水とかじゃなく岩の中なのか。エネルギー源はなんだろう。
  • 真核生物誕生の鍵を握る微生物「アーキア」の培養に成功-生物学における大きな謎「真核生物の起源」の理解が大きく前進-

    zeroset
    zeroset 2020/01/16
    真核生物の先祖と近縁と考えられる、アスガルド上門ロキアーキオータ門に属するMK-D1株の培養に成功。長い突起を持ち小胞を放出、真核生物特有のアクチン、ユビキチンや小胞体輸送関連の遺伝子を確認したとのこと。
  • 地球内部に微生物の巨大生物圏 岩石をエネルギー源の微生物も | NHKニュース

    地球内部の過酷な環境の中に微生物の巨大な生物圏が広がっているとする報告を、世界の研究者が参加する国際プロジェクトがまとめました。岩石をエネルギー源とする微生物も見つかっているということです。 この中には、海底の熱水が噴き出す120度を超える環境でも生息できる微生物や、岩石をエネルギー源とする微生物などもいて、地上とは大きく異なる過酷な環境で独自の進化を遂げていました。 しかも、地球内部で生物が存在しうる領域は23億立方キロメートルと海の体積の2倍におよび、この中に、地球全体の微生物の70%が存在すると考えられるということです。 これらの研究成果は、世界のおよそ50か国の研究者が参加する国際プロジェクト「ディープ・カーボン・オブザーバトリー」の10年間の取り組みによって明らかになりました。 プロジェクトに参加している海洋研究開発機構の稲垣史生上席研究員は「地球内部は陸・海に次ぐ第三の生物圏と

    地球内部に微生物の巨大生物圏 岩石をエネルギー源の微生物も | NHKニュース
  • 地下深部の超極限的な環境に「常識外れな微生物群」を発見 ~マントル岩石と生命との関わりや地球初期の生命進化の謎の解明に前進~ | プレスリリース<海洋研究開発機構

    地下深部の超極限的な環境に「常識外れな微生物群」を発見 ~マントル岩石と生命との関わりや地球初期の生命進化の謎の解明に前進~ 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)高知コア研究所地球深部生命研究グループの鈴木志野特任主任研究員らは、J・クレイグベンター研究所、南カリフォルニア大学、ニューファンドランド・メモリアル大学、デルフト工科大学と共同で、マントル由来の岩石域から湧き出る強アルカリ性の水環境に、極めて特異なゲノム(※1)構造を持つ常識外れな微生物が生息していることを発見しました。 上部マントルの主要な岩石であるカンラン岩が水と反応し、蛇紋岩と呼ばれる鉱物に変質する反応は、「蛇紋岩化反応」と呼ばれています。地球上には、この蛇紋岩化反応を介して、pH11を超える強アルカリ性(※2)の非常に還元的(※3)な水が湧き出ている場所があります。研究では、米国・カリフォルニ

    zeroset
    zeroset 2017/08/08
    "CPR細菌群は、マントル岩石に付着し、現時点の生命科学の知識では特定不能の未知代謝系を駆使して生きる「常識外れな微生物」であると結論付けました"
  • 台所のぬめりに集まった細菌は「電気信号」でコミュニケーションしている:研究結果

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    zeroset 2017/01/31
    "細菌は電気信号によってニューロンの発火を擬似的に引き起こして異なる種の細菌ともコミュニケーションを取り、「バイオフィルム」(中略)と呼ばれるコロニーを運営しているという。"
  • 「古細菌」感染で脳脊髄炎 認知症患者、ウイルス・細菌とは別 - 日本経済新聞

    物忘れやなど認知症の症状がある患者の脳にウイルスや細菌とは異なる生物グループの「古細菌」が感染し、脳脊髄炎が起きていたとする研究成果を、鹿児島大や京都大のチームが13日付の米神経学会誌に発表した。古細菌は火口や海底など特殊な環境に存在し、病気の原因となるとは従来考えられておらず、古細菌による感染症の確認は世界初という。チームによると、2005~12年にかけて、認知症状が進行する南九州の40~

