「年収1千万円でも暮らしに余裕なんかない。優遇措置が多い非課税世帯はずるい」「本当の弱者は男性、守られる立場の女性がうらやましい」……。世間的には「勝ち組」とされる人が自ら弱さをさらけ出し、時には他の弱者を攻撃する「弱者争い」のような状況がSNSなどで起こっている。論壇誌で話題の論考を相次いで出し…
寺子屋ネット福岡の代表として、小学生から高校生まで多くの十代の子供たちと関わってきた鳥羽和久さんの連載第6回です! 今回はみんなの心の中にある問題です。じっくり読んで欲しいと思います。 この連載は大幅に加筆し構成し直して、『君は君の人生の主役になれ』(ちくまプリマー新書)として刊行されています。 刊行1年を機に、多くの方々に読んでいただきたいと思い、再掲載いたします。 ある高校の生徒会室にて 「K高校生徒会指導部は、来年度から、男女かかわらずズボンとスカートの着用を認める「制服選択制」を実現するために、校則の変更を求める陳情書(ちんじょうしょ)をPTA運営委員会及び校長に提出します。これは、性的少数者、LGBTQの生徒にとって学校生活が過ごしやすいものになるだけでなく、多様な価値観を受け入れ、尊重することが重視される社会の流れに沿ったものとなります。」 会長の小野さんがそう言うと、美化専門
本サイトは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報は一切その影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。 翻訳カメラは文章をスマホで撮影するだけで、素早くほかの言語に訳してくれる便利なアプリです。しかし今現在たくさんの種類のアプリがリリースされており、どれを選べばいいかわからない人が多いのではないでしょうか。 そこでAppliv編集部の語学ジャンル担当&国際系学部出身である私が、数ある翻訳カメラを徹底的に使い倒し、手軽で誰でも使いやすく翻訳精度も高い翻訳カメラアプリを厳選。本気でおすすめできる翻訳カメラアプリを紹介します。 翻訳カメラを使って外国語のWebページや海外ゲームをサッと翻訳し、好きなものをより手軽に楽しめるようになりましょう。 柳谷智宣 ITライター 1972年12月生まれ。株式会社レベリング、株式会社トゥールビヨンの代表取締役社長。 1998年に週刊ア
およそ半世紀ぶりの新訳となるC・ライト・ミルズ『社会学的想像力』(伊奈正人・中村好孝訳)。社会学の重要古典として長年親しまれてきた本書を、いまどう読むか。訳者による解説を掲載します。 第二次世界大戦後のアメリカ社会やアメリカ社会学を批判してきたC・ライト・ミルズ(1916-62年)が45歳で亡くなった時、社会学の雑誌に載ったある追悼文で、これで社会学は少しは平穏になるだろう、と言われた。ミルズはそのようなイメージの社会学者であり、知識人であった。ミルズは、代表作の『新しい権力者』『ホワイト・カラー』『パワー・エリート』の階級三部作で、大衆社会論やエリート論を展開して議論を巻き起こした。それらの後に書かれた『社会学的想像力』(以下、本書)も、パーソンズやラザースフェルド(とくに後者はミルズをコロンビア大学に誘ってくれた恩人の一人である(注1))を名指しで批判した論争の書であった。 また本書は
インタビューに答える朝日新聞デジタルの伊藤大地編集長=東京都中央区で2021年4月16日、北山夏帆撮影 「大丈夫か朝日」――。この春、メディア業界である人事が話題になった。ウェブメディア出身の伊藤大地さん(42)が朝日新聞デジタルの編集長に就いたのだ。私たちの働く新聞業界は、縦割り組織に年功序列など硬直的な体質が根深く、社外人材の活用は共通の課題である。朝日の人事は異例だ。伊藤さんはどのような思いから引き受けたのか。東京・築地の朝日新聞本社で本人を直撃した。【松倉佑輔/デジタル報道センター】 ネットメディアで活躍 「どうも、初めまして」。受付に現れた伊藤さんはあごひげを蓄え服装もカジュアル。およそ新聞社の編集部門の幹部には見えない。 伊藤さんは4月1日付でニュースサイト「朝日新聞デジタル」の責任者である編集長に就任した。同日、ツイッターへの投稿で「新聞経験のない私に、思い切ったことするな
