埼玉県と熊谷市が、昨年2月に公費で実施した希少魚「ムサシトミヨ」の生息数調査の結果を非公表としていることが、毎日新聞の取材で分かった。同様の調査は5回目だが、非公表は初めて。県と市は取材に「推定生息数が前回調査を大きく下回り、混乱を招く」と非公表理由を説明しているが、調査関係者は「数が大きく減っていることは事実とみられるのだから、隠蔽(いんぺい)するのではなく、現状を世の中に伝えて保護活動に生かすべきだ」と批判している。 調査は1996年からほぼ5年おきに、熊谷市内の元荒川上流部の生息流域2キロで1~2月に実施。サンプル区間を選んですくい網で捕獲し、その数とすみかとなる水草の生育状況から生息数を推定する。「ムサシトミヨ保全推進協議会」を構成する県や市、市民団体「熊谷市ムサシトミヨをまもる会」などが調査を担い、従来は県と市が5月ごろに結果を公表してきた。
北九州市八幡東区のテーマパーク「スペースワールド」は27日、約5千匹の魚を氷漬けにしたスケートリンクの上を滑る企画を中止した。ネット上で「残酷」などと批判が集まり、来年5月まで続ける予定を変更した。魚を取り除く作業を行うため、当面の間、リンクの営業をとりやめる。 中止されたのは「フリージングポート~氷の水族館~」という企画。「海の上を滑っている感覚を味わってもらいたい」と今月12日から初めて開催された。リンクにサンマやイワシ、キビナゴなど約5千匹を埋め込みながら氷を張った。魚は死んだ状態で水揚げされたものを卸売市場の仲買人を通して購入。ジンベエザメやエイといった大型の魚は、写真を引き伸ばして埋め込んだという。 スペースワールドの公式サイトでは「5000匹の氷漬けにされた魚たちの上をスイスイと滑走」「前代未聞のアトラクションで日本初、いや世界初間違いなし!!」などと宣伝。公式フェイスブック(
北海道標津町にあるサケの孵化(ふか)場で約200匹のサケの腹が割かれ、卵が盗まれました。 20日午前7時半ごろ、標津町の「標津川ふ化場」で、いけすにいたサケ約200匹の腹が割かれ、卵が盗まれているのを従業員が見つけました。サケは近くの川に捨てられていて、盗まれた卵は合わせて約100キロに上るとみられています。 標津川ふ化場・下佳史副場長:「とても悔しい気持ちでいっぱい。入ってこられないように何かしなくては」 卵は孵化させて稚魚に育てて、来年、放流する予定でした。警察は19日午後5時から20日にかけての犯行とみて捜査しています。
ブラックバスの再放流禁止 県内水面漁場管理委が決定 2016年11月16日 07:20 PR 県内の河川などで在来種の魚への食害が問題となっているブラックバス(コクチバスなど)について、県内水面漁場管理委員会(国方敬司会長)は15日、釣った後にその場で放流する「キャッチ・アンド・リリース」(再放流)を禁止する委員会指示を決定した。 県内の各内水面漁協が管理する水域に限った指示で、来年6月からの適用。ただ、釣った後の処理のわずらわしさや、対象区域外では再放流が規制されないことなどから、実効性には不透明さを残している。 同委員会では昨年12月にブラックバスによる食害への対策の必要性が指摘され、県は県内全域で再放流を規制する方向で対応策を練ってきた。ただブラックバスは釣り愛好者が多く、委員会は今年7月以降、釣り団体や釣具店などから意見を聴取。「再放流禁止はバス釣りができなくなることに等しい」
オーストラリアで20年ほど前、誰かがペットの金魚を何匹か小川に捨てた。金魚は成長して川を下り、あちこちに卵を産みつけた。さほど時を置かずして、川は金魚でいっぱいになった。 マードック大学(本部は西オーストラリア州パース)の研究チームは、オーストラリア西南部のバス川に野生化した金魚が侵入した背景を、そう推測する。研究者たちは2003年以来、野生化した金魚を追跡し、捕まえて凍死させたり実験室で分析したりするなど、何とか制御しようとしてきた。だが、そうした取り組みにもかかわらず、バス川で繁殖している金魚は体長16インチ(約40センチ)、重さ4ポンド(約1.8キロ)を超し、2リットル入りのペットボトルほどのサイズにまで巨大化している。 野生化した金魚は世界でもっともやっかいな繁殖型水生生物の一つに数えられ、ここ数年間ではアメリカのネバダ州、コロラド州、カナダのアルバータ州などで激増ぶりが報告されて
