フィクションについてと近代、近代化に関するYOWのブックマーク (22)

  • 永遠の0 パクリ箇所リスト(他長編作品等盗作、事実誤認(要)確認リスト)

    大前提として特攻のパイロットを悪魔視していた記載している英語ソースはほぼ存在しないものと考えられる。これは捏造。 第2章臆病者 p36-38長谷川のエピソード:海軍に入って戦闘機乗りに選ばれ漢口に配属され九六艦戦で撃墜したまで 大空のサムライp30-p130の坂井氏のエピソードの流用 p46 尾篭ながら ネット掲示板に同様の書き込みが存在 下記リンク10番21番など http://thebbs.fc2.com/thread/207500/ 第4章ラバウル p146それよりも・・・視力がいいだけでは見つけることはできません。は大空のサムライp642-644に書いてあることの流用。ケシ粒を芥子粒に書き換えているが。 p185-p187からの坂井一飛曹のエピソードは大空のサムライp493-495の使いまわし。坂井からの視点をゼロでは第三者視点に書き換えている。セリフもそのまま。ただし失明したまま

    永遠の0 パクリ箇所リスト(他長編作品等盗作、事実誤認(要)確認リスト)
  • 英国テレビドラマにおける階級制度─Upstairs, DownstairsからDownton Abbeyへ─ | CiNii Research

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    YOW 2016/07/26
    『ダウントンアビー』と70年代のドラマ『アップステアーズ、ダウンステアーズ』を比較した論文
  • 都合の悪い女は精神病院に強制入院させられる『チェンジリング』~男性映画の名手が撮った古典的女性映画 - wezzy|ウェジー

    クリント・イーストウッドと女性映画 皆さん、クリント・イーストウッドはお好きですか? イーストウッドといえばアクションやウエスタンのヒーローで、「男性映画」というイメージがあるでしょう。この作風のため、なんだか暑苦しくて興味を持てないという人もいると思います。正直、私もそんなに大好きというわけではありません。 イーストウッドが監督する映画は男性性をテーマにしていることが多いですが、単純なマッチョ礼賛ではありません。フェミニストで法哲学者であるドゥルシネラ・コーネルは『イーストウッドの男たち――マスキュリニティの表象分析』で、イーストウッドは監督として「今日の我々が直面している最も根的な道徳的・倫理的問題とともにマスキュリニティに取り組んでいる」(p. iv)と評価しています。たしかにイーストウッドの「男性映画」は複雑で、伝統的な男らしさに縛られた人々の葛藤などが綿密に描かれています。 一

    都合の悪い女は精神病院に強制入院させられる『チェンジリング』~男性映画の名手が撮った古典的女性映画 - wezzy|ウェジー
  • 架空戦記はなぜ衰退したのか?

    葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya 今売れている物への対応適応が有効なのは確かだけど「売れ線以外は駄目」は危険。ラノベとはお隣さんではなくはす向かいの程度の距離感だけど、「売れ筋キーワード以外を拒否した結果、過去の繁栄が嘘のように衰退し、せっかくのビジネスチャンスにも乗れない架空戦記という実例もあるのだから。 2016-03-21 09:13:38 葛西伸哉 ラノベ作家 @kasai_sinya 架空戦記とラノベに跨がってる同業者とも話した事だけど、もしも架空戦記がブーム頂点から下り始めた時代に「大和・零戦・五十六」以外の裾野を大切にしていたら、そして若い読者層を見失わなかったら、今頃は艦これガルパンに呼応して第二次大ブームが起きていた可能性は大きい。 2016-03-21 10:44:53

    架空戦記はなぜ衰退したのか?
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    YOW 2016/03/23
    私には衰退したのかよく知らないが、あとでみる
  • 【盲点たち】メーテルリンクの闇と光――『盲点たち』上演に寄せて――(今野喜和人) | 劇場文化

    1890年8月24日、フランス最有力紙の一つ『フィガロ』の第一面に、20代のまったく無名の劇作家に関する批評が掲載される。筆者は著名な批評家オクターヴ・ミルボー。普段の辛辣な彼の筆からは出たことのないような手放しの賛辞と共に、「シェークスピアに勝る」とまで評価されたこの作家こそモーリス・メーテルリンク(1862―1949年)であった。当時彼は郷里のベルギーのヘント(ゲント、もしくはフランス語読みでガン)に住んでいて、30部だけ印刷した戯曲第一作『マレーヌ姫』が、数年前のパリ滞在中に知己を得たマラルメを介してミルボーのもとに届けられた結果だったのである。この思いがけぬ評に力を得たメーテルリンクが、当時の自然主義から象徴主義への転換の潮流に乗るかのように、戯曲・詩・評論を発表して一躍名声を博し、1908年の『青い鳥』出版を経て、1911年、ノーベル文学賞作家となるまでのシンデレラ・ストーリーは

