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  • ロシア当局、部分動員で失態相次ぐ 反発受け是正を約束

    ロシア・サンクトペテルブルクで、ウクライナ侵攻をめぐる部分動員令への抗議デモに参加して警察に拘束される男性(2022年9月24日撮影)。(c)AFP 【9月26日 AFP】ロシア当局は25日、予備役の部分的動員をめぐり、学生や高齢者、持病のある人が誤って招集され、国内で反発が高まっているのを受け、過ちを正すと約束した。 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が21日、部分動員を発表した際には、「関連技能」を有している人や軍事経験のある人のみが対象となると語っていた。 しかし、南西部ボルゴグラード(Volgograd)の当局は、糖尿病を患い、脳にも問題がある63歳の元軍人を訓練施設に送った。国営ロシア通信(RIA)によると、この元軍人は23日、自宅に帰された。 同地では、校長を務める軍隊経験がない男性(58)も招集命令を受けた。男性の娘がソーシャルメディアに投稿した動画

    ロシア当局、部分動員で失態相次ぐ 反発受け是正を約束
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    blackshadow 2022/09/26
    ノルマをこなすために手当たり次第なのか、名目上は予備役だけで学生やインフラ関連は対象外のはずが普通に徴兵されている模様。健康上の適正どころか死人に召集令状が来た例も。
  • ウクライナ「キエフ州全域を解放」 280人の遺体埋葬

    ウクライナの首都キエフ近郊ブチャで、複数の遺体(写真外)が横たわる道路を歩く人(2022年4月2日撮影)。(c)RONALDO SCHEMIDT / AFP 【4月3日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Maliar)国防次官は2日、同国軍がキエフ州全域をロシア軍から奪還したと発表した。 ウクライナを侵攻したロシア軍はこれに先立ち、首都キエフ近郊の主要都市から撤退。マリャル氏はフェイスブック(Facebook)に、「イルピン(Irpin)とブチャ(Bucha)、ホストーメリ(Hostomel)とキエフ州全域が侵略者から解放された」と投稿した。 3都市はいずれもキエフの北西にあり、2月24日に始まったロシア軍の侵攻により大きな被害を受けていた。イルピンとブチャは今週、ウクライナ軍により奪還されたが、戦闘により多数の民間人が犠牲となった。 ブチャに入ったAFPは、一つの道路で少

    ウクライナ「キエフ州全域を解放」 280人の遺体埋葬
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    blackshadow 2022/04/03
    ロシアの民間人虐殺の痕跡。これがすぐ目に付く場所に放置された一部でしかないという。
  • ロシアのコロナ死者、10月は過去最多7.5万人

    ロシアの首都モスクワ市内をマスクをして歩く男性(2021年11月19日撮影)。(c)DIMITAR DILKOFF / AFP 【12月4日 AFP】ロシア連邦統計局(Rosstat)は3日、同国の10月の新型コロナウイルスによる死者数が約7万5000人だったと発表した。新型ウイルス流行が始まって以降で最多の月間死者数となった。 統計局がまとめる累計死者数は52万人余りで、米国とブラジルに次いで世界で3番目に多い。政府は新型ウイルスの影響を軽視していると批判されており、統計局の死者数は、政府発表よりもはるかに深刻な状況を示している。 政府の公式サイトに掲載されている累計死者数は約28万人で、統計局の数字を大幅に下回る。政府は病理解剖で新型ウイルスが主な死因と確認された人のみを数えているが、統計局はより広い定義で新型ウイルス関連の死者数を集計している。 ウラジーミル・プーチン(Vladimi

    ロシアのコロナ死者、10月は過去最多7.5万人
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    blackshadow 2021/12/05
    ロシアの実際の新型コロナ死者数が政府発表値の倍近いとすると、世界でも最悪クラスの深刻な被害ということになる。
  • Qアノン信奉の男、「蛇のDNA」信じ子ども2人殺害 米

    米ロサンゼルスで行われたデモで、極右陰謀論「Qアノン」信奉者が掲げた旗(2020年8月22日撮影、資料写真)。(c)Kyle Grillot / AFP 【8月13日 AFP】米連邦当局は11日、子ども2人を水中銃で殺害したとして、父親の男を訴追した。男は「Qアノン(QAnon)」などの陰謀論に感化され、「蛇のDNA」を持つ怪物から世界を救うため犯行に及んだと供述している。 訴追状によると、マシュー・テイラー・コールマン(Matthew Taylor Coleman)容疑者(40)はカリフォルニア当局に対し、自らの行いが悪いことであると理解していたものの、「世界を救う唯一の方法だった」と語った。 コールマン容疑者は、2歳の息子と生後10か月の娘を連れてメキシコに入国し、2人を殺害。米国に帰国した際に逮捕され、国外での米国民殺害の罪で訴追された。 容疑者のは今月7日、夫が子どもらを連れて自

