ブックマーク / mainichi.jp (374)

  • 「内ゲバ」の時代を生きた映画史家 「ゲバルトの杜」から振り返る | 毎日新聞

    1972年秋、早稲田大キャンパスで起きた「内ゲバ」によるリンチ殺人を証言や再現ドラマで問い直すドキュメンタリー映画「ゲバルトの杜(もり) 彼は早稲田で死んだ」(代島治彦監督)が東京・渋谷のユーロスペースで公開中だ(今後、全国で順次公開)。事件発生と同じ72年に東京大に入学し、「内ゲバ」の時代に大学生活を送った映画史家で比較文学研究者の四方田犬彦さんに当時を振り返り、「ゲバルトの杜」について寄稿してもらった。 触れれば血が噴出するような傷 傷をつけた人間を信じることはできないが、つけられた傷は信じることができる。傷跡(きずあと)とは、事件の直後に体験した危機と苦痛を克服し、自分がより高い次元で生き延びたことの証左だからだ。もうだいぶ昔のことだが、この言葉を切実に信じたいと思った時期があった。 だがもしここに、触れるたびに血が吹き零(こぼ)れるような傷があるとしたら。いつまでも癒(いや)される

    「内ゲバ」の時代を生きた映画史家 「ゲバルトの杜」から振り返る | 毎日新聞
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    bokmal 2024/05/27
  • 「立ったままの接客」厚労省が実態把握へ 椅子の設置、実は義務 | 毎日新聞

    立ち仕事に椅子を設置する義務について企業などへの周知を求めた茂木楓さん(右)=東京都千代田区の衆院議員会館で2024年5月24日午後2時16分、奥山はるな撮影 スーパーマーケットのレジ打ちなどで「立ったままの接客」を強いられていることについて、厚生労働省は24日、事業者にヒアリングをして実態把握に乗り出すことを明らかにした。 厚労省の労働安全衛生規則では、労働者が就業中にしばしば座れる機会がある時、休息のための椅子を置くよう事業者に義務づけている。しかしスーパーなどの接客業では、労働者が椅子の設置を求めても「座ることを許可していない」などの理由で事業者側が拒否するケースがある。座ったままのレジ打ちは海外では一般的だが、日では普及していない。 労働組合「首都圏学生ユニオン」の有志らでつくる「座ってちゃダメですかプロジェクト」がこの日、厚労省に対し、規則を事業者に周知するなどして改善するよう

    「立ったままの接客」厚労省が実態把握へ 椅子の設置、実は義務 | 毎日新聞
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    bokmal 2024/05/25
    テキ屋のおっちゃんの、基本座ってて商品や金の受け渡しの時だけ立つ(客が身を乗り出しておっちゃんは立たない場合もある)、あれが古式ゆかしい接客ではなかろうか。
  • イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似 | 毎日新聞

    札幌市保健所は17日、アルカロイド性有毒成分を有するイヌサフランを誤ってべたとみられる札幌市内の2人が死亡したと発表した。イヌサフランはギョウジャニンニクに似ており、北海道内では過去10年間で17人の中毒患者が発生。このうち7人が死亡しており、市保健所は「確実に用と判断できない植物はべないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。 市保健所によると、2人は今月上旬に亡くなり、道警が捜査。死因を調べた医師から「イヌサフランの誤による中毒の可能性が高い」と市保健所に報告があったという。2人は自宅の家庭菜園に間違えてイヌサフランを植え、葉っぱをべてしまったとみられる。

    イヌサフランを誤食か、札幌の2人死亡 ギョウジャニンニクと類似 | 毎日新聞
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    bokmal 2024/05/17
    (食べる直前までこんな顛末は誰の頭にもよぎらなかっただろうと思うと命のあっけなさに呆然とする。事故とは全てそういうものなんだろうけど…)
  • 「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 4平方mにたった1人 | 毎日新聞