    【盲点たち】メーテルリンクの闇と光――『盲点たち』上演に寄せて――(今野喜和人) | 劇場文化
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    YOW 2016/02/26
    「何が日本人に訴えかけたかは、『大正生命主義』(鈴木貞美)と呼ばれるような、神秘主義への傾き、汎神論的な自然観の流行が背景にあったのでは」
  • サービス終了のお知らせ - NAVER まとめ

    サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。

  • 中江兆民『三酔人経綸問答』評 - shinichiroinaba's blog

    ゼミでしゃべったことをもとに。 ================== 中江兆民『三酔人経綸問答』というの切迫感とアクチュアリティを支えているのはその独特の問答体、三人のキャラクターが、それぞれある程度一貫した政治思想的なスタンスのみならず、人格的な個性、肉体的な息遣いまでをも割り振られ、論争を繰り広げるという体裁である。これはたとえば丸山真男が指摘している通り、世界的にのみならず、日の思想史上もいくつかの先例を見つけることができるスタイルであるが、その中でもある種の突出性を帯びている。 複数の登場人物のうちの特定の一人、主人公格のキャラクターが、著者自身の思想を仮託され、他のキャラクターたちはこの主人公、すなわちは思想家としての著者自身に対する(仮想)論敵としてありうべき疑問、反論を突き付け、それに対して主人公が応じる、というスタイルは、ひとつのありふれたパターンである。はなはだしい場

    中江兆民『三酔人経綸問答』評 - shinichiroinaba's blog
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    YOW 2013/06/10
    「南海先生の冷めた現実主義は、若い二人の理想主義、ファナティシズムに比べて、現実に関与する力が弱い、というわけである。一見逆説的ではあるが、理にかなった解釈である」
  • ツラン民族圏

    かつて日とアジア大陸、ユーラシア大陸との間の距離は今よりも近しいものであった。 それは日清・日露戦争、シベリア出兵という形を取って庶民の生活に否応なく 入り込んできたり、白系ロシア人の亡命や中国の革命運動との関わりや 朝鮮半島の併合といった、直接・間接取り混ぜた良くも悪くも”リアル”な 関係であった。 対米事大主義に陥った戦後外交政策と、一種の暗黒大陸であったソ連や 共産中国、緩衝地帯としての朝鮮半島という存在を対外認識の初期値として 与えられ育ってきた戦後生まれの世代にとっては、”大陸”は文字通りの 彼岸であったが、冷戦体制の崩壊後徐々にリアルな存在へと変貌を遂げている。 とはいえそれでもまだ昔に比べて大陸が身近かどうかは疑わしい。 「陰謀と幻想の大アジア」で海野氏が指摘しているように、20世紀の前半は 今よりももっと大陸と日の関係は深かったのではないか。 いずれここでも取り上げたい

    ツラン民族圏
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    YOW 2013/02/13
    「シベリアタタール出身のイスラム教指導者が、モスクワでのロシア革命期の政争に敗れた後、日本の有力政治家や右翼の大家を焚き付けて汎イスラム運動に日本を巻き込もうとしたり」
  • 井桁研究室:ドストエフスキイと聖書

    ドストエフスキイと聖書 井桁貞義 ここでは、実際の授業とほぼおなじ内容のテキストを公開しています。 『罪と罰』/聖と俗の重なるところ 聖書劇としての『白痴』 今に生きる『悪霊』 死と再生の『カラマーゾフの兄弟』

    YOW
    YOW 2008/08/25
    早稲田文学部授業レジュメ> 『罪と罰』/聖と俗の重なるところ  聖書劇としての『白痴』 今に生きる『悪霊』 死と再生の『カラマーゾフの兄弟』 <わーいドストエフスキー読みたくなるなる!
  • 十三乙女漂流記 蠅の女王  - 殺せ/殺さなくてもよい/殺しても殺さなくてもよい

