Web開発の現場をはじめとして、Dockerが使われる機会が増えています。手軽に使えるDockerのテスト環境・開発環境を調達したい、と考えている方は多いでしょう。 Windowsでは「WSL2」の登場により、Docker環境を簡単に確保できるようになりました。この記事では、WSL2とは何かといった概要と、Windows+WSL2でDocker環境を用意する方法について紹介します。 WSLとは WSL(Windows Subsystem for Linux)は、Windows10・11に搭載されているLinuxの実行環境です。WSLを使うことによって、Windows上でLinuxを利用できるようになります。Linuxの開発環境・学習環境を構築するために、別のPCを用意する必要はありません。これまで通りWindowsを使いながら、1つのアプリのようにLinux環境を操作可能です。 またWin
MNTSQ(モンテスキュー)株式会社 ソフトウェアエンジニアの沼井です。 普段はRailsでのバックエンド開発をしつつ、Elasticsearchによる全文検索処理やインデクシングまわりの開発にも取り組んでいます。 私は現在、 Thinkpad X1 Carbon (2021年版)にUbuntu 20.04をインストールして開発を行なっています。MNTSQ社以前の経験も含めると、業務でのUbuntu使用経験は3年以上あります。 テック系スタートアップの、とりわけWebサービス・スマホアプリの開発シーンでは、macOSユーザーが99%(※個人の感想です)ということもあり、macOS以外の環境を(使いたくても)使うことが難しいと思っている人も多いと思います。 本記事では、業務でのUbuntu利用の実情・課題・メリットなどを共有したいと思います。 TL; DR テック系スタートアップにおけるソフ
はじめに 自宅のサーバーでは家族用の下記のようなサービスを動かしています. 天気に応じた自動水やり 明るさ連動の電動シャッター自動開閉 天気予報および各種センサーの電子ペーパ表示 水槽モニタリング エアコン室外機自動冷却 これらの環境を Ubuntu 22.04 LTS に置き換えていっているときに,また 2 年後も似たような作業が発生することに思い当たり,思い切って Kubrenetes を使ったコンテナベースの環境に移行することを決断しました. コンテナであれば,OS の更新に合わせて各種サービスのコードを修正する必要もなくなり,負担が減ることが期待できます. 事前に知っておいた方が良いこと Kubernetes について調べ始めると,新しい用語や概念が沢山出てきてちょっと混乱するのですが,その情報の波を乗り越えるに当たって役に立った内容を紹介します. Youtube 解説動画 Kub
Ubuntu 22.04 LTS、長期サポート版公開 Canonicalから長期サポートバージョンとなる「Ubuntu 22.04 LTS」が公開された。2027年4月までの5年間無償で基本的なセキュリティアップデートおよびメンテナンスアップデートが提供される。さらに長期のサポートが必要であれば、有償のエクステンデッドセキュリティメンテナンスを購入することで、さらに5年間のサポートを得ることができる。最大で10年間のサポートが可能だ(参考「Ubuntu 22.04 LTS、長期サポート版公開 | TECH+」)。 Canonicalは2年おきに長期サポートバージョン(LTS: Long Term Support)版を公開している。無償の利用でもアップデートの提供期間が5年間と長く、さらに次の長期サポートバージョンが出るまで2年間の期間があることから、比較的長期にわたって新しい安定版として使
こんにちは、カナダに来て1年弱ですが、いまだに"how are you?"にアイムファインセンキューと返してしまう全然英語が上達してない聖賢です。 インフラエンジニアならみんな大好きtopコマンド、おそらくビヨンドの中ではサーバ運用の中で最初に覚えるコマンドじゃないでしょうか。 実は結構奥が深いコマンドでいろんなことができるので、これまでドヤ顔で「こんなこともできるんやで」と上司の威厳、、、もとい先輩としての経験を後進に伝えていたのですが私も最近になって初めて知った超便利な使い方を紹介したいと思います。 ちょっと長いですがお付き合いください。 普通にtopコマンドを実行すると以下のような画面が表示されます 結構これだけでもサーバ運用には重要な情報が詰まっているのですが、topコマンドの見方などは他でも色々と紹介されていると思うので今回は割愛します 今回はこのtopコマンドの表示を最終的にこ
「コンテナーがいっぱい」と聞くと、なんだか港の風景を思い出してしまうが、Windowsにもコンテナーが複数ある。コンテナーとは、アプリケーションの独立した実行環境とそこで動作するソフトウェアや設定などをファイル化して実行させるもの。あらかじめコンテナーを作っておけば、あとはそれを組み合わせてシステムを構築できるわけだ。 仮想マシン環境に似ているが、コンテナー自体にはOSは含まれないし、必ずしも仮想マシン支援機能を前提としているためでもない。そもそもコンテナーが普及した1つの理由は、仮想マシンにつきもののオーバーヘッドや長い起動時間、大量のメモリー消費といった問題がないため。コンテナーは、特定のハードウェアに縛られることなく実行でき、システムを複数のコンテナーで構築することも可能であり、このとき仮想マシンに比べて実行オーバーヘッドの低いコンテナーは魅力的だったのだ Windows 10Xには
完成品 まずは完成したクラスターをご紹介します。 関連記事 2020/02/25 追記 ラズパイk8s用の監視システム(Node Exporter + Prometheus + InfluxDB + Grafana) Raspberry Pi上のDockerで動くイメージのCIでのビルド方法 モチベーション つい先日会社のサポート制度である「テックサポート制度」の対象にRaspberry Piが追加されているのを発見しました。 これは使わない手はないなと思い最上位モデルの4GBを3台購入し、長年の悲願であったKubernetes Cluster on Raspberry Piを構築することができました。 ちなみに、テックサポート制度に関しては会社の 開発者ブログ に詳しく書かれています。 (宣伝ノルマ達成) これがやりたかっただけ コンセプト ラズパイk8sクラスターなんて先人達が幾度とな