    「旧スタッフ」の男性准教授が作業する事務スペース。4平方メートルの広さしかない=札幌市北区で鳥井真平撮影 学生の指導ができなくなって、4年目の春が来た。 北海道大理学研究院の化学部門に所属する50代の男性准教授は2021年4月から、たった1人で研究を続けている。同じ研究テーマに取り組む同僚や学生は周りにいない。 関連記事は、以下のリンクからお読みいただけます。 <前編>「まさか追い出し部屋に」北海道大准教授 <後編>北海道大の教授会が「内部基準」作成 <解説>北海道大の「旧スタッフ」冷遇、背景にある旧弊と財政難 ※記事へのご意見、情報を情報提供フォーム「つながる毎日新聞」にお寄せください。 ノーベル賞出した名門で <2010年ノーベル化学賞ご受賞おめでとうございます> 札幌市北区のキャンパスに建つ研究棟に、ノーベル賞を受賞した化学部門のOB、鈴木章名誉教授をたたえるポスターが張られている。

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    bokmal 2024/05/09
  • 「教科書の記述変わるかも」 山城国一揆の古文書124通発見 | 毎日新聞

    古文書からは一揆後も国人たちがやり取りを続け、つながりが残っていたことがうかがえる=京都府庁で2024年4月2日午後3時3分、中島怜子撮影 戦国時代、自治に初めて成功したとされる「山城国一揆(やましろのくにいっき)」(1485~93年)に関する古文書が大量に見つかった。一揆の原動力となった国人(地方在住の武士)らのやり取りが克明に記された新出史料。詳しい分析はこれからだが、専門家は「将来、教科書の記述が変わる可能性もある」とみている。 見つかったのは一揆で中心的役割を担った椿井(つばい)家に伝わる書状の写し124通。馬部隆弘・中京大教授が2021年、奈良県平群町教育委員会に所蔵されていた大量の古文書を見つけた。3年かけて調査し、椿井家の関連文書と特定した。室町・戦国期の書状を江戸時代の子孫が写したものとみられ、京都市東山区の八坂神社に残る原7通と内容が共通していることから、物と確認した

    「教科書の記述変わるかも」 山城国一揆の古文書124通発見 | 毎日新聞
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    bokmal 2024/04/09
    馬部教授×椿井文書、新章始まってた
  • 就職氷河期の「おひとりさま」が高齢者になる時 | | 是枝俊悟 | 毎日新聞「政治プレミア」

    就職氷河期世代と言われる現在40~50代の問題があります。非正規が多く、所得が低く、単身者が多い特徴があります。 この人たちが年金を受給する時に、どのような状況になるかが、懸念されています。 大和総研主任研究員の是枝俊悟さんと考えました。【聞き手・須藤孝】 単身者の問題 ――これから高齢者になる就職氷河期世代の問題があります。 ◆予想される年金受給額が少ない人が多く、かつ単身者が多いという問題です。 夫婦2人で2人分の年金で生活することはできても、単身で1人分の年金で生活するのは難しい面があります。1人で生活するとコストがかかるからです。 この問題は昔からあり、解決できていません。 これまであまり問題にならなかったのは、現在の高齢者が若かったころは「皆婚時代」などと言われ、単身者が少なかったからです。 しかもかつては、単身者は比較的男性が多く、高齢女性の未婚者は少なかったのです。 男性で現

    就職氷河期の「おひとりさま」が高齢者になる時 | | 是枝俊悟 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    bokmal 2023/10/02
    団塊世代がブルドーザーのように去った後に「老人の道」が残されるのではないかと思ったりするが、当の30〜40代の気持ちとしてはそれを待てないから老人はさっさと死んでほしいのだろうな。
  • 鈴木総務相、旧統一教会関連団体会合に出席 秘書も3回 | 毎日新聞

    鈴木淳司総務相は15日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の会合に自身が1回、秘書が3回出席したと明らかにした。自身が出席したのは2022年参院選の立候補予定者を応援する会合だったという。 関連団体に対し、秘書が出席した会合の会費など4件の支出があり、祝電を3回送ったことも明らかにした。「強い要請があった場合にやむを得ず…