    Qアノン信奉の男、「蛇のDNA」信じ子ども2人殺害 米
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    blackshadow 2021/08/13
    Qアノンというエコーチェンバーで頭がおかしくなった男による殺人事件。
  • 新型コロナの危険な合併症か、血栓の報告相次ぐ 脚切断患者も

    米コネティカット州スタンフォードの病院で新型コロナウイルス感染症患者の治療にあたる医療従事者(2020年4月24日撮影)。(c)John Moore/Getty Images/AFP 【4月29日 AFP】米ブロードウェー(Broadway)の劇場やテレビで活躍している俳優のニック・コーデロ(Nick Cordero)さん(41)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療のため、病院の集中治療室(ICU)で3週間近く過ごした後、医師団の判断で右脚の切断を余儀なくされた──血栓ができ、血流が滞るようになったためだ。新型ウイルスによるものとみられるこの危険な合併症について、中国、欧米諸国の医療現場の第一線にいる専門家からの報告例が増加している。 集中治療室にいる患者は、いわゆる「血栓症」をさまざまな理由で発症するが、新型ウイルスの感染者では、その発症率は著しく高い。 米ニューヨーク

    新型コロナの危険な合併症か、血栓の報告相次ぐ 脚切断患者も
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    blackshadow 2021/05/29
    古い記事だが、流行初期は新型コロナに対する治療プロトコルがまだ固まっておらずこのような事例が頻発した。
  • 「コロナ・デモ」ドイツで広がる メルケル首相も警戒

    独ベルリンで警察官に身柄を拘束されるデモ参加者(2020年5月1日撮影)。(c)John MACDOUGALL / AFP 【5月16日 AFP】ドイツでは、ロックダウン(都市封鎖)対策やビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が進めているとされるワクチン開発計画に対する怒りから、陰謀論者や過激派、反ワクチン派による抗議運動が相次いでおり、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相も警戒を強めている。 当初は、新型コロナウイルスの感染拡大対策として導入された市民生活への厳しい制限措置を非難するために、少数が抗議を繰り広げていたが、ここ数週間で抗議活動はドイツの主要都市に広がり、参加者は数千人規模に膨れ上がっている。 抗議運動の高まりは、2015年の欧州難民危機の最中に起きたイスラム嫌悪の反移民団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的欧州人(PEGIDA、ペギーダ)によるデモ行進にも例

    「コロナ・デモ」ドイツで広がる メルケル首相も警戒
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    blackshadow 2020/05/16
    『陰謀論者や過激派、反ワクチン派による抗議運動が相次いで』アメリカでも似たような話があったな。
  • 頂上にこの行列… エベレストでさらに4人死亡、混み合う「死のゾーン」

    登山者が列を成すエベレスト山頂。登山家ニルマル・プルジャ氏の登山チーム「Project Possible」提供(2019年5月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / PROJECT POSSIBLE 【5月24日 AFP】世界最高峰エベレスト(Mount Everest)で24日、新たに4人の死亡が報告された。このうち2人は、標高8000メートル以上の通称「死のゾーン」が登山者で混雑していることが原因で命を落としたとされ、安全より利益が優先されているとの懸念が強まっている。 【写真特集】エベレストの春、登山者でにぎわい 前日23日午後に亡くなったのは、登頂を果たしたものの下山途中に死亡したインド人のカルパナ・ダス(Kalpana Das)さん(52)。当時、エベレストの山頂付近には大勢の登山者らが列を成していた。 同じくインド人の別の登山者(27)も、山頂からの下山中に命を落とした。登

    頂上にこの行列… エベレストでさらに4人死亡、混み合う「死のゾーン」
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    blackshadow 2019/05/25
    富士山の山頂もこんな感じだったな
  • はしかとの闘い「後退」 WHOが警告、世界の患者数50%増

