ライフスタイルが多様化して家計管理の方法も変化していて、スマホなどで「家計簿アプリ」を活用する人が増えている。最近は、家計の元になるお財布がいくつあっても世帯の資産状況を一目で把握できる機能を備えるという。さらには、入出金と残高の管理だけでなく、将来にわたるキャッシュフローも把握できるようになりつつある。ITと金融サービスの融合を意味する「FinTech(フィンテック)」が注目されるなか、家計簿アプリも急速に進化し、家計の「見える化」が進んでいるのだ。 日々の入出金がスマホ上に「見える」 春からの新年度を目前に控えた今は、新生活やゴールデンウイークという、何かと入り用の多い季節も目前。家計管理もしっかり始めるタイミングではないだろうか。そこで、家計簿アプリの代名詞的存在、約350万人が利用する自動家計簿・資産管理サービス・アプリ「マネーフォワード」を運営するマネーフォワード社を訪ねた。 ま