DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 菅政権は携帯電話の料金引き下げを至上命令としている。その圧力によって、大手キャリアはオンライン専用の料金プランを新設するとともに「格安SIM」と呼ばれる仮想移動体通信事業者(MVNO)に対する卸価格の引き下げが進み、どちらも料金水準が大きく引き下げられている。政権の狙い通りに事が進んでいるかにみえるが、思わぬところで面従腹背の動きが起きていた。自由化されたはずの端末(スマホ本体)販売において、大手キャリアは影響力を強く行使し、乗り換えを阻む要因となっている。(連続起業家、エンジニア、インターネットプラス研究所所長 澤田 翔) 菅義偉官房長官(当時)の「携帯電話の料金は4割程度下げられる余地がある」という発言を機に再編が進む、携帯電
総務省は2月26日、NTTドコモとKDDIが解約時の手続きページについて、検索エンジンから表示されない設定にしていたと公表した。現在は修正されている。 これは、同省が設置しているスイッチング円滑化タスクフォースにて実施した事業者間協議(2021年1月13日実施)にて指摘されたもの。ドコモとKDDIが、検索サイトで該当ページが表示されなくなる「noindex」タグを、解約手続きページのHTMLコード内に埋め込んでいたという。 KDDIは2020年12月25日に、ドコモは2021年1月20日にタグを削除。現在では、検索サイトからアクセスできるようになっている。なお、ソフトバンクについてはもともとnoindexタグを設定していなかったとして、指摘の対象外となっている。
ソフトバンクの「アメリカ放題」はこれまで申し込み不要で無料でしたが、これはキャンペーンで6月30日に終了。7月1日からは、新たに申し込む必要があります。テータ定額パック標準(5G)以上の人は自動更新もあるようですが、それ以下の場合は7月1日から接続料がかかります。キャンペーン終了に気付かずに使用していると、高額の通信料を請求されることになります。 (追記) 世論が動いた結果、7月以降もキャンペーン継続となりました。7月1日から再開までの間の接続料金もキャンペーン適用となるようです。最後のほうに付け足しておきました。ちゃんちゃん。
ケータイ業界に異変! 昨年までひとり勝ち状態だったソフトバンクがここにきて急激に失速し、逆にこれまで苦戦を続けてきたNTTドコモが猛烈に巻き返している。 今年6月にMNP(モバイルナンバーポータビリティ)制度を利用した転入・転出数で、ドコモが6年5ヵ月ぶりに転入超過。さらに純増数でも4~6月期のドコモは90万件程度で、前年同月比で約2倍に増えた。 一方、好調を続けてきたソフトバンクは8年3ヵ月ぶりの転出超過。KDDI(au)が転入超過なので、ソフトバンクが携帯三大キャリアで“ひとり負け”となってしまったのだ。 原因はいくつかある。ドコモ好調の理由は、同社の回線を借りて通信サービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)経由のユーザーが増えたことが大きかったし、通信料金定額制や固定回線とのセット割などサービス面でも充実してきたことも引き金となった。 反対に、ソフトバンクはiPhoneを他社
最初に言っておきます。私はモバイル業界をとりまく現状に対して問題を感じていた一個人です。ジャーナリストでもどっかの会社のおえらいさんでもなく、コネも何もない普通の人間です。Twitterのフォロワーも30人くらいしかいない普通の人です。 そんな私の呼びかけに対してなんと1000人以上もの人間が同意と支持を示してくださいました。当初50人程度で考えていたため本当に驚きました。それもたったの3日間でです。更に支持の書き込みは減る気配が無く今なお増え続けています。 夜中であっても3分おきに1通のペースで届き続ける「新着コメントアリのメール」どんどん増えていくコメントを見ていると「共感ありがとうございます!」という気持ちと、「これだけ増えてしまったら素人の私は何も出来ない」という気持ちが入り交じっています。当初想定していた方法での集団訴訟もこの規模になると難しいものがあります。そこで恥を偲んでここ
