厚生労働省は5日、小林製薬が製造した「紅麹(こうじ)」原料の機能性表示食品による健康被害の問題を巡り、同社製の紅麹を使う173社の製品で健康被害は現状なかったと公表した。小林製薬から卸業者などを挟んで間接的に仕入れた紅麹原料を使って製品をつくる173社から報告を受けた。173社の製品からは「紅麹コレステヘルプ」など3製品と同等の量(100ミリグラム)以上の紅麹を1日に摂取するものも確認されな
厚生労働省は5日、小林製薬が製造した「紅麹(こうじ)」原料の機能性表示食品による健康被害の問題を巡り、同社製の紅麹を使う173社の製品で健康被害は現状なかったと公表した。小林製薬から卸業者などを挟んで間接的に仕入れた紅麹原料を使って製品をつくる173社から報告を受けた。173社の製品からは「紅麹コレステヘルプ」など3製品と同等の量(100ミリグラム)以上の紅麹を1日に摂取するものも確認されな
小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、29日時点で入院者数が266人に上っていることを厚生労働省が明らかにしました。また医療機関を受診した人は1528人になったということです。 【画像を見る】「紅麹コレステヘルプ」など自主回収の対象品をすべて見る 同名で「回収の非対象品」もある この問題をめぐっては、4月26日時点でサプリ摂取後に腎疾患などが疑われる5人が死亡、入院者数は263人にのぼっていましたが、厚労省によりますと、その後、29日時点で入院者数が266人まで増加したということです。 また、小林製薬からの報告で医療機関を受診した人は1528人になったということです。一方で新たな死者は確認されていないとしています。 さらに小林製薬への相談は4月29日時点で延べ約10万3000件、寄せられているということです。
小林製薬の紅麹サプリメント事件。原因が本当に紅麹なのかがわからない中で、マスコミ報道が過熱、紅麹という言葉だけが広まり、まったく関係のない麹味噌などの不買まで起きてしまった。 実際の犯人が判明するにはまだ時間はかかりそうだが、これを機会に、発酵=健康という単純な風潮も見直されると良いかと思う。「発酵生活」と呼び合い、非常にラフに自宅で発酵食品を作るし人が増えているからだ。自宅で作る発酵食品は、今まで大事故が起きていないのが不思議なくらい、管理が雑だ。 紅麹に罪はない 小林製薬の紅麹サプリメントが腎臓病を悪化させたという話が、なかなか収束しない。紅麹自体に問題はなく、小林製薬社製の紅麹原料を入手している企業173社に対して、厚生労働省が聞き取り調査を行い、過去に健康被害が起きた例は皆無であることが判明した。 紅麹は昔から味噌や醤油、酒などに広く使われてきた。健康被害があるのであれば、とっくに
小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省が国の研究所で健康被害の訴えがあった紅麹原料のサンプルを分析した結果、会社側から報告された「プベルル酸」のほかに、少なくとも2つの通常は入っていない物質が確認されたことが関係者への取材で分かりました。厚生労働省は、物質の特定を進めるとともに健康被害の原因の解明を急ぐことにしています。 小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題では、厚生労働省が、会社側から過去3年分の紅麹原料のサンプルの提供を受けて、国立医薬品食品衛生研究所で分析を進めています。 この中で、被害の報告が集中している去年6月から8月に製造された紅麹原料のロットを分析した結果、会社からも報告があった、青カビから発生することがある「プベルル酸」が検出されたほか、少なくとも2つの通常は入ってい
読売新聞記者が談話捏造 紅麹関連記事巡り 時事通信 社会部2024年04月17日18時34分配信 読売新聞大阪本社=大阪市北区 小林製薬の紅麹(べにこうじ)製品取引先の反応などを扱った記事で、原稿をまとめた読売新聞大阪本社社会部主任(48)が、談話を捏造(ねつぞう)していたことが17日、分かった。 朝日元カメラマンを略式起訴 長野発砲立てこもり現場に侵入―飯山区検 記事を取材・執筆した岡山支局の記者(53)も、取材先が発言していない内容と知りながら談話の修正や削除を求めなかったという。読売新聞社は同日付夕刊で「重大な記者倫理違反であり、関係者、読者の皆様におわび致します」とし、関係者を処分する方針を明らかにした。 同社によると、捏造があったのは6日付夕刊の「紅麹使用事業者 憤り」と題した記事。小林製薬の取引先企業の社長の発言として「突然『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製
■「紅麹」サプリ摂取の5人死亡 221人入院小林製薬が工場の床にこぼれた材料を使って、食品向けの「紅麹原料」を製造していたことがわかりました。 小林製薬をめぐっては紅麹原料を使った「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人に腎疾患などの症状が相次ぎ、これまでに5人が死亡し、221人が入院しています。 ■「床にこぼれた材料」使い食品向けの「紅麹原料」を製造 原料の一部からは青カビからつくられ毒性があるとされる「プベルル酸」が検出されており、小林製薬は先月、原料を製造していた大阪工場に立ち入り検査を実施しました。 小林製薬によると、大阪工場では去年、機械の蓋を閉め忘れたことで床にこぼれた材料を使って、食品向けの紅麹原料を製造していたということです。 小林製薬は去年5月、こぼれた材料を使った紅麹原料120キロ分を納品しましたが、その翌月、119キロを回収したということです。 また、材料を培養するタンクを