A―stories「私のカラダ 私の選択」から、データで見るグラフィックを集めました。「性と生殖に関する健康/権利(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)」にまつわる、日本の現在地が見えてきます。(三島あずさ、阿部朋美、デザイン=甲斐規裕)
リピーターが多く、日本からの人気が高い渡航先である台湾。観光客が感じる魅力は、近いので気軽に行ける、日本とも交流が深い、食べ物がおいしい……といろいろありますが、住んでみると「働く女性に優しい」という別の側面があるといいます。台湾に11年間暮らすノンフィクションライターの近藤弥生子さんが、素顔の台湾を紹介する連載が始まります。 駐在員との結婚がきっかけで台湾に移住したのは2011年の2月、東日本大震災が起きた前月のこと。以来、妊娠・出産、現地企業への就職、別居、離婚、シングルマザー生活を経て、台湾人と子連れ再婚、起業、2人目の出産……と、思いもよらない人生を送ることとなった。東京の出版社で編集者として働いてきた私は、台湾で自分の価値観を揺さぶられ、呪縛が解けたかのように自由に生きるおばちゃんとなった。 新卒でも新人でも生理休暇を取得する台湾女性たち 11年間の台湾暮らしで価値観がガラリと変
<小中卒の刑務所入所率は大卒の25倍にもなるが、その背景には学歴差別による経済的困窮がある> 日本は学歴社会と言われる。学歴社会とは、地位や富の獲得(配分)に際して学歴が強く影響する社会だが、日本がこういう社会であるのは誰もが知っている。同じ仕事でも学歴によって給与は違うし、有形・無形の報酬(賞賛)、既婚率にも学歴差がある。ここで細かいデータを出すまでもない。 一方、負の側面においても差がある。たとえば犯罪率だ。こういうデータはタブー視されているのか、公にされることはないが、公表されている官庁統計をもとに試算してみると、残酷なほどの差が露わになる。 法務省の『矯正統計年報』によると、2020年の1年間の刑務所入所者は1万6620人。同年10月時点の15歳以上人口10万人あたりの数にすると15.4人となる。この刑務所入所者出現率を性別に出すと、男性は28.5人であるのに対し女性は3.2人。性
AsiaNet 87114 (2383) 【ハノーバー(ニューハンプシャー州)2020年12月9日PRNewswire =共同通信JBN】 *外科的、非外科的処置の総数が2019年に7.4%増加 国際美容外科学会(ISAPS、International Society of Aesthetic Plastic Surgery)は9日、年次のGlobal Survey on Aesthetic/Cosmetic Procedures(美容処置に関する国際調査)の結果を公表し、2019年に完了した美容処置が7.4%増加したと明らかにした。 Logo - https://mma.prnewswire.com/media/1038963/ISAPS_Logo.jpg ▽ハイライト 7.4%の増加は2018年(5.6%増)より上昇した。2018年は非外科的処置だけが増えていたが、2019年は外科的、
The Programme for the International Assessment of Adult Competencies (PIAAC) is a programme of assessment and analysis of adult skills. The major survey conducted as part of PIAAC is the Survey of Adult Skills. The Survey measures adults’ proficiency in key information-processing skills - literacy, numeracy and problem solving - and gathers information and data on how adults use their skills at ho
