豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で十一〜十四日、キリンとニホンザル、ダイアナモンキーの赤ちゃん計四匹が相次いで誕生し、早くもかわいらしい姿を見せている。新型コロナウイルスが街に暗い影を落とす中、初夏恒例のベビーラッシュで園内は華やかな雰囲気に包まれている。 (昆野夏子) 十一日にキリンのウリュウ(雄、八歳)とユララ(雌、八歳)の間に雌が誕生した。赤ちゃんは細い足ながらもしっかり立ち、ユララとじゃれ合う様子も見られる。普段は獣舎にいるが、天気の良い午前中は獣舎前の小さな運動場(パドック)に出てきて、来園者の前に姿を見せることもある。園内で飼育しているキリンは計四頭となった。