WiMAX利用者がUQ WiMAXに対して怒りの声を上げ、問題解決のため署名活動を実施。2015年7月6日15時30分の段階で140人以上の署名が集まっている。 WiMAXは、自宅でも外出先でも高速データ通信が楽しめる非常に便利なサービスだ。しかし不満だらけで怒りが爆発している利用者もいる。以下は、署名活動を行っているサイトからの引用文である。 「無印WiMAXは素晴らしいサービスでした。WiMAX2+になると発表された時どれだけの人間が喜んだでしょうか? 「ギガ放題 月間データ量制限なし」「他社のように使い過ぎたら遅くなるなんて事はしない」「最高速度220MBps」ユーザーを惹きつける数々の発言。「やはりWiMAXはわかっている」と喜んだユーザーがどれだけいたことでしょう? それが蓋を開けてみれば「3日で3GB制限(実質1日1GB制限)」を帯域の混雑関係なく開始しPCを持つものであれば必
※2015/7/5 16:30 追記 予想以上の反響で驚いています。この集団訴訟を提起した背景には「ユーザーを騙す誇大広告を平気で掲載するモバイル関連企業の倫理」及び「それを正す何かしらの圧力が無い」という現在を変えたいという想いも含まれています。 例えばアメリカであれば消費者に対して不誠実な会社には「懲罰的罰金」の支払いを行わせています。日本を訴訟大国にしろとは思いませんが今回のようなあからさまに問題のある企業に対してなにかしらのペナルティがあってしかるべきなのではないでしょうか? 【米国】「速度無制限」が嘘だとして通信会社に130億円の懲罰的罰金|やまもといちろうコラム - デイリーニュースオンライン 政治的な話ではなく単純に「嘘をつかないで欲しい」という本当にたったそれだけのことなのです。企業側も勘違いしていたとか実際に運用したら問題が起こったということならしょうがないでしょう。でも
» 都議会議員がワイモバイルにブチギレ!「詐欺まがいの制限と契約内容なので違約金無しで解約した」 特集 北区選出の東京都議会議員「おときた駿」さんが、ヤフーの通信事業会社であるワイモバイルにブチギレし、ブログに怒りの内容を掲載していた。 ブログを読んでみると、どうやら宣伝されていたものと、あまりにも実態が違ったことが怒りの原因のようだ。さらには“詐欺まがいの制限と契約”としてワイモバイルに苦情を言い、無償解約にも成功したらしい。 いったいワイモバイルのどこが詐欺まがいなのか? おときたさんがワイモバイルで契約してからブチギレるまでの経緯を、ブログからまとめると 「2年間は月7GBを超えても、500MBずつの容量拡大が無料」、「事実上、高速回線が繋ぎ放題!」というふれこみでキャンペーンを行っていた ↓ これはいい! と合計3台の Wi-Fi をワイモバイルで契約した ↓ ところが2015年4
モバイルルータを作ろう! 最近よく耳にするようになってきた格安SIMは 月額1000円以下という低価格で定額パケット通信を利用することができます。 中には月額500円を切るものもあります。 日本全国ほとんどどこでも通信可能なdocomoネットワークが こんなに安い値段で使えてしまっていいのでしょうか? 格安SIMを使うためにはSIMを挿して使う 携帯端末かモバイルルータが必要です。 この端末がそれなりに高いわけで・・・ 今回は5000円以下で入手可能な激安端末RaspberryPiを 格安SIMを挿入可能なモバイルルータにしてみます。 要求仕様は下記の通りとします。 予算1万円以内(SIM代は除く) 複数無線端末から同時接続可能 docomoネットワークのLTE接続可能 モバイルバッテリーで駆動可能 有線LANのネットワークにも対応 カバンの中に納まるサイズ 普通に上記スペックのモバイルル
すまほん!! » 通信・モバイル » 携帯会社・料金プラン » 「携帯電話税」の推進者、中山議員「携帯1台につき、例えば毎月100円でもいいし1000円でもいい」 現在、自民党の議員連盟「携帯電話問題懇話会」は、携帯電話・スマートフォンへの課税を検討し、秋頃に提言をまとめる方針です。 そんな議員連盟の会長・中山泰秀衆議院議員は、沖縄ヘッドラインの2013年12月号掲載のインタビューにて、「携帯電話税」についての考えを述べていました。 税制調査会において、自動車取得税を下げるため、軽自動車税の増税で対応するとの意見が強まるなか、中山議員は、バーターとして携帯電話に課税することを提言したそうです。(携帯電話とは異なり)自動車産業は先細りであり、ガソリン税などもあるから増税しない方がいいというもの。 とはいえ、既に携帯電話・スマートフォンの出荷台数の伸びは鈍化を見せています。課税することで、携帯
