世界では今、インプットされたデータから文章や画像などを自動で作り出す「生成AI」の技術が急速に進化しています。こうした中、中国では「生成AI」を使って亡くなった人を「復活」させるビジネスが登場し、論争を…
山の斜面の崖の上にあり、しめ縄がかけられているゴトゴト石。従来は人が押せば揺れていたが、今は隣の岩に接したまま動かない=2024年3月3日、高知市土佐山桑尾、蜷川大介撮影 高知市の山中にあり、崖っぷちでゴトゴト揺れるのに決して落ちないことから「受験生の聖地」と呼ばれた巨石を動かなくしたとして、関東の大学生6人が今年に入り、高知簡裁から器物損壊罪で罰金刑をうけた。 【写真】ゴトゴト石の近くには大学生らが残していったジャッキや軍手が残されていた 器物損壊罪の罰金は30万円が上限で告訴が必要だが、石を大切にしてきた住民らが署名を集めるなどして、刑事告訴につなげた。 関係者によると、石は重さ6トンと推定され、地元では「ゴトゴト石」と呼ばれてきた。 大学生は男5人、女1人で、「絶対に落ちない石を、俺たちで落としてやろう」と2022年11月26日朝にレンタカーで東京を出発した。 26日夜に現地に着いて
文化庁は、生成AI(人工知能)の開発や利用に伴う著作権侵害事例の収集に乗り出した。相談窓口などを通して被害実例を把握し、対策を検討する材料にすることで、時間をかけて創作した作品と似た文章やイラストがAIで大量に生成されることなどへの懸念を訴えるクリエイターらの不安解消につなげる狙いだ。 【図解】一目でわかる…文化庁が行う 「侵害事例」収集のイメージ 事例収集は主に、文化庁が昨秋設けた「文化芸術活動に関する法律相談窓口」のウェブサイトを通じて行う。今年2月末、サイトの受け付け画面に、相談内容の選択肢として「AIと著作権について」の項目を追加した。 同窓口は、クリエイターらから、仕事の契約や報酬などに関する相談を受け付け、文化庁が委託した弁護士が無料で対応している。著作権侵害や、侵害の疑いの相談も受けることで、AIと著作権をめぐって具体的にどんな問題が生じているか把握する。
匿名掲示板「 2ちゃんねる」開設者の西村博之(ひろゆき)さんに似せた「ひまゆき」として群馬県の山本一太知事が出演する動画が、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で公開されている。ひろゆきさんの「X(旧ツイッター)」アカウントも反応し、注目が集まっている。 県の政策や事業を、若い世代を含めた多くの県民に知ってもらうための企画。「群馬モデルの発信の意味は?」「ワイズスペンディングとは何のことですか?」などの質問に答える形で短編動画を10本(10日午前現在)投稿している。 山本知事はひろゆきさんの髪形や服装、しゃべり方、配信する際のカメラアングル、ビールといった小道具など細部にこだわって似せている。 ひろゆきさんは山本知事の短編動画を引用し、「どうコメントして良いやら、、、練習とか撮り直しをしてるのかと思うと、、、」と投稿した。 7日の定例会見で投稿の意図などを問われると、山本知事は
2月22日は「にん・にん・にん」の語呂合わせから「忍者の日」とされています。 これにあわせて、忍者の里として知られる滋賀県甲賀市では、市役所の職員が忍者姿で業務にあたっています。 甲賀市は隣接する三重県伊賀市などとともに、「にん・にん・にん」と読める2月22日を「忍者の日」として観光PRなどに取り組んでいます。 22日朝は甲賀市役所で、職員が「にん・にん・にん」と唱えたあと、赤や黄色のカラフルな生地に「甲賀流(こうかりゅう)」と書かれた忍び装束などに着替えて業務にあたっていました。 また、市役所1階の受付では「くノ一(くのいち)」姿の女性職員が訪れた市民に対応していたほか、「忍者の日」と書かれたのぼりが市役所の建物のいたるところに立てられていました。 甲賀市産業経済部の三日月利安 次長は「忍び装束は軽いので仕事もはかどります。『忍者の日』をきっかけに多くの人に甲賀市を訪れてもらえるようPR
