シンガポールの設計メーカーFusion Garageは、同社製タブレットデバイス「JooJoo」の工場出荷を開始したと発表した。米国でJooJooを事前予約したユーザーは、29日までに端末を入手できる予定という。当初、2009年12月に発表されて「2カ月以内の出荷開始」を約束していたデバイスは提供予定が遅延し、最終的にiPad発売日の4月3日直前にギリギリ滑り込み提供開始という状態になった。 「JooJoo」 タブレット型のデバイスは大手メーカーを含む台湾ベンダーなど各社から発表されているが、JooJooの特徴の1つは、米国ITブロガーによる「200ドル以内のタブレット製品」開発を目指したプロジェクトに起因する点だ。発起人Michael Arrington氏は、ブログメディアとして著名なTechCrunchのエディター兼創業者であり、前述のFusion Garageと共同で「CrunchP