小学校建設が進む、学校法人「森友学園」の取得用地=2月18日、大阪府豊中市 学校法人「森友学園」が寄付を募った時の振込用紙。「安倍晋三記念小学校」の記載がある 大阪府豊中市の旧国有地に小学校を4月に開校予定の学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)が、府への小学校設置認可の申請前に校名を「安倍晋三記念小学校」にしたいと打診したのに対し、府側が政治的中立性を理由に難色を示していたことが1日、府への取材で分かった。学園側はその後、校名を変えて申請した。 府私学課によると、2013年ごろ、森友学園の籠池泰典理事長から「豊中市の国有地を取得して小学校を建てたい。安倍晋三記念小学校という校名を考えている」と認可申請の方法について問い合わせがあった。
大阪の学校法人「森友学園」の国有地取得をめぐる問題で、日本テレビは森友学園の籠池泰典理事長が、自民党の鴻池祥肇元防災担当相側に土地の価格を安くするよう働きかけを行っていた際の記録を独自に入手した。 日本テレビが入手したのは、鴻池元防災担当相の公設秘書が森友学園の籠池理事長から2013年8月から去年3月にかけて、少なくとも15回にわたって陳情を受けた記録。 メモには2013年9月に籠池理事長から問題の土地について財務省側に「賃借料を“まけて”もらえるようお願いしたい」と依頼を受けたとの記述があった。また翌月の記録には鴻池議員本人が同席した場で、籠池理事長夫妻が「上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい」と発言したと記されている。メモには「ウチは不動産屋ではない」などと籠池氏側の働きかけに秘書が反発する内容も記されている。 また2年前にも財務省側
安倍応援団が“森友学園”疑惑封じ! NHKは予算委員会を中継せず、田崎史郎は『ひるおび!』で露骨な安倍擁護 本日も国会で学校法人森友学園との関係を追及された安倍首相。疑惑を晴らしたいのであれば本格的な調査の指示をはっきりすればいいのに、その答弁は「印象操作だ!」「レッテル貼りだ!」の一辺倒。逆に怪しさは増していくばかりだ。 しかし、その怪しさを覆い隠そうとするのがメディアだ。きょうはなぜか国会の模様がテレビで中継されなかった。しかも、きょうの衆院予算委員会は、予算の締めくくり質疑の日。2015年も2016年も衆院予算委の締めくくり質疑の模様をNHKは中継しているが、過去最大となる約97兆円の新年度予算が採決されるきょう、NHKは中継をおこなわなかったのである。 もちろん、NHKが中継しなかったのには理由がある。事実、本日質疑に立った共産党の高橋千鶴子議員はTwitterで「TV中継を与党が
「大人の人たちが他の国々に負けぬよう、北方領土、竹島、尖閣諸島を守り、日本を悪者として扱っている中国、韓国が心あらため、歴史教科書で嘘を教えないようお願いいたします。安倍首相がんばれ! 安倍首相がんばれ! 安保法制、国会通過、よかったです!」 安倍首相夫人が名誉校長をつとめ、当初、「安倍晋三記念小学校」の名前が冠せられる予定だった小学校にただ同然で国有地を払い下げていた問題。渦中の学校法人森友学園が経営する塚本幼稚園で、幼稚園児たちに運動会でこんなトンデモな宣誓をさせていたことが発覚した。安倍首相は「(森友学園の籠池泰典理事長は)私の考え方に非常に共鳴している方」「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」などと言っていたが、その「共鳴する思想」がいかにグロテスクなものであるかを、あらためて国民に見せつけたかたちだ。 一方で、国有地の激安売却についても、安倍首
森友学園問題で安倍首相の“虚偽答弁”が次々発覚!「妻は報酬を受け取っていない」と言ってたのに昭恵夫人への支払記録 連日、国会で追及されている学校法人森友学園の国有地格安払い下げ問題。新たな疑惑がどんどん明るみに出ているが、同時に次々と判明しているのが、安倍首相の“虚偽答弁”だ。 28日の国会でも、またひとつ安倍首相の嘘がばれた。前日、27日の衆院予算委で安倍首相は、昭恵夫人が瑞穂の国記念小學院(「安倍晋三記念小学校」)の名誉校長就任や、森友学園が営む塚本幼稚園での講演の対価としての金銭受け取りの有無を尋ねられ、「報酬も講演料もまったく受け取っていないと聞いています」と繰り返した。つまり、名誉校長になることで利益を得ていない、昭恵夫人は潔白だ、われわれは単に名前を使われた被害者だ、と言っていたのだ。 ところがだ。今日の参院予算委では、民進党の舟山康江議員が資料に基づくこんな事実を暴露した。そ
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む小学校。校庭予定地には学園と業者が「仮置きしている」とする土砂の山がある=大阪府豊中市で2017年2月27日午後、本社ヘリから幾島健太郎撮影 大阪市の学校法人「森友学園」が小学校の新設を予定している大阪府豊中市の土地に、ごみを含んだ土砂が積み上げられている問題で、学園は28日、土砂の搬出に向けた作業をいったん中断した。作業に立ち会っている豊中市が明らかにした。学園側はホームページ上で、28日ごろからごみと土砂に分別し、搬出を始める意向を示していたが、ごみの搬出業者は未定で、作業が順調に進むかどうかは流動的な情勢だ。 豊中市によると、分別作業は27日から始まり、1週間程度で完了する予定だったが、ショベルカーの目詰まりや人手不足が原因で、期間内に終わらない可能性がある。
