右が首都圏なかまユニオン傘下の全国際自動車労働組合(国際全労)執行委員長の齋藤正一氏。左が原告代理人の指宿昭一氏 『kmタクシー』で知られる東京の大手老舗タクシー会社「国際自動車・城南」の乗務員・齋藤正一氏(実名、59歳)は、退職強要や有給が取れない問題をはじめ班長による横暴などを、社員の97%が加入する「国際労働組合」に訴えたが“御用労組”は何もしてくれない。そこで同僚15人で新労組を立ち上げ、2012年5月、給料から複雑なカラクリで密かに差し引かれていた残業代、深夜手当、休日手当、通勤手当など計3600万円強の返還を求め東京地裁に提訴した。09年9月に運転手の過労防止措置を繰り返し怠ったなどとして赤坂本社が事業許可取り消し処分を受けたが、その後も懲りない国際自動車。原告2人、労組、会社側への取材に基づき「違法行為に対して麻痺した会社」(指宿昭一・原告側弁護士)の実情をお伝えする。(訴状
著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 「●●駅で発生した人身事故の影響で、●●線は一時運転見合わせております」 こんなアナウンスは、日常茶飯事である。ゴールデンウイークの中日である5月3日も、上下計5本が運休、約3万5000人に影響する新宿駅での人身事故がニュースになっていた。 どうやら都心部での鉄道自殺は増えているらしい。1月24日に配信されたMSN産経ニ
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