10月28日、オーストラリア政府はエボラ出血熱の感染が広がるシエラレオネ、ギニア、リベリアなど、西アフリカからの渡航者に対するビザの発給を停止した。ギニアのコナクリで26日撮影(2014年 ロイター) [シドニー 28日 ロイター] - オーストラリア政府はエボラ出血熱の感染が広がるシエラレオネ、ギニア、リベリアなど、西アフリカからの渡航者に対する査証(ビザ)の発給を停止した。エボラウイルスの流入を防ぐことが目的で、先進国でこうした措置を取るのは同国が初めて。
10月20日、米マイクロソフトのナデラ最高経営責任者(CEO)は、エボラ出血熱対策に取り組む医療研究者に対し、無償で同社のクラウドコンピューティングサービスと研究用ツールを提供する方針を明らかにした。(2014年 ロイター/Robert Galbraith) [サンフランシスコ 20日 ロイター] - 米マイクロソフトのナデラ最高経営責任者(CEO)は20日、エボラ出血熱対策に取り組む医療研究者に対し、無償で同社のクラウドコンピューティングサービスと研究用ツールを提供する方針を明らかにした。
エボラ出血熱の発生地 (1976年- 現在) エボラ出血熱(エボラしゅっけつねつ、Ebola hemorrhagic fever[† 1][† 2]; EHF)、またはエボラウイルス病(エボラウイルスびょう、Ebola virus disease; EVD)は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。マールブルグ病、ラッサ熱、南米出血熱、クリミア・コンゴ出血熱と並ぶ、ウイルス性出血熱の1つだが、感染者が必ずしも出血症状を呈するわけではないため、国際的には呼称がエボラ出血熱からエボラウイルス病へ切り替わりつつある[1][2]。主にアフリカで発生する。 ヒトに感染し、治療開始が遅れると致死率は80 - 90%に上る(ウイルスによって異なる)[3]。また、仮に救命できたとしても重篤な後遺症を残すことがあり、リスクグループレベル4ウイルスの一つである。一方、毒
8月11日、エボラ出血熱の流行が拡大するシエラレオネの最前線で1カ月間、治療に当たった英国人医師の脳裏に焼き付いたのは死にゆく子どもたちの姿だった。写真はリベリアの治療施設で撮影。提供写真(2014年 ロイター/Samaritan's Purse) [ロンドン 11日 ロイター] - エボラ出血熱の流行が拡大するシエラレオネの最前線で1カ月間、治療に当たった英国人医師ティム・オデンプシー氏の脳裏に焼き付いたのは死にゆく子どもたちの姿だった。 「母親が小さな赤ん坊を連れて病院に駆け込み、数日後にその子が死ぬ。そのような状況はとても過酷だ」。ロイターのインタビューに応じたオデンプシー氏は、「治療が必要な患者であふれている。時には家族全員が収容されることもあり、これを止めることはできない」と説明した。
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