天皇陛下が平成22年の誕生日にあたっての記者会見でふれられた「クニマス」の再発見に携わった東京海洋大学の客員准教授のさかなクンは「同じ魚類の研究者としてご縁がありましたが、長年にわたって国民とともに歩んでこられた天皇陛下のお気持ちを強く感じました」と話しました。そのうえで、「ご高齢になられても、科学の研究は生涯現役で取り組むことができます。できることならば魚の研究に取り組む時間を増やしていただけたらなによりだと思います」と話しました。
ハフィントンポストの 日本のスーパーで売られているチリ産の鮭を地元の人が食べない理由 | 菊池木乃実 では、サケの餌、殺虫剤、抗生物質による汚染の点からチリで養殖されたサケを地元民は食べないと書かれています。 これに対して、水産商社を名乗る人が チリでサーモンは大人気の高級魚!サーモン記事のここがデマだ! - サーモンガレッジ! において、サケが養殖しやすい魚であることから反論しています。両者は微妙にかみ合っていないように感じられます。 ハフィントンポストは伝聞や地元民を使って自分の意見を書いている点が信用に値しないなと。一方で、水産商社の方も地元の養殖業者の声という点で信用度はどっちもどっちかなと。 パタゴニアの人がサーモンを食べない理由は、環境汚染云々よりも地域的なものや価格的なものじゃないかなと。アルゼンチンとの国境近いパタゴニアとサケの養殖が行われているチリの西海岸では食文化も魚介
2016 - 05 - 29 チリでサーモンは大人気の高級魚!サーモン記事のここがデマだ! list Tweet Share on Tumblr オラ! ジョージ・ホルヘです。 以前書いた 「養殖サーモンのデマ・真実」 記事のアクセスが急増してると思ったら、下のサーモン記事に疑問を持たれた方が見にられてたんですね。それはともかくブログを見ていただきありがとうございます。 www.huffingtonpost.jp サーモンが人気になったからこそ、こういったデマ記事でも注目されているのですが、今回は大手ウェブメディア発ですしこの記事を見て不安に思われた方も多いと思うので、間違っている箇所にはしっかり口を挟んでいきましょう!(ちなみに私は別にサーモン業界の回し者でもないので悪いところは悪いと言いますよ) ということで日本サーモン界のためにもチリサーモンの真実を答えましょう!! はじめにブログタ
ウグイの産卵習性を利用した全国でも珍しい養殖技術を県水産試験場佐久支場(佐久市)が開発、25日に公開した。ウグイは県内ではから揚げや田楽にして食べられるが、天然ウグイの漁獲は減る傾向という。 ウグイは川底に小石や砂利が堆積(たいせき)し、きれいな水が流れる場所に産卵する。千曲川では、人工的に川底に砂利を入れて産卵床をつくり、集まってきた魚を捕まえる「つけ場漁」が盛ん。5月から6月にかけた産卵期には、佐久漁協管内だけで約30カ所のつけ場ができるという。 佐久支場では、これまで主に漁業者が採取した卵を孵化(ふか)させ、養殖してきたが、ウグイは減少傾向にあり、安定的に卵を確保することが難しくなっていた。このため、同支場は4年前から新たな養殖技術の開発に取り組んできた。 通常の養殖池で飼っている親魚… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事で
北海道とアイヌ文化と狩猟、いろいろなエッセンスが詰まった「ゴールデンカムイ」、人気ですね。僕にとっても興味のある分野を取り上げた漫画で、面白く読んでいました。ただ、自然の描写……特にカジカについて個人的に非常に気になる点があったので、メモ程度に書き残しておこうと思います。 ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 野田サトル出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/02/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 作者:野田さんへのインタビュー記事 konomanga.jp 「ゴールデンカムイ」でのエゾハナカジカ描写 僕が引っかかってしまったのは、ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)第13話「憑き神」で、「エゾハナカジカのキナオハウ(野菜がたくさん入った汁物)」を作る場面での描写でした。ここでは、カジ