小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントの問題は深刻な事態となっている。腎疾患などで5人が死亡し、196人が入院する事態に発展しており、小林製薬の責任が問われているが、今後、健康被害との関連性が明らかになれば、警察が立件を視野に捜査する可能性もあるという。 小林製薬が腎疾患の症例を把握したのは1月中旬。だが、公表や自主回収に踏み切ったのは約2カ月後の3月22日で、この間に健康被害が広がった恐れもある。 同社が公表まで2カ月を要した点について、消費者庁は5日、「(機能性表示食品の)ガイドライン通りになされていなかった可能性はある」との認識を示した。ただ、ガイドライン違反があったとしても、法令違反には当たらないとしている。 しかし、原因物質が特定され、死亡などとの因果関係が判明した場合、同社は業務上の必要な注意を怠り、人を死傷させたとして業務上過失致死傷罪に問われる可能性も浮上してくるという。
紅麹成分、健康影響確認できず 小林製薬の検証結果公表―原料入手の173社も被害報告なし 2024年04月05日20時49分配信 自見英子消費者担当相=1月30日、首相官邸 小林製薬が製造した紅麹(べにこうじ)配合サプリメントを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、自見英子消費者担当相は5日の記者会見で、小林製薬が紅麹成分を含む機能性表示食品8製品について安全性を再検証した結果、「紅麹成分が健康に影響を及ぼすという報告はなかった」と明らかにした。 プベルル酸、人体影響は不明 紅麹サプリ、原因調査に数カ月―識者「衛生管理解明を」 ただ、健康被害が複数確認されていることから「安全に摂取できるとは評価できない」と述べた。 一方、厚生労働省は同日、小林製薬の紅麹原料を入手した173社から健康被害などの報告はなかったと明らかにした。 同省が消費者庁と設置したコールセンターの電話番号は9日からフリーダ
自民党の裏金事件を受けた政治改革特別委員会が来週にも衆参両院に設置される見通しだ。焦点はザル法の政治資金規正法改正だが、自民にヤル気なし。立憲民主党など野党は癒着につながる企業・団体献金の廃止や政治資金パーティー禁止などを求めているが、反応は極めて鈍い。外部監査導入程度でお茶を濁している。 企業・団体献金の温存によって財界に有利な政策ばかりが通り、行政が歪められる懸念はいまに始まったことではない。 そうした問題の一端が、5日の衆院厚労委員会で浮かび上がった。紅麹原料を使ったサプリメントによる健康被害の拡大が疑われている小林製薬と自民党の関係だ。小林製薬は安倍元首相が代表を務めていた政党支部と、自民党の政治資金団体「国民政治協会」(国政協)に長年にわたって献金し続けてきたというのだ。問題のサプリはアベノミクスの成長戦略の一環で生み落とされた機能性表示食品のひとつ。規制緩和によって2015年4
小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、厚生労働省は原料を購入している173社についての自主点検の報告を受け、いずれの企業からも健康被害の報告はなかったと明らかにしました。 小林製薬の紅麹サプリを巡る問題では、4月4日時点でサプリ摂取後に腎疾患などが疑われる5人が死亡、入院者数は196人、医療機関を受診した人は1120人だということです。 小林製薬への相談件数は4月4日時点で延べ約4万5000件寄せられていて、厚労省へのコールセンターには、4日時点で約3000件の相談が寄せられているということです。 小林製薬は紅麹原料を52社に販売していますが、そこからさらに原料を購入している食品メーカーなど173社に対して「過去3年間に健康被害がなかったか」などについて、自主点検し厚生労働省に4月5日までに報告するよう求めていました。 厚生労働省は、173社について、自主
【読売新聞】 厚生労働省は5日、小林製薬の紅麹原料を使って食品や調味料を製造していた173事業者から、健康被害の報告がなかったことを明らかにした。各事業者は、小林製薬から紅麹原料を仕入れていた52社を通じ、供給を受けていた。 52社
「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、新たに2人が亡くなっていたことがわかったと会社が発表しました。いずれも遺族から「紅麹コレステヘルプ」を摂取し腎臓の病気が疑われる症状があったと連絡があったということで会社は「原因となった疑いがある」として詳しい調査を進めています。 この問題で、複数の入院患者を診察した大学病院の医師が、NHKの単独インタビューに応じました。医師によりますと問題が明らかになる前の去年11月から先月にかけて、70代女性1人と50代の女性2人が、尿が泡立つなどの症状が出たり健康診断で腎機能の異常が指摘されたりしたためこの病院を受診したということです。3人はいずれも腎臓の病気も含めて持病はありませんでしたが、腎機能が低下していたということです。 ※記事では診察にあたった医師のインタビューのほか「回収対象」となっている製品の一覧表
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