陸の民ノアたちは、神の怒りによる洪水=災難でもって、船に乗り水上生活を余儀なくされ(ちゃんと家畜も積んでいた)、そして陸地を目指さなくてはならなかった。 1:がんばらないぶんめい、水の民アジアのウォーターフロントの連中は、最初から洪水の上に住まっている。4~5mもある水深の「畑」で、作物(米)まで作っている。船にのって、収穫する。 ある村では、どの家にも周りに20mの高い4本の柱が立っている。それらは家のどの部分も(床、屋根)支えていない。どの家も、実は床はいかだの上につくられている。柱は、水に浮かんだ住宅を綱でつなぐためのものだ。ひとたび洪水になれば、全コミュニティは、家や商店、集会所、そして犬小屋までも、住民の意思とは関係なく、自動的に浮かび上がる。 それで連中は、ポスト温暖化=ポスト・ノア洪水を(要するに「文明」の終わりを)生きている。地面が水没したり、また現れたりすることは、人類史
新版 弁護士業務にまつわる税法の落とし穴 作者: 大阪弁護士会友新会出版社/メーカー: 大阪弁護士協同組合発売日: 2007/02メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 115回この商品を含むブログ (4件) を見る1.最強の税法入門 税法を学ぶ際、金子「租税法」等の分厚い基本書から読み始める人も少なくないだろう。このような基本書は体系に従って網羅的に学習するのには適しているかもしれないが、記述が一般に単調で、眠気を催すという問題点がある。 本書は民法を一応学んだ人にとっての最強の税法入門であるゆえんは、「民法という視点しか知らない」*1弁護士を対象に、租税法という視点を入れると事件はこんなにまで変わって見えるんだということを多くのインパクトのある実例をもとに伝えてくれていることにある。 例えば、こんな事例が出てくる。 依頼者が土地の所有権移転登記請求の訴訟を提起しましたが、過去の売
野口浩『いちばんわかる税法の本』TAC出版 所得税、法人税、消費税、相続税についての大まかな説明を分かりやすくしている。三木義一先生の「よくわかる税法入門」ほどチャラチャラしておらず、各税目ごとに説明されている。 著者は税理士であるが、時々、税理士の立場から複雑な税制やそれをなかなか理解してくれない経営者に対する愚痴があったりして面白い。税理士としての経験談も多いから、税理士がどんな仕事をしているのか参考にすることもできるだろう。 一般人は、税法はサラリーマンに厳しい、消費税はお店で商品を買った消費者が納税するものだ、相続税は自分が相続した財産にかかる、と思っていることがしばしばあるが、それが実は誤解だということもこの本を読めば分かりやすく説明してくれる。
現代法哲学講義 井上達夫 編 遂に刊行!! \3,200(本体税別) 目 次 まえがき…井上達夫 テーマ1 法の支配と法的思考…高橋文彦 テーマ2 人格概念の法思想史的淵源とその変容…桜井徹 テーマ3 法と道徳…横濱竜也 テーマ4 国際法秩序の再編…郭 舜 テーマ5 正義は国境を越えうるか…井上達夫 テーマ6 市場社会と法…山田八千子 テーマ7 社会保障法制度の再構築…浅野有紀 テーマ8 景観紛争における公共性…鳥澤円 テーマ9 租税の正義…藤岡大助 テーマ10 移民政策を規律する理念は存在するか…石山文彦 テーマ11 家族の法からホームの権利へ…池田弘乃 テーマ12 教育をめぐる自由と平等…那須耕介 テーマ13 犯罪と刑罰…関良徳 テーマ14 生命倫理と法…奥田純一郎 【 目次 詳細 】 まえがき………………………………………………………………………………井上達夫…… ――
高額所得者に限定した配偶者控除の検討が始まる。 11月2日、「高額所得者の配偶者控除は議論の俎上に載っている」という細川律夫厚生労働相の会見のニュースがいろいろな方面で報道されました。 このニュースは「貧乏でも安心。女性でも安心。」を実現するために大きな意味を持っています。 配偶者控除は高所得層だけ廃止 検討開始と厚労相 細川律夫厚生労働相は2日の記者会見で、子ども手当上積みの財源について「高額所得者の配偶者控除は議論の俎上に載っている」と述べ、高所得世帯に限定した配偶者控除の廃止の検討を始めたことを明らかにした。 民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)では、子ども手当の財源を捻出するため配偶者控除の廃止を検討対象とすることが盛り込まれている。一方、内閣府は9月、子ども手当が現行の月額1万3千円のまま配偶者控除が廃止されれば、専業主婦世帯の半数以上で負担増になるとの試算を公表した。 こうし
民主党は年収2000万円以上に対して給与所得控除を無くすことによって、高額所得者に対する狙い撃ち増税を検討しているようである。サラリーマンは自営業者や個人事業主と違い経費を自分で計算して申告することは認められていないが、そのかわり所得に対して一律に何%かはみなし経費として控除される。控除の割合は年収が増えるほど下がるが、年収1000万円以上で定率の5%になる。つまり高額所得者は年収の5%は経費として認められ、その分は所得税を払わないくてもよいのである。逆にいえば高給サラリーマンはたった5%しか経費が認められていないのである。会社でいえば営業利益率95%を「強制」されいてるのだ。民主党はそれさえも廃止しようとしているのだ。 参考 政府税調、給与所得控除の上限検討 2000万円超を軸に課税強化、産経 財務省もいっているように、年収2000万円超の人は給与所得者の0.4%しかおらず、もし仮にこの
よくわかる税法入門 第4版―税理士・春香のゼミナール (有斐閣選書) 作者: 三木義一出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/03/31メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 147回この商品を含むブログ (8件) を見る ゴールデンウィークに税法を勉強したくなった。金子宏先生の「租税法」をちょっと読んでみたが、30分で挫折した*1。 そこで、税法の知識0の元法学部生が税法に入門する上で最適な本を、池袋のジュンク堂で捜索した*2。 1.名前に偽りなしー「よくわかる税法入門」 立命館の三木義一教授の「よくわかる税法入門」は、税法の入門書の中では一番わかりやすい。 税法ゼミの学生の市木君と仁木さんに、税理士の春香先生が質問をするという対話形式で税法の「基本」がわかる。 対話の後、「まとめ」として、ゼミの先生(三木先生)の解説が入る。 市木君と仁木さんのレベルが、「普通の法学部生」なの
■編集元:ニュース速報板より「ベーシックインカム、関心の高まり ベーシック・インカムを特集する書籍多数」 1 ボジョレー(東京都) :2010/12/30(木) 00:48:10.03 ID:1t/Wlsi00 ?PLT(18000) ポイント特典 ベーシックインカム、関心の高まり 近年、ベーシックインカムに対する関心が高まっている。タイトルないし、サブタイトルに「ベーシックインカム」と 冠する書籍はネットの書店で検索すると十冊を超えるし、思想を扱う雑誌もしばしばベーシックインカムを特集する。 ベーシックインカムとは、国民の全てに無条件で一定額の現金を給付する制度だ。困窮者への 生活保護、高齢者への年金、失業者への失業保険といった、受給のために詳細な条件や手続きがある 社会保障制度ではない。 仮に、一人に月額5万円のベーシックインカムを給付するとすればどうなるか。 4人家
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