    なぜころ宿題の再開を1年ぶりにしようとしているんですが、自分が選んだ課題図書が増えて、更新までに未だ一ヶ月以上猶予欲しいところ。 前回「民主主義」の回(id:YOW:20070719、id:YOW:20070720)もそうでしたがゴール地点はそんなに大きくぶれるものでもないので、過程で何を拾って繋ぎ合わせられるかが、最も大きな課題になります。 そして、そのゴールには「それでも殺してはいけません」というような悲愴さは、置かない。 「それでも**してはいけません」と断固決然禁止しても、裏腹で「**なされる可能性も開かれよ(造反がなされよ)」という好奇な期待感が密かに貼り付いてしまうものなのだ… わたしもまた色気の業が強いもんで、こういうみのもんた的なイヤらしさには敏感ときてる。 ベトナム戦争当時、岡太郎が『殺すな』の新聞意見広告を出したのは有名なのですが、 わたしもアフガニスタン攻撃の時、い

    十三乙女漂流記 蠅の女王  - 殺せ/殺さなくてもよい/殺しても殺さなくてもよい
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    YOW 2007/09/17
    メルヴィル『代書人バートルビー』の主人公口癖「しないほうがいい」は、「主権」を表象する名台詞。「殺さなくてもよい」の発見も同じく興味深かったです。「主権論」とは葛城ミサト、シンジが体現してるもの。
  • フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076

    『図書』は大勢の知的好奇心あふれる読者に1938年の創刊以来愛読されてきた「読書家の雑誌」です。 古今東西の名著をめぐるとっておきの話やエピソード、心を打つヒューマン・ストーリー、旅のときめき体験、人生への思索などを綴る、滋味あふれるエッセイの数々。 文学・芸術・学問の面白さを語る対談・座談・インタビュー。若手からベテランまで『図書』ならではの一流の執筆陣が書き下ろす文章の力と味わいは、日常生活にピリッと刺激を与えるスパイスの働きをするはずです。 魅力的なとの出会いの場、読書の新しい愉しみ発見の場として月刊『図書』の定期購読をおすすめいたします。 巻末の新刊案内は岩波書店の出版活動の最新情報をいの一番にお届けする「読者と岩波書店を結ぶホットライン」です。 綴じ込みの〈書籍注文ハガキ〉もご利用ください。

    フィリップ・ソレルス「幸福なディドロ」|思想の言葉|SHISO No.1076
    YOW
    YOW 2007/09/13
    >遺書「私が消えて私を思い出す人は何人いるだろう 問題は人数じゃなくて思い出す深さ」⇔普遍化された交換のメディア・近代的市民社会存立の媒体が、その〈諸主体の主体〉として立ち現れる〈物象化された共同体〉
  • チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(上)-法の支配 vs 民主「主義」 - 蠅の女王

    以下、選挙前に、代議制や議会制についての話と思っていただければ。 〜これは、「法の支配って何?」シリーズ1、2、3、4、5からのつづきものです。〜 民主主義という政体がはらむ堕落の可能性について、ウィンストン・チャーチルの有名な言葉がある。いわく、 たしかに民主主義はあらゆるシステムの内で最悪である(:B集合)と。 そこで問題なのは、 他のどのシステムも民主主義以上ではない(:A集合) ということである。 (1947年11月11日の下院演説で。英語文はこちら記載⇒ *1 図はYOWによる) B集合は、A集合に含まれる「全体」。ここで「最悪となった」とは、民主主義がB集合における他のシステムと比べると機能していない、未熟だ、ということ。加えて、A集合の歴史上試されてきたバリエーション群の中で眺めれば、民主主義よりマシなのは今まで無かった、というわけだ。*2 これが、なぜパラドックスと言われる

    チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(上)-法の支配 vs 民主「主義」 - 蠅の女王
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    YOW 2007/07/20
    選挙前なんで、代議制のことや議会制の「擬制」について、調べてみました。擬制をバカにしても、生活様式化しても駄目で、民主主義が最悪の政体となりうる。
  • 自然法は「自然」じゃないよヴァーチャルだよ (「法の支配」て何/「法律の支配」て言うたらマトリックス行き!) - YOW’s blog

    このエントリーの経緯ですが、 2chの法学板での『安倍が「法の支配」を「法律の支配」と間違えてる件』 *1 という、話題を先週たまたま見つけてにわか勉強で「法の支配て何1」「法の支配て何2」にてアップしたり。 (問題視されてた去年11月〜2月は、テレビあまり観てないので知らなかった) 前回やばいやばいと言いながら、あれから図書館まだ行ってなくて、「憲法」の課題は、ついでがあった時またチェックして書くとして、 今日は、前回の続きでないようで、続きでもあります。 もう既に今まで読んだやwebテキストから、今後自然状態、自然法について述べられてる部分をピックアップして、書き出していこうと思います。 今日のキーワードは、対「王権神授説」です。 自然法自然の権利といっても、今日のはどちらかというと、内心の自由とか。なぜころの問題は、次回のおかずにすることに。今どき「王権」てとか言わないで下され。