    インドで麻疹(はしか)の予防接種を受ける生徒(2018年9月4日撮影)。(c)Biju BORO / AFP 【2月15日 AFP】国連(UN)の世界保健機関(WHO)は14日、2018年の世界の麻疹(はしか)患者数が前年比約50%増だったとして、はしかの流行を阻止するための取り組みが「後退している」と警鐘を鳴らした。 WHOは、はしかの再流行という憂慮すべき傾向が、世界規模で起きていることを示す予備データを提示した。予防接種率が過去最高水準に達している富裕国でも、この傾向が認められている。 WHOの予防接種・ワクチン・生物学的製剤部門を統括するキャサリン・オブライエン(Katherine O'Brien)氏は記者団に「WHOのデータは、はしか患者数の大幅な増加を示している。この傾向はあらゆる地域でみられている」と語った。 オブライエン氏は「現在起きている流行は長期化しており、かなり大規模

    はしかとの闘い「後退」 WHOが警告、世界の患者数50%増
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    blackshadow 2019/03/03
    「貧困国や周縁地域、紛争国などではワクチンを入手できないことが問題」「欧州や他の富裕地域では、はしかワクチンに関する無関心と誤った情報に再流行の原因の一端がある」
  • 「遺伝子ハッキング」の「近道作用」で作物の生産量40%増、論文

    【1月8日 AFP】農作物の成長促進を目的とする遺伝子組み換えの研究に取り組んできた米イリノイ大学(University of Illinois)が、「遺伝子ハッキング」すなわち「ショートカット(近道)」によって植物のタバコの生産量を40%増やすことに成功し、そのことを実証する研究論文を3日の米科学誌サイエンス(Science)で発表した。 農場経営者らは長年、生産性を向上するために肥料や農薬などを利用してきたが、これらの農業技術はもはや頭打ちで、生産性を従来より大幅に向上させる可能性は低いと考えられている。今回の研究は、タバコの生産量を増やすことではなく、人口増加に伴って増大する糧需要を満たすためにコムギやダイズに技術を応用することを目標としており、米慈善財団ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)や英政府などが資金提供し

    「遺伝子ハッキング」の「近道作用」で作物の生産量40%増、論文
  • 北極の記録的温暖化、環境に「幅広い変化」を誘発 NOAA年次報告書 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

    1981~2010年の平均気温と比較した北極圏(青)と世界全体(オレンジ)の平均気温の推移。(c)JEAN MICHEL CORNU, JONATHAN WALTER / AFP 【12月12日 AFP】地球温暖化は北極圏の気温を前例のないペースで上昇させており、欧米で発生した極度の暴風雨など、地球全体で広範な環境変化を引き起こしているとする米国の主要な科学報告書が11日、発表された。 米海洋大気局(NOAA)の年次報告書「北極圏報告カード(Arctic Report Card)」2018年度版によると、脆弱(ぜいじゃく)な北極圏は過去5年にわたり毎年、観測史上最高を更新する高気温に見舞われ、記録的な長期間に及ぶ気温上昇傾向が観測された。 報告書は、北極圏で続く気温上昇が典型的な気象パターンに混乱をもたらしており、この傾向は米東部で起きた猛烈な冬の嵐や3月に欧州を襲った極度の寒波と「同期し

    北極の記録的温暖化、環境に「幅広い変化」を誘発 NOAA年次報告書 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 超大型ハリケーンで小島が消滅、米ハワイ諸島 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

    米ハワイ州フレンチフリゲート礁付近の海中。海洋大気庁提供(撮影日不明、資料写真)。(c)James Watt / NOAA / AFP 【10月26日 AFP】米ハワイ(Hawaii)州の離島イースト島(East Island)が、壊滅的なハリケーンの影響でほぼ消滅した。海底堆積物調査班が今週、その被害状況を調査するため現地に派遣された。当局が発表した。 【あわせて読みたい】南太平洋の絶海の孤島がごみため化 ホノルル(Honolulu)から北西約800キロの地点にあるイースト島は、フレンチフリゲート礁(French Frigate Shoals)と呼ばれる環礁の中で2番目に大きな島。 幅120メートル、全長800メートルというこの小島は、主に砂と小石から成る海抜の低い島で、絶滅が危惧されるアオウミガメやハワイモンクアザラシの生息地だった。 同島は今月ハリケーン「ワラカ(Walaka)」が太

    超大型ハリケーンで小島が消滅、米ハワイ諸島 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
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    blackshadow 2018/10/26
    『幅120メートル、全長800メートルというこの小島』思ったよりも大きい。珊瑚礁の国には他人事じゃないな。
  • 火山の「超巨大噴火」、従来説より高い頻度で発生か 研究