    「古細菌」感染で脳脊髄炎 認知症患者、ウイルス・細菌とは別 - 日本経済新聞
    zeroset
    zeroset 2015/08/14
    なんと、古細菌感染症の発見。それはともかく「古細菌は、細胞内に核を持つ細菌とは進化の系統上、別の生物とされている」って、ドメインは違うけど古細菌も真正細菌も核は無いでしょ
  • 「ちきゅう」により世界最深の海底下微生物群集と生命圏の限界を発見 ―石炭・天然ガスの形成プロセスを支える「海底下の森」が存在―:プレスリリース<海洋研究開発機構

    「ちきゅう」により世界最深の海底下微生物群集と生命圏の限界を発見 ―石炭・天然ガスの形成プロセスを支える「海底下の森」が存在― 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)高知コア研究所地球深部生命研究グループ・海底資源研究開発センター地球生命工学研究グループ(兼任)の稲垣史生上席研究員らは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人高知大学、国立大学法人千葉大学、ブレーメン大学(ドイツ)、スイス連邦工科大学(スイス)、カリフォルニア工科大学(米国)、マサチューセッツ工科大学(米国)、クレイグベンター研究所(米国)等が参加する国際研究チームと共同で、地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP, ※1)第337次研究航海「下北八戸沖石炭層生命圏掘削」により青森県八戸市沖の約80kmの地点(水深1,180m)から採取さ

    zeroset
    zeroset 2015/07/25
    "海底下に埋没した約2000万年以上前の地層に、陸性の微生物生態系(石炭の起源である森林土壌の微生物群集)に類似する固有の微生物群集が存在することを発見しました"
  • 53. 善玉の腸内ウイルス | 一般社団法人 予防衛生協会

    2014/12/24 ゲノム科学の進展に伴い、これまでのようにウイルスを分離することなく、遺伝子配列を検出することでウイルスを見つける新しい技術メタゲノミクスが広く用いられるようになってきた。その結果として、ヒトの身体の中のウイルスゲノムの世界(virome)が明らかになってきている。そのひとつとして、健康な人の腸管で多くのウイルスが存在することが明らかになってきた。ほとんどは、腸内細菌に感染したバクテリオファージ(細菌ウイルス)であるが、ヒトのウイルスも見つかってきている。 細菌には善玉と悪玉があり、腸内細菌の多くは善玉と考えられている。ウイルスでは悪玉の顔しか知られていない。私は著書「ウイルスと地球生命」(岩波科学ライブラリー、2012)で、人の染色体に組み込まれたヒト内在性レトロウイルスのenv遺伝子が胎盤の栄養膜を形成することにより、胎児の発育を守っていることや、霊長類の進化にウイ

    zeroset
    zeroset 2015/04/21
    マウスノロウイルスがネズミに対して「善玉細菌」のような働きをしているという説。興味深い。どういう機構なんだろう
  • プレスリリース「超深海・海溝生命圏を発見―マリアナ海溝の超深海水塊に独自の微生物生態系―」<海洋研究開発機構

    2015年 2月 24日 独立行政法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京工業大学 公立大学法人横浜市立大学 国立大学法人東京大学 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海洋生命理工学研究開発センターの布浦拓郎主任研究員らと国立大学法人東京工業大学、公立大学法人横浜市立大学、国立大学法人東京大学の共同研究グループは、世界最深の海であるマリアナ海溝チャレンジャー海淵内の超深海(水深6000m以深)水塊(水温や塩分などの特性が比較的均質な海水の広がり)中に、上層に拡がる深海水塊とは明瞭に異なる微生物生態系、即ち、独自の超深海・海溝生命圏が存在することを世界で初めて明らかにしました。 超深海の海溝環境における微生物調査の歴史は1950年代に遡りますが、これまでの研究は主に海底堆積物を対象としており、海溝内水塊は未探査の海洋微生物生態系として残され

    zeroset
    zeroset 2015/02/25
    「中深層から深海層にかけて、炭素固定能を有す化学合成系統群が優占するのに対し、超深海水塊には、従属栄養系統群が優占することが明らかになりました」堆積物から懸濁した有機物に依存しているとのこと
  • ニュース - 環境 - マダガスカル島、危機に瀕する森林 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

