ケーブルテレビ事業者が10Gビット/秒対応FTTH(Fiber To The Home)サービスの提供開始に向けて通信速度を測定した。だが測定装置でエラーが発生して測れない。測定できた場合でも想定した速度が出ない。調査の結果、意外な事実が判明した。 ネットワークを構築したり更改したりする際、想定した通信速度を実現できているか確認するのは重要だ。実現できていない場合、管理者はネットワークに原因があると考えて調査を開始することになる。ところが、調査の前提としている通信速度が誤っている場合もあり得る。今回紹介するのはまさにそうした事例だ。 10G対応FTTHの検証でトラブル 今回のトラブルの舞台は、松阪ケーブルテレビである。同社は三重県松阪市を中心にテレビやインターネットなどのサービスを提供しているケーブルテレビ事業者だ。ユーザーにFTTHサービスを提供するためのネットワークでトラブルが発生した
Creatures of Thoughtより。 こうして私たちは、インターネットの起源についての私の話である「バックボーン」の結論に到達しました1。1960年代から1990年代にかけてのインターネットの発展の基本的な弧は見てきました。青年期は政府によって育まれ、ベルシステムの力を解き明かすことによって成長の余地が与えられ、そして、最終的には、潜在的な競争相手をすべて窒息させるような成長の狂乱の中で、一般に公開されるようになりました。 これらの数十年の間に、ユーザはマシンリソース(タイムシェアリング・オペレーティングシステム、ARPANET、NSFNET)へのアクセスを拡大し、共有するために構築されたシステムを繰り返し利用し、メッセージボードや電子メールなどの対人コミュニケーションの代わりにそれらを使用しました。 1995年、アメリカ国立科学財団(NSF)は、ネットワーク運用ビジネスからの脱
IEEE Spectrumより。 RFCは、ARPANETの最も永続的な遺産かも知れません。 スティーブ・クロッカー UCLAのBoelter Hallには、4つのオリジナルARPANETノードの1つが収容されていました。 毎年3月、7月、11月になると、私たちはインターネットが成熟して安定した技術ではないことを思い知らされます。私たちは、経済、社会、教育、政治の生活に不可欠なツールとしてインターネットに依存しています。しかし、インターネット・エンジニアリング・タスク・フォースが4か月に1度、大陸から大陸へと移動する公開会議で会合を開くと、世界中から1,000人以上の人々が考えを変えさせるために集まって来ます。全人類が共有するグローバル・ネットワークに関する彼らのビジョンは、ダイナミックで進化し、継続的に改善されています。彼らの努力は、無数の他の人々の貢献と相まって、インターネットを常に機
これずっと見てられるやつだ。インターネットの歴史を1本の塔にした「History of The Internet」2018.04.03 18:3017,485 ヤマダユウス型 インターネットは、人が創り上げた壮大な芸術である。 そんな超エモワードから始まるプロジェクト「History of The Internet」が、Yahoo! JAPANより公開されました。これはインターネットの歴史を塔状に積み上げたモノなんですが、どんなものかは見てもらえばわかるはず。 Video: YahooJAPANPR/YouTubeこんな風に、ネット史の流れがグラフィカルに見れるものなんです。一番下をC言語やTCP/IPが生まれた1973年とし、上にいくにつれ現代に近づいて、今のところ2017年が頂点となっています。 ワードをクリックすると詳細画面へ。Amazon日本語版ができたのは2000年かー。はるか昔
RIPE 75のライトニングトークで、アカマイが、自社トラフィックを運ぶための専用バックボーンネットワークを構築していることを発表しました。 Christian Kaufmann - ICN Akamai 発表資料(PDF) アカマイは、ユーザに近いところにCDN用のキャッシュサーバを置くために、世界各地に拠点を構築しています。 そういった拠点は、たとえば、ISPの中に構築されたりしています。 これまで、アカマイは拠点間の通信にはパブリックなインターネットを利用していました。 発表では、個々に孤立していたことを示すために各拠点を「島 (islands)」と表現しています(islandsという表現は、RFC等でも割と良く使われます)。 世界中の様々なAS内に拠点を築き、その拠点間トラフィックもパブリックなインターネットを利用していたことは、アカマイの非常に大きな特徴であったとも言えます。 し
「壊れやすくて粘り強い」というのは、私がインターネットに対して持っているイメージです。 絶対に壊れないことを目指すのではなく、ある程度は部分的に壊れることを前提にしてある、また、ゆるさやいい加減さが逆に全体としての壊れにくさを実現しており、全体としては粘り強くなっている、という意味合いです。 絶対に壊れないシステムを目指して、細かい部分的な障害や不具合を許容しないシステムを設計してしまうと、部分的には壊れなくても、障害のレベルがある一定の閾値を超えた時点で全体として動作不能になる可能性があります。 「部分的に壊れることを許さないもの」を目指してしまうと、できるだけ耐えるけど、耐えきれなくなったら全部一気に崩壊するというモデルになってしまいがちなのです。 今の日本では、インターネットは非常に安く、高速で、いつでも使える社会基盤となりました。 その社会基盤が「壊れる」ことなんて想像できないとい