世界的に割高とされる、スマートフォンの利用料金の値下げを促すため、総務省は、大手通信会社の回線を借りて携帯電話のサービスを提供している会社が、回線を安く借りることができるように、業界向けの指針を改定することになりました。 自前の回線を持たず、大手通信会社の回線を借りて安い料金で携帯電話のサービスを提供している会社は、MVNO=仮想移動体通信事業者と呼ばれ、およそ160社あります。 しかし、利用者が伸び悩んでいることから、総務省はこのほど、大手通信会社に支払う回線の使用料の計算方法を示した、業界向けの指針を改定することになりました。 今回の改定で、今年度=平成25年度の回線の使用料は、昨年度の半分程度に下がることが見込まれ、総務省では、スマートフォンの利用料金の値下げを促したいとしています。 今回の措置を受けて、スマートフォンの利用料金を値下げする会社も出始めていて、世界的にも割高とされる料
モバイル業界で「SIMフリー」という言葉と概念が、少しずつ浸透してきた。大まかな考え方は以下の通り。 「SIMフリーとは」 ・ドコモやソフトバンクなど関係なく、どのキャリアのSIMカード(UIMカード)を挿しても使える携帯。 ・「好きな携帯やタブレット端末」を購入し「好きなキャリアのSIMカードを使う」という夢の世界。 例えばSIMフリーiPhone4Sがあれば、docomoのSIMカードを入れる事で使えるようになる。 使いたい人は使おう!という話なのだが、問題は「詳しい人だけが使い、初心者の方が付いてこれない」という現実。 誰もが「読んだり参照したり」してSIMフリー端末を使える記事を作っていきたい。 SIMフリーを始める前の(初心者が抱える)問題点 ①「SIMフリー端末」は端末が受け入れる「周波数」や「通信規格」が決まっているのを知らない ②キャリアによって、発している「周波数」や「
By Truthout.org システムエンジニアのベン・リンカーンさんが、Motorolaから販売されているMotorola Droid X2を使用していたところ、Droid X2からひそかにプライバシーに関するデータがMotorolaに送信されていることを発見しました。 Motorola Is Listening - Projects - Beneath the Waves http://www.beneaththewaves.net/Projects/Motorola_Is_Listening.html Motorola Droid X2は、通常のMotorolaのスマートフォンとは違ってBlur/MotoBlurユーザーインターフェイスを搭載しておらず、生産者がOSに何も変更を加えてないStockAndroidに近いタイプのスマートフォンでした。これこそがリンカーンさんがMotor
以前、JuiceDefenderというAndroidアプリを導入して驚く程の効果に非常に満足していたんですが、反面、spメールとかLINEがリアルタイムで受信できないのが気になってきたので、有料版にアップグレードしてみました。以前、Androidアプリ、JuiceDefenderでバッテリーの持ちが全然違う!という記事を書きました。驚く程の効果に非常に満足していたんですが、反面、spメールとかLINEがリアルタイムで受信できないのが気になってきたので、有料版にアップグレードしてみました。 効果は抜群だけど、リアルタイム受信には… spメールは、受信できなくても通知だけは来ていたので(多少は面倒ですが)問い合わせすればいっかー、くらいにしか思っていなかったんですが、先日夫がiPhoneに機種変したことから、連絡手段がLINEメインになり、そうするとリアルタイムで届かないのが気になりだしました
スマホの電池を節約してくれるアプリ、『ジュース・ディフェンダー(JuiceDefender)』を使ってみました。 ハッキリ言いましょう。ダウンロードの通信費用と、若干の手間を惜しまず、今すぐ使うことを、強くおススメします! タスクキラー系アプリ(勝手に動くアプリを強制的に終了させるアプリ)で、電池の節約をうたっているアプリは数多くありますが、こいつは次元が違いますね。 スマホの電池持ちが悪いのにはいくつか理由がありますが、フツーのケータイと大きく違う点は、勝手に通信してしまうところ。逆に言うと、勝手に動いてくれるからカユいところに手が届くってことですけどね。 タスクキラー系のアプリの場合、後ろ側で勝手に動いているアプリを終了させてくれるんですけど、使ってみたことがある人はお分かりのとおり、ほとんどモグラ叩き状態(笑)。 では、ジュース・ディフェンダーは何が違うかというと、そもそもの通信自体
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く