    海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座

    ニュース - 環境 - マダガスカル島、危機に瀕する森林 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)
  • 超巨大ウイルス「パンドラウイルス」が発見される。 - 蝉怪獣キングゼミラ

    2013-07-19 超巨大ウイルス「パンドラウイルス」が発見される。 研究 不思議 Science. ゲノムサイズが2Mbを超えていて光学顕微鏡で見えるウイルス.宿主は微生物.ATP合成酵素なんかもないから間違いなくウイルスだそうだ : http://t.co/trK1zlrH78— LIB (@L_I_B) 2013, 7月 18 ほへー、とびっくりしまして、論文:Pandoraviruses: Amoeba Viruses with Genomes Up to 2.5 Mb Reaching That of Parasitic Eukaryotes Science最新号の表紙にもなっております。 研究チームは前にも巨大ウイルスを見つけてて、だいたいアメーバから見つかるので今回もアカントアメーバ狙いで調べています。なんか住みやすいんですかねアメーバ。 そんで新種として見つかった

    zeroset
    zeroset 2013/07/19
    なんと光学顕微鏡で見えるサイズのウイルス。「巨大ウイルスたちが新しい生物に仲間入りしなくても、その遺伝子の元々の持ち主である太古の細胞生物は、既存の枠には収まらない何かなのかもしれません」
  • 長崎大、細菌の環境表面を動く「滑走運動」の仕組みを解明

    長崎大学は6月24日、海中や土壌、体内といったさまざまな環境に広く分布しているバクテロイデーテス・フィラムの細菌が、そうした環境表面を動く際の能力「滑走運動」がどういったメカニズムであるのかを解明することに成功したと発表した。 同成果は、同大 医歯薬学総合研究科口腔病原微生物学分野の中根大介 日学術振興会特別研究員(現:学習院大学理学部助教)と中山浩次 教授らによるもの。詳細は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された。 滑走運動は、べん毛、線毛など、他の細菌が持つ既知の運動様式とは基的に異なっており、その運動メカニズムについてはこれまで良くわかっていなかった。 これまでの研究から、同運動にはバクテロイデーテス・フィラムに特有の遺伝子群が関わっていることが判明しており、約20遺伝子が同定され、複数のタンパク質が膜周辺に局在し、機能していることが知られているほか、これらの遺伝子群

    長崎大、細菌の環境表面を動く「滑走運動」の仕組みを解明
  • 海外FXボーナスおすすめ比較17選!日本人に人気のFX業者一覧を紹介【2024年1月徹底調査】

    海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)を徹底的に研究した上で、おすすめ比較ランキングにまとめてみました。日人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX業者で口座

  • ―磁性細菌の驚異的高速遊泳を可能にする水平連結六方7連べん毛モーター 仕組み解明!現代のハイテク技術も及ばない高性能モーター― — 大阪大学

    ホーム 最新情報 研究成果リリース 2012年 11月 ―磁性細菌の驚異的高速遊泳を可能にする水平連結六方7連べん毛モーター 仕組み解明!現代のハイテク技術も及ばない高性能モーター― リリース概要 大阪大学大学院生命機能研究科のJuanfan Ruan研究員、加藤貴之助教、難波啓一教授と、フランスCNRSのLong-Fei Wuらの共同研究グループは、電子線クライオトモグラフィー法※2により、驚異的な速度で高速遊泳する細菌が持つ7連のべん毛モーターの仕組みを解明しました。 研究の背景と内容 大腸菌などの細菌は、べん毛と呼ばれるらせん状の運動器官を数持ち、それを根元にあるべん毛モーターで回転させることで水中を自由に泳ぐことができます。べん毛モーターは直径45ナノメートル程度の極めて小さなモーターですが、大腸菌やサルモネラ菌の場合、約2万 rpmというF1マシンのエンジンに匹敵する速度で回転