10月末に発表されたIBMがRed Hatを買収した件は話題になりました。この件でいろいろ調べていたら、こんな記事が目に止りました。 25歳になったRed HatはLinuxの先を見つめる(TechCrunch Japan) この中にこんな一節があります。 LinuxがMicrosoftのデスクトップ支配に敢然と立ち向かうかのように見えた90年代半ばの熱狂とは異なっているものの 確かに、昔はLinuxは“デスクトップWindows”に闘いを挑んでいたのですよね。今でももちろん“デスクトップLinux”はありますが、主流はサーバ向けで、Red Hatの成功もそこから来ています。 私は今の会社を立ち上げる直前、Red Hat Japanに在籍していました。12~3年前です。当時はLinux(というかオープンソース)はMicrosoftと全面戦争状態にあり、Red Hat社員のPCはほぼ全てデス
最近勉強を始めたコンテナ技術に関する基礎的な知識をまとめました。 [訂正と注釈] p.27-30: 「Deployment」内の「Version: 1」 => 「Version: 2」 p.37: 「終了コードをから」 => 「終了コードから」 p.39: 「HTTPSが利用できない」=> AWS上では、SSL終端するLBがサポートされています。https://kubernetes.io/docs/concepts/services-networking/service/#ssl-support-on-aws p.40: 「ユーザがingress controllerをmaster上にセットアップする必要」 => master上にセットアップしなければならないという制約はありません。例えばGCEのingress controller(GLBC)はPodとして動作します。https://gi
娘がWindowsデビューしてそこそこの日数が経った 構成はHDDへHOME以下をバックアップした後にUbuntuを削除、Windowsをクリーンインストールさせた 当然UbuntuとWindowsの共存も考えたが、共存状態だと使い慣れたUbuntuへ逃げる可能性があったので、少々可哀想だったがUbuntuは削除した 良い機会だったので隣で図解をまじえて教えながら娘自身にインストール作業をさせた 「えっじゃあ他のプライマリパーティションにUbuntuも一緒にインストールできるってこと?」 「その認識で間違いないけど今回はWindowsの練習のためにしない」 Windowsを起動してデスクトップを表示し、娘がまずやったことはWindowsキー(Superキー)を押下だった 「その辺は学校でやってるから判るだろ?」 「判るけど学校のパソコンには無いパネルがかなりある」 「学生は遊ぶだろうしね余
B! 109 0 0 0 ちょっと前にWindowsがBashをサポートする と言う発表をして、今年の夏頃からサポートしたバージョンがWindows 10のアップデートで配布される 予定です。 現時点でも Windows Insider Program に参加することで現在進んでいるプロジェクトを先取りして使うことが出来、 その中にこのBashのサポートも既に含まれているので ちょっと使ってみました。 途中、インストールで躓いたところとかもあったのでその辺もメモしておきます。 Windows 10 Anniversary Update Run native Bash on Ubuntu on Windows Windows Insider Programへの参加 Insider Previewの入手、インストール Windowsのバージョンの確認 デスクトップに表示が出る? 開発者向け機能
Linuxを扱うシステム管理者が知っておくべき運用管理の基礎知識の学習に最適な教科書 LPI-Japanは、Linux/OSS技術者教育に利用していただくことを目的とした教材「Linuxシステム管理標準教科書」を開発し、無償にて公開しています。 本教材は、多くの教育機関や学習者に活用されている「Linux標準教科書」「Linuxサーバー構築標準教科書」の続編として開発されました。Linuxシステムの普及拡大とともに、「運用管理に関わる基礎知識」が必要とされています。本教材は、Linuxを扱うシステム管理者が知っておきたい運用管理の基本を、実習を交えて理解することを目的としています。 LinuCレベル1・LinuCレベル2の内容の学習にも役立つ内容となっています。 本教材は試験対策教材ではありません LinuCの試験対策には市販の教材(レベル1向け・レベル2向け・レベル3向け)をご利用くださ
住所はバレる秘密のハッキング技をここに来た人だけに伝授しようと思う。 IPアドレスから住所はわからないというのは嘘だ!! 我々ハッカーは簡単にやってしまう。 県とか市までしかわからないとか、そういうのはタダ自分がやり方を知らないで嘘の情報を流しているだけ。 本当は住所は登録されているんだ。 それを参照するには高度な技術がいるけれど、いまは簡単にできる技がある。 使うOSWindows?まさかそんな初心者用のは使わない。 ハッカー御用達の秘密OS Linuxだ。 Linuxにも種類があるけれど、まあなんだLinuxだ。 使うソフト黒い画面のやつ。 Windowsだとプロンプト?っていうの? 僕ら裏の人間は『端末』って呼んでいるんだ。 コマンドを打つ高度に洗練されたハッカーは文字を書くだけで、電脳世界を自由に動かせることができる。 映画みたいにパチパチパチーと沢山打たない。 クールじゃないよね
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