警察庁の有識者委員会が、電動キックボードなどの新モビリティや、無人自律走行ロボットなどの交通ルールについて指針を取りまとめました。現行の交通ルールに当てはめづらい新たなモビリティが普及した世の中の将来像が、ようやく見えてきました。 歩道を走れるモビリティと原付の「中間区分」新設へ 警察庁の有識者会議「多様な交通主体の交通ルール等の在り方に関する有識者検討会」は2021年4月15日(木)、電動キックボードなどの新モビリティや、無人走行ロボットなどの交通ルール案を取りまとめた中間報告書を公表しました。 検討会は今回、電動モビリティを大きさや最高速度に応じて次の3類型に分け、新たな交通ルールを検討するとしています。 拡大画像 電動キックボードなどの様々な電動モビリティ。日本電動モビリティ推進協会の会合にて(中島洋平撮影)。 ●歩道通行車(~6km/h程度) 電動車いす相当の大きさで、電動車いすや