少子化の原因として未婚化、ひいては若者の恋愛離れが問題視されがちだ。本当にそうなのか。東京財団政策研究所主任研究員の坂元晴香さんは「交際相手がなく異性との交際に興味がないと答えた男性の内訳を見ると、年収300万未満で75%を占めており、年収800万円以上は0.1%しかいない。実際、年収300万円の男性が生涯子どもを持たない割合は62.8%。少子化の原因が若者の価値観の変化ではないことは明らかだ」という――。 少子化の原因は「若者の価値観の変化」ではない 2022年に我が国で生まれた日本人の子どもの数(出生数)は77万747人で、統計を開始した1899年以降最も少ない数となり、初めて80万人台を下回った。政府も「異次元の少子化対策」を打ち出すなど、止まらない少子化をいかにくいとめるかが喫緊の課題となっているが、残念ながら現在のところ出生数が回復基調に戻る兆しはない。 そもそも、少子化対策を実
台湾では、1980年頃から原住民の間でもともとの文化を絶やしてはならないという機運が高まりました。それと時を同じくして台湾人も台湾語(閩南語・みんなんご)を復活させようという活動が展開されました。台湾の教育には、北京語が国語として使用されています。北京語が国語だとすると、台湾語は、方言の一種と考えることができます。 楊盈璋(ヤン・インザン)さん(明海大学博士後期課程1年在学)は、台湾の南にある屏東(ピンドン)市出身ですが、北京語の普及政策のため小学生の頃(1972年頃)は、台湾語で話すと罰金箱に1元入れるという制度があったそうです。その罰金で学級の備品をいろいろ購入したそうです。方言札はなかったそうです。楊さん(楊家19代目・先祖は清の時代に中国大陸の福建省から移住したそうです)は、客家(ハッカ)族ですので、家では客家語、近隣の人たちとは台湾語(閩南語)、学校では、北京語(国語)という生活
先日の旅行会話のレッスンで、「台湾語というのは、実際どのくらい使われているのですか」という質問がありました。 台湾では、およそ17世紀ごろから中国大陸の福建省南部などから漢人が移入し、彼らがもたらしたビン南語という言語があります。 ビン南語は台湾語、ホーロー語とも呼ばれます。また彼らより遅れて移民した客家人の話す客家語があります。これらの言語はMRT(地下鉄)の車内アナウンスなどでも聞くことができます。戦後になって国民党が台湾を接収した後、中国語が広く普及しました。これがいわゆる台湾華語です。また中国からの移民以前からこの島に住んでいる原住民のさまざまな言語があります。 家の中では台湾の人たちはどんな言葉を用いているのでしょうか。 面白い地図があります。 概ね、中南部は家庭内の言語としてビン南語(台湾語)が優勢のようですね。桃園新竹から苗栗にかけて、また高雄の美濃あたりでしょうか、客家語の
■特集:文系、理系…どっち?「文理選択」を考える 日本では理工系に進む女子が少なく、政府や各大学が女子を増やす取り組みを進めています。女子は理数系が苦手なのでしょうか? IT分野のジェンダーギャップの解消を目指すNPO法人「Waffle」の代表・田中沙弥果さんに、日本の現状や女子の進路選択について聞きました。(写真=中高生向けのイベント「Technovation Girls 2023」日本公式ピッチイベントの様子、Waffle提供) 科学・工学系女子はOECDで最下位 田中さんは、理工系の女子の現状を次のように話します。 「日本の大学で工学部に在籍する女子の割合は14.5%で、データを公表している世界116カ国の中では109位という低さです。しかも、その割合は昔も今もあまり変わっておらず、Waffle独自の調査では、このままでは工学部の女子の割合が50%に達するまでに77年もかかるという結
世界の最貧国は絶望的な状況にあるが、他の国は見て見ぬふりをしている。それは当然かもしれない。低所得国(LICs)は目先の世界経済の動向にほとんど関係ないからだ。6月末で28カ国の低所得国の国内総生産(GDP)は合計約5000億ドル(約74兆円)で、100兆ドル規模の世界経済のわずかにすぎない。平均年収は1000ドル程度で、約半分の国で紛争が常態化している。これらの国には7億人が暮らし、その約半
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