発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第287回目は『Hypnospace Outlaw』を紹介する。 『Hypnospace Outlaw』はインターネットの世界を舞台にしたサイケデリックな色彩のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは近未来のOSである「HypnoOS」を使って「Hypnospace」と呼ばれているネットワークを探索し、規約に違反する者を見つけて逮捕していく。ネット上のハイウェイでのカーチェイスや、ペット育成といった多彩なゲーム性が本作の魅力である。 本作の舞台となっている「Hypnospace」では、90年代をイメージさせるようなWebサイトが連なっている。ホットドック屋のページからドクロが光る恐ろしげなページまでさまざまだ。どのサイトもどこか懐かしくも不気味な雰囲気を醸し出している。