イタリアの誇るシンフォニック・デス・メタルの絶対君主、フレッシュゴッド・アポカリプスが4作目となるフル・アルバム『キング』を発表した。 ◆フレッシュゴッド・アポカリプス画像 エクストリームなメタルと重厚なオーケストラが織り成す世界観は、本国のみならずヨーロッパやアメリカ、そして日本でも数多くの信奉者を生んできたが、このコンセプト・アルバムによって、彼らの王政はさらに強固なものになることが運命づけられている。バンドのフロントマンであるヴォーカリスト/ギタリスト、トマス・リカルディは、本作の“王”が誇りと尊厳の象徴だと語る。肉体(フレッシュ)と神(ゴッド)が交錯して生み出す黙示録(アポカリプス)について、彼に訊いてみよう。 ──フレッシュゴッド・アポカリプスの軌跡において、『キング』はどのような位置を占める作品でしょうか? トマス・リカルディ:『キング』はフレッシュゴッド・アポカリプスがやって