    米ワイオミング州イエローストーン国立公園のアッパー・ガイザー・ベイスンにある温泉池モーニング・グローリー・プール(2016年5月14日撮影)。(c)AFP/Mark Ralston 【11月30日 AFP】文明を消滅させるほど大規模な火山の「超巨大噴火」が最後に起きたのは今から約2万5000年前とされているが、この種の噴火は平均で1万7000年ごとに発生するとの最新の推算結果が29日、発表された。 【写真特集】世界の火山 地球惑星科学の専門誌「Earth and Planetary Science Letters」に掲載された研究論文によると、超巨大噴火は5万年~70万年ごとに発生するとこれまで考えられていたという。 論文主執筆者のジョナサン・ルジェ(Jonathan Rougier)氏はAFPの取材に、超巨大噴火の発生頻度に関する最新の推算で定められた推定値の範囲は5000年~4万800

    火山の「超巨大噴火」、従来説より高い頻度で発生か 研究
  • 片足立ちもお手のもの、トヨタが新型人型ロボット披露

    【11月29日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は29日、都内で開幕した「2017国際ロボット展(International Robot Exposition 2017)」で、新たに開発した人型ロボット「T-HR3」を披露した。 T-HR3は32か所の関節を備え、人間のようなスムーズな動きを実現。片足立ちをしてバランスを取ることも可能だという。ユーザーはウェアラブルの操縦機器を装着することで、ロボットにリアルタイムで同じ動作をさせることもできる。 2017国際ロボット展は来月2日まで開催。(c)AFP

    片足立ちもお手のもの、トヨタが新型人型ロボット披露
  • 動画:ヨルダンの難民キャンプで太陽光発電所開設、この種としては世界最大

    【12月1日 AFP】ヨルダン北部にある数万人のシリア難民が暮らすザータリ(Zaatari)難民キャンプで11月13日、難民たちの生活の質の向上を目的とした太陽光発電所が開設された。この太陽光発電所は難民施設に設置されたものとしては過去最大だという。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、12.9メガワットの総発電能力を持つ計4000枚の太陽光パネルは、ザータリ難民キャンプで生活する8万人に対し、1日当たり14時間分の電気を供給することを目的としたものだという。 この太陽光発電所の事業には、ドイツが1500万ユーロ(約19億7000万円)を出資した。 UNHCRヨルダン事務所のステファノ・シビーレ(Stefano Severe)代表は、UNHCRはこれまで1日につき8時間分の電気を供給し、その経費は1か月当たり50万ドル(約5600万円)だったが、「この太陽光発電所とドイツからの

    動画:ヨルダンの難民キャンプで太陽光発電所開設、この種としては世界最大
  • 動画:翼竜の幼年期、卵215個の化石群で解明進む 研究

    【12月1日 AFP】これまでに発見された中で最大規模となる翼竜の卵の化石群について、その内部を3Dスキャンを用いて詳しく調査した研究結果が11月30日、発表された。翼竜は恐竜の近縁種で、空を飛行していたとされる。 爬虫(はちゅう)類の翼竜は動力飛行を進化させた(昆虫に次いで)最古の動物で、単に跳躍したり滑空したりするのではなく、羽ばたきをして空中にとどまることができた。翼竜は恐竜とともに約6600万年前に絶滅した。 翼竜の卵の化石については、アルゼンチンの3個や中国の5個など、中身が残っているものがいくつか発見されている。 米査読学術誌サイエンス(Science)に発表された最新の研究報告は、これまでで最大規模となる215個の卵の化石群に基づくものだ。化石群は、中国北西部に位置する新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)のハミ(Hami)市

    動画:翼竜の幼年期、卵215個の化石群で解明進む 研究
  • 北極海公海での漁業を当面中止、日本など10の国・地域が合意

    【12月2日 AFP】北極圏の国と地域、日中国などの主要漁業国は1日、北極海の公海上における商業漁業を当面は行わないことで合意した。 北極圏の温暖化は地球全体の2倍のペースで進んでいるため、中長期的には北極海の水産資源の規模や分布などが変わり、今よりも漁業関係者にとって魅力的になる可能性がある。 カナダのドミニク・ルブラン(Dominic Leblanc)漁業海洋相は、カナダは欧州連合(EU)、中国、グリーンランド(Greenland)とフェロー諸島(Faroe Islands)を擁するデンマーク、アイスランド、日韓国、ノルウェー、ロシア、米国は、北極海中央部の公海上の生態系についての理解が深まるまで同海域で商業漁業を行わないことで合意したと述べた。 これらの国と地域は「適切な保護・管理措置」を確立するまで同海域で一切漁業を行わないことでも合意した。こうした目標を実現するため、これ