    自然法は「自然」じゃないよヴァーチャルだよ (「法の支配」て何/「法律の支配」て言うたらマトリックス行き!) - YOW’s blog
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    YOW 2007/04/14
    キーワードは、対「王権神授説」(から立ち上がった自然法の発想)←長いか。/z0racさん、mindさん、下さったコメント引用させてもらっております。natu3kanさんTezさんの指摘されたのは、う、あまり記憶になかったです。
  • 法とフィクション

    ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月23日 12時03分現在) 通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。 出荷予定日とご注意事項 ※上記を必ずご確認ください 【ご注意事項】 ※必ずお読みください ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。 ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。 ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。 ◆お届け日のご指定は承っておりません。 ◆「帯」はお付けできない場合がございます。 ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。 ◆特に表記のない限り特典はありません。 ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。 ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。 ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。

    法とフィクション
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    YOW 2007/03/20
    著者:来栖三郎  >2.法の解釈における制定法の意義—法と法源 6.フィクションとしての神 7.フィクションとしての自由意志 8.フィクションとしての社会契約
  • 本文

    スコラ哲学と普遍論争 『キリスト教の歴史』小田垣雅也著   講談社学術文庫 2 中世初期の経過  (第3章 中世初期) 中世とは、キリスト教史的に言えばギリシア・ローマ的キリスト教からローマ・ゲルマン的キリスト教に移ったということである。思想史的には教父神学からスコラ神学への移行である。また教会史的に言えば、厳密な意味での教皇権が確立されたということである。教皇グレゴリウス1世は教皇(Papa)という称号をローマの司教にのみ限り、教皇のみがペトロに由来する使徒的伝承を保持するとした。そしてこの権威は他の司教たちのみならず、帝権にも優越する。ユスティニアヌス大帝の「皇帝教皇主義」に対立した「教皇皇帝主義」である。このような主張がなされ得る背後には、修道院の発展という事情もあった。修道院の起源は四世紀のエジプトであるが、西方ではベネディクトゥス(480頃-543頃)が始めた修道院が有名で、要す

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    YOW 2006/12/25
    >フランチェスコ会のドゥンス・スコトゥスとウィリアム・オッカムの普遍論争:スコトゥスはプラトン—アウグスティヌス的要素を復活(実念論)←ウィリアム:普遍は個物の後に存在する。普遍は名目的に存在するのみ
  • 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 - 紙屋研究所

    竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 ※このテーマをはじめて読む人には少し分かりにくい、という評をいただいたので、ちょっと改稿。 『人は見た目が9割』の著者。 最近、まったく漫画には縁がなさそうな同僚(別の部署の上司)に『人は見た目が9割』をすすめられていたのだが、こんな「つながり」で再びこの著者と邂逅するとは思わなんだ。 著者は大学で教えながら現在は漫画原作などの著述業をしている。 「日初の漫画評論」? それにしても、このはすごい。すごすぎる。 いや、中身がすごいというより、なにせ「日初の漫画評論!」とオビに銘打っているのだから。はじめ「著者初の」かと見間違えたのかと思ったけど、何度眼をこすりをひっぱたいたりしてみても「日初の」と書いてある。 「はじめに」に、こうある。 「私には、マンガ研究家によるマンガ論が物足りなかった。マンガしか知らない人が多いのである。学

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    YOW 2006/11/16
    「漫画(評論)を国策の枠に組み入れよう」:ex漫画アニメ「鳥獣戯画起源説」(この図式で『絵巻展』も客動員に大成功した)←外国視線からの「日本文化」論/“手塚が日本に生まれたのは必然である”<相対性理論か
  • 日本SF論争史解題