先週の金曜日、Googleが誤った経路をインターネットに流したことによって、大規模な通信障害が発生しました。 大きな影響を受けたのが日本のOCNとKDDIだったとされていますが、様々な事業者が影響を受けたようです。 ネットワーク障害 グーグルが設定誤りで謝罪 グーグルが謝罪 大規模ネット障害、装置の誤操作が原因 ニュース解説 - 米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか?:ITpro BGP leak causing Internet outages in Japan and beyond 8月25日に発生した大規模通信障害をまとめてみた 今回の障害は、世界中の組織とBGP(Border Gateway Protocol)で繋がっている巨大なネットワークを持つ「Googleだからこそ」の事例と言えそうです。 ここでは、その理由を紹介します。 ネットワークのネットワ
誰もが一度はイラっとさせられたであろう文字認証「CAPTCHA」。ユーザがコンピュータで無いことを確認するセキュリティ機能のひとつですが、近年、これを解読することは「本のテキスト化」に協力することと同義になりました。同システムの開発者でクラウドソーシングも発案した起業家、Luis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏が、7億5,000万人が参加するプロジェクトが生まれたキッカケを語ります。(TEDxCMU 2011より) 誰もが一度はイラっとさせられるCAPTCHA(キャプチャ) ルイス・フォン・アン氏:このように、ゆがめられた文字の並びを読んで埋めるタイプのウェブフォームを見たことのある人は何人いますか? これを見て本当にいらいらすると感じた人は何人いますか? はい、すばらしいですね。私がこれを発明しました。私がこれを発明したメンバーの1人です。 (会場笑) これはCAPTCHAと呼
ウェブ進化論を読む 節約生活をしながら、趣味プログラミングを再開したり、毎日ブログを書くのが当たり前になったりしてくると、過去に読んだ梅田望夫の『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)』が思い出されてきた。 そもそもウェブ上のコンテンツが無料になるための諸要素が揃う「チープ革命」が節約のための必須要素となっている。その上で「ネット世界の三大法則」が、まさに自分がやろうとしていることなのではないかと思えたきた。 神の視点からの世界理解 ネット上に作った人間の分身が金を稼いでくれる新しい経済圏 (≒無限大)×(≒ゼロ)=Something 著者は「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」がある閾値を超えた時に上記の法則が成立すると説いてきたのだ。 神の視点 ここでいう「神の視点」とはログに対する統計データの事だ。流行りの言葉で言えばビッグデータである。Google
以下の文章は、Anil Dash による The Web We Lost の日本語訳である。 ハイテク業界やマスコミは、10億人規模のソーシャルネットワークや遍在するスマートフォンアプリの隆盛を普通の人たちの純粋な勝利、使いやすさと権利拡大の勝利のように扱ってきた。この変化の過程で我々が失ってしまったものが話題になることは稀だし、お若い方だとかつてウェブがどんなだったかご存知すらないかもしれないのは私も承知している。 そこで今では大方消えてしまったかつてのウェブを以下に紹介させてもらう。 五年前、共有される写真は大抵 Flickr にアップロードされ、そこで写真は machine tags を利用することで、人間ないしアプリやサービスででもタグ付け可能だった。単純な RSS フィードを利用することで、画像は容易に公開ウェブ上で見つけられた。そして人々がアップロードした写真は、クリエイティブ
はてなさん23歳の大学院生。痩せ型でセルフレームのメガネをかけている。趣味は読書で古典からマンガまで何でも読むが、ビジネス書はバカにしている。テクノ好き。自動車嫌いで自転車が好き。学はあるけど貧乏。教養をひけらかして煙たがられることもある。 ヤフーさん45歳の会社経営者。恰幅のいい体型で高級スーツを着こなす。素封家で地元の名士。愛車はセルシオ。趣味はゴルフと旅行。最近頭が薄くなり始めたのが悩み。一見するといい人に見えるが、腹黒な商売人。 ライブドアさん35歳の外資系金融機関に務めるビジネスマン。細身で仕立ての良いスーツを着こなしBMWを乗り回すヤッピー。私立名門大学卒でビジネス書を多く読むがあまり教養はない。嫌味な性格の拝金主義者。 アメーバさん18歳のキャバクラ嬢で読者モデル。典型的な今時のギャルで同世代の友だちが多い。享楽的な性格で週末はクラブでオールする。偏差値が低い高校出身で元ヤン
「総ツイート数」や「YouTubeに投稿されたビデオの本数」、はたまた「Googleで検索されているワード数」など、わずか1分の間にインターネット上で起きているさまざまな出来事の数字をまとめたインフォグラフィックです。多くのインターネットユーザーにとって利用経験がありそうなウェブサービスを中心にしているので数字が身近に感じられますし、現在におけるインターネット規模の広がりや情報の速さ、量について改めて考える切っ掛けになるのではないでしょうか。 Web Design and Web Application Development Company http://www.go-globe.com/ INFOGRAPHIC: What Happens Online Every 60 Seconds これが「1分の間にインターネットで起きていること」を表したインフォグラフィックです。 Yahoo!
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