    北極海公海での漁業を当面中止、日本など10の国・地域が合意
  • チリ南部で氷河から氷山分離、航行の障害となる恐れ

    【12月2日 AFP】チリ南部の氷河で最近起きた巨大な氷山の分離が、周辺海域の船舶の航行の障害となり、沿岸地域に冠水被害をもたらす恐れがあると専門家らが指摘している。 チリの最南部のグレイ(Grey)氷河から11月末、約350×380メートルの氷山が分離した。分離した氷山の大きさは、グレイ氷河を観測している同国の科学者たちをも驚かせた。 チリ南極研究所(INACH)の氷河学者リカルド・ハナ(Ricardo Jana)氏によると、この氷山は、今はただの大きな氷の塊のように見えるが、海に出て小さな塊に分離すると「脅威になり得る」という。大きさを考えると、この氷山が砕けてることで生じる氷の塊は同地域の航海の障害となる恐れがある。 この氷山は海面上昇も引き起こすとみられており、海岸部のコミュニティーは冠水被害が出る恐れもある。 グレイ氷河は首都サンティアゴの約3200キロ南に位置するトーレス・デル

    チリ南部で氷河から氷山分離、航行の障害となる恐れ
  • ウチワサボテンが食料危機の救世主か、国連食糧農業機関が見解

    ウチワサボテンを収穫する男性、メキシコの首都メキシコ市にて(2007年10月18日撮影)。(c)AFP/OMAR TORRES 【12月1日 AFP】国連糧農業機関(FAO)は11月30日、メキシコ料理に欠かせない材の一つ、ウチワサボテンが世界の料危機の大部分を救う答えになり得るとの見解を示した。 FAOは声明で「大半のサボテンはべられないが、オプンティア属のサボテンにはべられるものがたくさんある。野生ではなく農作物として扱われているものは特にそうだ」と述べ、サボテン料理の可能性を追求する方法について解説したも出版した。 FAOと非営利団体「国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)」は、ウチワサボテンには人命を救う力があると考えており、2015年にマダガスカルを襲った干ばつでは「サボテンが現地の住民と家畜にとって決定的な料・飼料・水分の供給源となったことが確認された」と強調

    ウチワサボテンが食料危機の救世主か、国連食糧農業機関が見解
  • 米探査機ボイジャー1号、37年ぶりエンジン作動

    米フロリダ州ケープカナベラルの航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターから打ち上げられる探査機「ボイジャー1号」(1977年9月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA / KSC / HO 【12月2日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は1日、1977年に打ち上げた探査機「ボイジャー1号(Voyager 1)」の噴射エンジンを37年ぶりに動かすことに成功した。 太陽系外惑星を探索するために40年前に打ち上げられた無人探査機ボイジャー1号は、人類史上、地球から最も遠くを飛行する人工物となっている。だが、地球との通信を続けるためにはアンテナの向きの微調整が必要となっていた。「地球から130億マイル(約210億キロ)離れた位置では、近くに調整を行う修理工場もない」とNASAはプレスリリースで表現。 NASAのジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)の

    米探査機ボイジャー1号、37年ぶりエンジン作動
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    blackshadow 2017/12/02
    40年経っても稼働しているのが凄まじい
  • 高精度「塩基エディター」、遺伝子治療の大きな一歩に 研究

    仏西部ナントの研究所で、DNAサンプルを確認する研究者(2015年12月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/GEORGES GOBET 【10月26日 AFP】生物の遺伝コードに存在する小さくも致命的な誤りを「継ぎ目なく」修正できる、高精度の制御が可能な新たな分子機械を開発したとの研究結果が25日、発表された。 この技術は、遺伝子編集の適用範囲を拡大し、精度を向上させるもので、遺伝性の失明、鎌状赤血球貧血、嚢胞(のうほう)性線維症やその他多くの消耗性疾患を引き起こす遺伝子変異の修復に道を開くものだ。 米ハーバード大学(Harvard University)のデービッド・リュー(David Liu)氏率いる研究チームが開発した「一塩基編集」と呼ばれる手法では、DNAに直接「化学的な手術」を実行し、DNAのはしご型構造を切断することなく、問題のある部分を恒久的に修正する。 英科学誌ネイチャー

    高精度「塩基エディター」、遺伝子治療の大きな一歩に 研究