3月の自民党党大会で総裁任期延長を決定し、安泰のはずの安倍政権がグラついた。昭恵首相夫人が名誉校長を務め、一時は「安倍晋三記念小学校」という名称で寄付金集めをしていた学校法人森友… 続きを読む
財務省が籠池氏と接触=国有地払い下げで-参院予算委 参院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=28日午後、国会内 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題に関し、財務省の佐川宣寿理財局長は28日の参院予算委員会で、同地売却前の昨年3月、理財局の担当者が同法人の籠池泰典理事長と面会していたことを明らかにした。財務省はこれまで、国有地売却に至るまでの面会などの交渉記録は廃棄済みと説明してきた。民進党の 小川勝也 参院幹事長らへの答弁。 〔写真特集〕「森友学園」に払い下げられた国有地 安倍晋三 首相は森友学園について、第1次安倍内閣退陣後に昭恵夫人を介して知ったと説明。「籠池氏と個人的関係は全くない」と強調した。同法人が同地で今春開校する小学校建設のため、安倍晋三記念小学校名で寄付金を募っていたことに関しては、「寄付金集めにも全く関わっていない。(名前の使用を)断った以上、責任の取り
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む小学校。校庭予定地には学園と業者が「仮置きしている」とする土砂の山がある=大阪府豊中市で2017年2月27日午後1時47分、本社ヘリから幾島健太郎撮影 大阪・豊中市が用地造成担当元請け業者の聞き取りと現地調査 学校法人「森友学園」が小学校用地として大阪府豊中市の国有地を鑑定額より安く取得した問題で、同市は27日、廃棄物処理法に基づき用地造成を担当した元請け業者の聞き取りと現地調査をした。業者は土は「仮置き」の状態で、分別後、ごみを搬出すると説明。ただ、別の業者は取材に「現場で『仮置き』とは聞いていない」と証言。市は作業の進め方が適切だったのか、さらに調査を進める方針。 聞き取りを受けたのは、同府吹田市の施工業者。豊中市によると、昨年2月ごろ始めたくい打ち工事で廃棄物が混じった土が出た▽建築工事を優先するため、3月ごろから廃棄物が混じった土を用地内に
学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる問題が安倍晋三首相を直撃した。24日の衆院予算委員会では野党が首相の責任を追及。首相は新設される小学校の名誉校長を妻が辞任したことや、自らの名を使った学園の寄付金集めに抗議したことを明らかにして、疑惑の払拭(ふっしょく)に努めた。それでも、売却をめぐる問題は不透明さを増している。 首相はこの日、審議の冒頭から森友学園との関係性を否定しようとした。 「教育者としていかがなものかと相手方に伝えた。何回も断っているにもかかわらず、寄付金集めに(安倍晋三記念小学校の)名前が使われたのは本当に遺憾で、抗議をした」 首相は妻昭恵氏が学園が開設予定の小学校の名誉校長を辞任したことも明らかにし、同学園の籠池(かごいけ)泰典理事長に対して「非常にしつこい」とまで口走った。 17日の衆院予算委で「妻から(籠池)先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と語った好
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む「瑞穂の国記念小学院」(左手前)=大阪府豊中市で2017年2月24日午後3時16分、本社ヘリから森園道子撮影 森友学園の小学校用地として売却された大阪府豊中市の国有地を巡る問題で、地下のごみ処理に関わったという関西地方の土木業の男性が24日、毎日新聞の取材に応じた。建設用地には生活ごみなどが混じった土が山積みになっていたといい、男性は「敷地内に穴を掘り、その土を埋めた」と証言した。 この証言は国会審議で取り上げられ、国側は産業廃棄物として撤去費を見積もったと明らかにした。 男性は昨年11月、知り合いの業者に紹介され、建設現場に出入りするようになった。校舎は既に建ちつつあり、敷地南側に約2000立方メートルの土が山積みで、空になったしょうゆやマヨネーズの容器、靴、衣類などが混じっていた。発注元の業者からの指示で、周囲の地面を2~3メートル掘っては土を
「森友学園」に売却された国有地で建設が進む「瑞穂の国記念小学院」=大阪府豊中市で2017年2月24日午後3時19分、本社ヘリから森園道子撮影 大阪市の学校法人「森友学園」が小学校用地として大阪府豊中市の国有地を鑑定額より大幅に安く取得した問題を巡り、民進党の玉木雄一郎氏は24日の衆院予算委員会で、土木業者の証言を基に、建設現場から掘り出したごみの一部が敷地内に埋め戻されたのではないかと改めて追及した。財務省の佐川宣寿理財局長は「契約上、確認する義務はない」と答弁した。一方、国有財産を管理する財務省近畿財務局が学園側との交渉記録を既に廃棄したことも明らかになった。 玉木氏によると、業者は昨年11月から12月まで約2週間、建設現場で作業。掘り出した約2000立方メートルの汚染土のうち半分程度しか敷地外に搬出せず、残りは運動場予定地に埋め戻したという。
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