橋下徹大阪市長は3日の記者会見で、大阪都の移行時期を市長任期満了後の平成29年4月に延期する方針を示したことに関連して「そのときに判断するが、最後まで責任を持つ」と述べ、2期目を目指す可能性を示唆した。一方、都構想の議論の進め方をめぐってたもとを分かった公明党について「人生最大の裏切りを受けた」とし、都構想に協力しない場合、次期衆院選で公明が議席を持つ大阪府内の2つの選挙区に、自身と松井一郎知事が出馬することにも言及した。“人の道に外れた公明”と「一緒に沈んでやる」 橋下氏は今年秋に都構想の是非を問う住民投票を行い、27年4月に大阪都に移行する目標を掲げてきたが、3日に開かれた法定協議会で、システム改修などのために2年間の準備期間が必要だとして、移行時期を延期すると表明した。 会見では「市役所と府庁の統合が大事。建設工事でも始動日がずれることがあり(延期は)何の問題もない」と強調。今月中に