    ―磁性細菌の驚異的高速遊泳を可能にする水平連結六方7連べん毛モーター 仕組み解明!現代のハイテク技術も及ばない高性能モーター― — 大阪大学
    zeroset
    zeroset 2012/12/05
    その7+24本の繊維の間に生じる協調状態の圧倒的回転空間はまさに歯車的分子モーターの小宇宙!
  • 小記事:衛生仮説は正しいか:科学ニュースの森

    2012年10月04日 小記事:衛生仮説は正しいか 現代人は昔の人々に比べてアレルギーや免疫疾患にかかりやすいことが知られている。その原因として、生活環境の過度の減菌によって、発達段階にある子供が十分な量の病原菌に触れなくなったことで、免疫系の発達が妨げられているという衛生仮説が唱えられている。 そこでこの度、家庭衛生に関する国際科学フォーラム(International Scientific Forum on Home Hygiene)のレポートで、衛生仮説が唱えられてから20年以上の様々な研究の精査から、免疫疾患の増加は過度の減菌が原因ではなく、触れる微生物の種類が変わってしまったことで起こっていると結論付けられた。 かつて感染症は人類の脅威であったが、殺菌方法の発達や抗生物質の発見により、微生物の組成は大きく変わった。しかし綺麗にみえる都市部であっても、実際には細菌、ウイルス、カビな

    zeroset
    zeroset 2012/10/05
    単純に細菌の数ではなく、細菌叢の変化が主因との話
  • 微生物が互いに電子をやり取りする未知の「電気共生」を発見

    ポイント 微生物は金属微粒子を「電線」にして電子を流し、お互いに助け合っている 導電性酸化鉄の添加で共生的代謝(酸化還元)が10倍以上促進することを発見 微生物燃料電池やバイオガスプロセスの高効率化に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、JST 戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「橋光エネルギー変換システムプロジェクト」(研究総括:橋 和仁)の加藤 創一郎 研究員(現 産業技術総合研究所 研究員)と渡邉 一哉 グループリーダー(現 東京薬科大学 教授)は、微生物が導電性金属粒子を通して細胞間に電気を流し、共生的エネルギー代謝を行うことを発見しました。 プロジェクトでは、クリーンエネルギー分野において期待される微生物燃料電池注1)の研究開発を行ってきました。微生物燃料電池はバイオマスから電気エネルギーを生産するプロセスとして、また省エネ型廃水処理プロセスとして有望であり、

  • 微生物もアルコールは夜に飲む - 京大の研究グループが確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    京都大学(京大)の研究グループは、土中や植物表面に住み、植物から放出されるアルコールの一種であるメタノールをべるC1微生物が夜にメタノールを飲んで生活していることを突き止めた。同成果は、同大の阪井康能 農学研究科/学際融合教育推進センター 生理化学研究ユニット教授、由里博也 農学研究科准教授、川口甲介 同教務補佐員らによるもので科学誌「PLoS One」(電子版)に掲載された。 エタノールは酒精と呼ばれるが、植物表層に大量に含まれるメタノールは木精(木のアルコール)と呼ばれ、植物の葉からは年間約1億tのメタノールが大気中に放出されている。こうしたメタノールをべる微生物としてC1微生物と呼ばれるものが知られており、このメタノールをべるという性質を利用したワクチンや医薬品など有用タンパク質の製造でも活用されている。しかし、植物葉上でのメタノール濃度や、C1微生物がどのようなライフスタイ