    目次 0 目的   1 要旨  2 契機 3 他者   4 定義 5 歴史  6 円環   7 差異 8 不死   9 虚構 0’未来 0 目的 巽孝之編『日SF論争史』(以下書)は2000年5月15日に初版が発行され、同年11月15日に第21回日SF大賞を受賞した。選考会においては、史料としては偏向し過ぎている、という意見に対し、「SFに関わっている人間のマニュフェストととれば、まさに現在のSFをめぐる状況を考えたときに大賞を与えるにふさわしい著作ではないか」(とり・みき選評より)という意見が主流を占めた故の受賞であった。 編者は「SF史がそっくりそのまま20世紀特有の思想史たりうることを示し」つつ、「編纂者自身の物語学を遠慮なく刷り込んだ」(巽孝之「受賞の言葉」より)と述べているのだから、選考は妥当な評価を行ったと見るべきであろうが、ジャンルの「外よりも内へ向けて」(荒俣宏選評よ

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    YOW 2006/08/23
    巽孝之編『日本SF論争史』(2000年)について >「SF史がそっくりそのまま20世紀特有の思想史たりうることを示し」つつ、「編纂者自身の物語学を遠慮なく刷り込んだ」(巽孝之「受賞の言葉」より)
  • 「フィクションの中に生きる」ということ:近代の精神

    現代政治の思想と行動 作者: 丸山眞男出版社/メーカー: 未来社発売日: 1964/05/30メディア: 単行 クリック: 65回この商品を含むブログ (40件) を見る 「現代政治の思想と行動」第三部三.「肉体文学から肉体政治まで」という、A氏とB氏の会話という形をとり1949年に発表された小論。この日記では、これをノートしていく。 というより、結構だだ写し状態になってしまった。 ――――――――――――――――――――――― 文より A. …フィクションの中に生きる事を心もとながり、これを直接的な感覚的現実の側に押しやろうという日人の態度だね。 時<中略>こいつはやっぱり例の、日社会の封建的性格という奴に関係あるのだろうね。<中略>B.…じゃそういう政治の問題を論ずるミニマムの前提として、という条件付きで、しかも思想史だけに限定して超特急に話を進めて行こう。 ⇒日の読者という

    「フィクションの中に生きる」ということ:近代の精神
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    YOW 2006/05/27
    >「フィクション」を信ずるとは、フィクションの自己目的化を絶えず防止し之を相対化すること<形而上への素養も要請する政治哲学
  • 以下に掲げる文章は、中で明示していませんが、社会思想の最先端に関わります - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 以下に掲げる文章は、中で明示していませんが、社会思想の最先端に関わります « [videonews.com] 丸激トーク・オン・ディマンド更新しました | [videonews.com] 丸激トーク・オン・ディマンド更新しました » ──────────────────────────────────────── 「ありのままの現実」が虚構と同じ意味しか持たなくなった後期近代、現実を濃密に 生きるにはどうしたらいいか。頽落した反倫理的な処方箋を『ぼくを葬る』に見出す ──────────────────────────────────────── ■前回紹介した園子温監督による家族を舞台にした二作品『紀子の卓』(05)と『奇妙なサーカス』(05)は、家族の枠を越えて言えば「現実との和解の困難」を主題にしていると見られる。これは私の

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    YOW 2006/05/24
    ネオリアリスモ:現実の現実化の虚構化/ヌーヴェルバーグ:現実の虚構化の現実化<赤い公爵ヴィスコンティは貧しい漁村のロケ現場にロールスロイスで乗付けてた。←虚構の、現実の現実化の現実の虚構化か(でも好き
  • 西成彦「擬人法の未来」

    擬人法の未来 西 成彦 連続講演会 21世紀・知の潮流を作るパート2 第2回(共生テーマ領域) 2002/12/04 於:立命館大学衣笠キャンパス・創思館カンファレンスルーム 16:30~18:30 コメンテーター:渡辺 公三 1 皆さんはテラピアという名前の魚をご存知でしょうか? テラピアではなく、ほんとうはティラピアと呼ぶのがより正確なようですが、目取真俊の小説にはしばしばこのテラピアが傍役として登場します。沖縄ではスズメダイとも言うそうです。目取真俊は、戦後(昭和で言えば30年代)生まれの沖縄作家ですが、その小説には、工場排水に冒されて背骨が彎曲していたり、生きていても悪臭を放ったりする不吉な魚として、テラピアがよく登場するのです。このエキゾティックな響きを持つこの魚のことが気になって、魚類の図鑑にあたってみることにしました。 『沖縄の帰化動物』(嵩原健二他訳、沖縄出版、1997)に

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    YOW 2006/05/24
    >アガンベン:ニンゲンと動物の生のあいだに境界を作り出す擬人法(無垢なる者)の作用そのものを停止させようとし>コーネル:擬人法の境界を死守