Q:質問、A:回答【外来魚の定義】 Q:なぜブラックバスだけを悪者にするのですか?ライギョやニジマスだって魚食性の外来魚だと思うのですが? A:本県ではライギョやニジマスが大繁殖して在来魚が激減した事例はありません。ところが、バスは至る所で繁殖し、食害により伊豆沼などでは在来魚の漁獲量が激減しています。そのため、バスを駆除しております。 【生息域拡大原因】 Q:バスは内水面漁業協同組合が実施しているアユやへらぶな等の放流に混入して拡散したのではないですか? A:アユやへらぶな等の放流に混入して拡散した可能性は否定できませんが、漁協がアユ等を放流していない閉鎖性の強い溜池までバスが拡散していることから、漁業関係以外の人が密かに放流したものと考えております。 【在来魚の減少】 Q:在来魚の減少はバスによる食害ではなくて、生息環境の悪化が原因ではないのですか? A:環境悪化も原因の1つであること
コクチバスが広く生息、生態系に影 最上川、本紙記者釣果「1時間で5匹」 2015年11月04日 09:11 本紙記者が釣ったコクチバス。体長は約10~40センチで、幼魚から成魚まで幅広く生息していることが分かる ブラックバスの一種で、アユなどの在来魚への影響が懸念されている特定外来生物「コクチバス」が、最上川で繁殖を広げている。一時期のブラックバスブームの影響で農業用ため池や沼で釣りを楽しんでいた一部の愛好家が、スポーツとして釣りを楽しむために河川に放流したとみられる。全国各地で被害が確認され、本県でも最上川の豊かな生態系が崩れるかもしれないと、漁協関係者や愛好家の一部が危機感を募らせている。 コクチバスは肉食性が強く、繁殖力も旺盛。湖や沼に生息するオオクチバスと異なり、冷水や流水にも適応できるのが特徴だ。福島県の檜原湖ではイワナやヤマメの食害が確認されているほか、各地で意図的な密放流が
ピンクのサーモン(ノルウェー産)は超危険な有害養殖魚! この写真を見てどちらがサーモンか分かりますか? これ、どちらもサーモンなんです。右のマグロのような赤身が天然のサーモン、左の鮮やかピンク色で油がたっぷり含まれているのが養殖のサーモンです。 我々がサーモンと言われてすぐイメージするのが、回転すし、スーパーなどで目にするピンクサーモンですよね。もはや食卓に天然の魚が並ぶことが珍しい世の中となってきてしまいましたが、この養殖サーモンは危険な魚として知っておいたほうが良さそうです。特に日本に輸入されているノルウェー産はかなりいわくつき養殖魚のようです。 サーモン養殖魚が食卓に届くまで 非常に恐ろしい養殖サーモンの実態を紹介しているサイト「What’s in farmed salmon」に衝撃のサーモン養殖が食卓につくまでを解説してます。 (要約するとこんな流れです) 1.サーモン養殖魚は麻酔
リニューアルのお知らせ 平素より、BITEをご覧いただき、誠にありがとうございます。 BITEは2017年3月31日(金)をもって、favclipからテレ朝動画へ移行いたしました。 それに伴いまして、BITEのサイトに掲載しております番組は 2017年3月31日(金)を持ってBITEサイトでの閲覧ができなくなりました。 引き続き、BITEの番組は下記で公開しております。 テレ朝動画 「BITE」 http://www.tv-asahi.co.jp/douga/g/bite 本期間以降にfavclipのBITEサイトにアクセスいたいただいた場合、 テレ朝動画のBITEサイトへ遷移いたします。 ご迷惑おかけいたしますが、引き続きBITEを何卒よろしくお願いします。 2017年3月31日(金) BITE編集部
7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がなぜ蒲焼きの調査をしようと思ったのか。続ける理由とは。丑の日を前に話を聞いた。
twitterには色々な専門家がいて、それぞれに、難しそうな面白そうなご専門分野をお持ちです。 プロフィールからその内容を想像するのは楽しいことですが、@YYOIさんの「ヤツメウナギのメンエキ」はナゾの大きいもののひとつでした。
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