野生の蚕「野蚕」を死なせずに糸をとる方法を考えた岡谷市の小学生が、全国規模の科学コンクールで最高賞を受賞しました。 岡谷市の長地小学校4年の八並伸之介さんは、「全国児童才能開発コンテスト」の科学部門・高学年の部で、最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞しました。 岡谷市でも盛んだった製糸業では、繭を煮てから糸をとるのが一般的ですが、八並さんは5歳のころから「野蚕」を育てるなかで、死なせることなく糸をとる方法を考えるようになりました。 去年は8種類の「野蚕」の飼育に取り組み、このうち「ウスタビガ」の繭は、上部に穴が空いていることを発見しました。 そこで八並さんは、穴から幼虫を取り出したうえで薬品を加えた水で繭を煮て、2メートルほどの糸をとることに成功しました。 別の場所で育てた幼虫も無事、成虫に育ったということです。 さらに八並さんは、ウスタビガの繭が黄緑色の外側と紫色の内側の2層構造になってい
今、中国などでは「春節」の大型連休真っ只中。 日本を訪れる中国人観光客を取材すると意外な目的地が見えてきました。 ■「流氷ツアー」「早咲きの桜」中国人観光客に異変 きょう11日、静岡県河津町。間もなく満開を迎える河津桜を見に多くの人が訪れていました。 桜をスマホで撮影しているのは中国・広州から来日したという3人家族。土産物にも興味津々… (中国・広州から来た家族)「私が好きなおやつなんです。日本のおやつが大好きなんですよ」 でも一体なぜ、ここに来たのか聞いてみると… (中国・広州から来た家族)「(SNSで見て)わたしが思った景色と全く同じでした。(ここは)人気だけど混みすぎてなくていい中国の景勝地は大変混んでいるからね」 10日から始まった中国の旧正月・春節。延べ90億人が移動すると言われていますが、日本に来る中国人観光客は…コロナ前には戻っていません。上海から来たこちらの男性に聞いてみる
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このサーバーは、2016年の宇宙航空研究開発機構(JAXA)など国内約200機関の機密情報を狙ったサイバー攻撃で使われた。攻撃では日本の複数のサーバーが使われ、その一つが王容疑者のものだった。日本のサーバーを経由することで、検知システムに不正アクセスと認識されにくくするためだったとみられる。 ▽架空企業、偽名でソフト購入を狙う 王容疑者は16年春に大学を卒業。就職先として日本国内の会社に内定を得たが、「健康上の理由」から入社を辞退し、帰国した。 帰国後も「軍人の妻」である女性との関係は続いていたとみられる。16年11月、女性からの指示を受け、あるセキュリティーソフトを東京都内の販売会社から購入しようとした疑いがある。警視庁公安部が今回、逮捕状を取ったのもこの容疑だ。 ソフトは日本企業に販売が限られている。このため王容疑者は、架空の企業名や偽名を使って購入を申し込んだ。しかし、販売会社は登記
2013年12月8日、百万人規模の人が反政府・親EUのデモを行ったマイダン広場(写真:ロイター/アフロ) お待たせいたしました。「1」の続きです。 今回は、親露派政権を追い出してウクライナで政権を握った、親西側で民主派と呼ばれるマイダン政権の批判です。 首都キエフにある広場(マイダン)に、大規模な反政府・反腐敗・反ロシア・親EUの人々が集まってデモが起きたので、彼らのことや政権を「マイダン」と呼ぶようになりました。 ちなみに、広場の塔のデザイン(上)と、パリのバスティーユ広場にあるもの(下)は、とても似ています。 パリのバスティーユ広場。最近は専用レーンを自転車が暴走族のように飛ばしている光景が普通になった。Wikipediaより 以下にまず、筆者の「開戦日に思ったこと」が続くので、関心がない人は飛ばしてください(プーチン氏の写真の下から始まります)。 ============== ウクラ
https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/blog/bl/pKzjVzogRK/bp/pwjbg6bAkw/ 緊張が続くウクライナ情勢をめぐって、日本に駐在するロシアのミハイル・ガルージン大使が14日、駐日ロシア大使館でインタビューに答えました。 聞き手は田中キャスターです。 日本語で行われました。 14日(月)放送の動画はこちらから。 --きょうはお聞きしたいことがたくさんあります。よろしくお願いします。 ガルージン大使: 田中さん、きょう大使館でお迎えすることが光栄です。 --今回インタビューをお願いしてすぐに受けていただきました。これはなぜですか?モスクワからは、できる限りロシアの立場を任地で説明するようにという指示が出ているんですか? 大使: それは常に各国におりますロシア大使の業務のひとつとしてわが国の立場や政策、喫緊の国際問題に関するロシア側
有名人や知人が「心不全で亡くなった」「脳卒中で倒れて入院中」といったエピソードを耳にすることはありませんか? 「まだ若いのに、信じられない」「元気そうだったよね……」とショックを受けつつも、どこか他人事。「自分だけは大丈夫!」と根拠のない自信を私は持っていました。あの日JR山の手線内で倒れるまでは――。 「もしも」は誰にでも起こりうると実感した医療ライターの私が、心肺停止で倒れてから退院するまでの日々をつづりました。参考になることがひとつでもあれば幸いです。 自宅で倒れていたら、確実に死んでいました 50代バツイチ、猫3匹との4人暮らし。普段はステイホームで仕事をしているフリーライターの私。今になって振り返れば、脆弱すぎる環境でした。 約1年前のあの日、たまたまアポがあり、朝方に胸が痛むので「少し遅れます」と先方に連絡。なんとか向かっていた電車内で、突然はやってきました。 心肺停止で、一瞬
『敗北トランプ氏、「日本初の外国人総理大臣」に意欲』。 去年、アメリカの大統領選挙の直後にネット上で話題となったジョーク記事です。記事を書いたのは、「虚構新聞」というネット上のニュースサイトを運営する、滋賀県の男性。17年にわたって数々のジョーク記事を世に送り出してきた男性は、来週のトランプ大統領の退任を複雑な思いで迎えるといいます。「虚構」を発信し続けてきた男性は、「フェイクニュース」やコロナ禍をどう見るのか。匿名を条件に取材に応じました。 (大津放送局記者・松本弦) 「こんにちは。UKと申します」。 NHKの大津放送局。約束の時間に現れたのは、1人の男性。男の子の顔がデザインされたお面をかぶっています。話してみると丁寧にあいさつをする物腰やわらかな印象。 UKというのはイギリスに関心があったからということですが、個人の特定につながりそうな情報は記事にしないよう念押しされました。
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クリスマスが間近に迫る中、WHO=世界保健機関は「サンタクロースには新型コロナウイルスの免疫があり、プレゼントは届く」と世界の子どもたちに安心するよう呼びかけました。 これはWHOの感染症の専門家、マリア・バンケルコフ氏が14日の記者会見で「世界中の子供たちが今年のクリスマスにサンタは家に来てくれるのか心配している」との質問に答えたものです。バンケルコフ氏は「サンタクロースは高齢だが新型コロナウイルスに免疫がある」とし、「サンタと少し話したが、とても体調が良い」ことを明らかにしました。 「サンタは空中を旅することができるし、プレゼントを配ることができます」(WHO技術責任者 マリア・バンケルコフ氏) その上で、子供たちにはサンタと適切な距離をとることが大切だと強調しましたが、サンタがどのようにして免疫を獲得したかについては明らかにしませんでした。
Published 2020/12/12 10:30 (JST) Updated 2021/05/25 23:30 (JST) 2019年7月に京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で、殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)の主治医だった男性医師が11日までに京都新聞社の取材に応じた。 近畿大病院(大阪府大阪狭山市)に入院していた青葉真司容疑者は、医療スタッフに敬語を使って接するなど礼儀正しかったという。容体が回復し、声が出せるようになった時には感極まって泣いた。 主治医だった医師によると、事件から約1カ月後の8月中旬、青葉容疑者は病室で意識を取り戻した。包帯のような特殊パッドを顔や体中に巻き付けられた状態だったが、医師から治療の予定について説明を受け「頑張れる?」と問われるとはっきりうなずいた。 治療のために気管切開した
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