    鈴木総務相、旧統一教会関連団体会合に出席 秘書も3回 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/09/19
    “強い要請があった場合にやむを得ず対応を行ったことがあるが、積極的な関係をもったことは一切ない” 浮気がバレた時に使いたいフレーズ
  • プールの水大量流出、教諭らの賠償を巡り抗議殺到 市長発言で火に油 | 毎日新聞

    川崎市立稲田小(多摩区)の教諭がプールに注水する際に誤って大量の水を流出させた問題で、市が教諭と同校の校長に水道代金の半額にあたる95万円を支払うよう求めたことに対して、「個人に支払わせるのはかわいそう」といった批判が市教育委員会に殺到している。市教委の担当者は「ひっきりなしの電話で、日常業務に影響が出かねない」などと困惑している。 市教委によると、市が教諭らへの水道代金の請求を発表した10日から26日までに、批判の電話やメールが125件相次いだ。

    プールの水大量流出、教諭らの賠償を巡り抗議殺到 市長発言で火に油 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/08/30
    “プールの水大量流出、教諭らの賠償を巡り抗議殺到 市長発言で火に油” あらかじめ大量の水を用意してから着火したかのような勢い
  • 特集ワイド:息をのむ虐殺の場面 関東大震災絵巻 「悲劇を直視」精神つなぐ 東京・新宿、高麗博物館で公開 | 毎日新聞

    突然襲った激震に人々が逃げまどい、もうもうと火炎が立ち上る中、残虐な行為を繰り広げている――。関東大震災の朝鮮人虐殺の様子が描かれたと思われる希少な絵巻物が、発生から100年の節目に東京都新宿区の高麗博物館で公開されている。生々しい絵が、私たちに問いかけるものは何だろう。 絵巻物を見つけたのは専修大元教授で、高麗博物館前館長の新井勝紘さん。日近代史・自由民権運動を専門としている。国立歴史民俗博物館に助教授として勤めていた当時、関東大震災の展示に関わって以来、朝鮮人虐殺を描いた絵画の収集・研究を続けている。「今になってまさか、こんな資料が見つかるとは」と驚きを語る。 大学を退職後も、ネットオークションで古い資料を探すのが日課だった。一昨年2月、いつものようにパソコンを開くと、「関東大震災絵巻1・2 大正15年 肉筆 淇谷(きこく)」という作品が出品されているのを見つけた。すぐさま参加し、9

    特集ワイド:息をのむ虐殺の場面 関東大震災絵巻 「悲劇を直視」精神つなぐ 東京・新宿、高麗博物館で公開 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/08/18
  • 「デジタルで見られるなら処分も」地下駐車場美術品で大阪府特別顧問 | 毎日新聞

    「アート作品活用・保全検討チーム」初会合の冒頭で発言する吉村洋文知事(右奥)=大阪市住之江区で2023年8月18日、山田夢留撮影 大阪府所蔵の美術作品105点が咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)の地下駐車場に置かれている問題で、府は18日、専門家らで作る「アート作品活用・保全検討チーム」の初会合を同庁舎内で開いた。吉村洋文知事は会議の冒頭で「今月中に地下駐車場の作品の移転に着手する」と表明。移転先は府有施設を検討しているという。チームは今後、105点を含む府コレクションの活用や保全について協議し、今秋に中間報告、来年2月ごろに最終報告をとりまとめる。 チームは山梨俊夫・前国立国際美術館館長が座長を務め、鷲田めるろ・十和田市現代美術館館長、木ノ下智恵子・大阪大21世紀懐徳堂准教授と、上山信一・府特別顧問が出席。府側からコレクションの収集経緯や現在の保管・展示状況などについて説明を受けた。

    「デジタルで見られるなら処分も」地下駐車場美術品で大阪府特別顧問 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/08/18
    “上山信一・府特別顧問”/ 売却はありだがその場合「デジタルで見られる状況にして」はできないだろう(「裏付けとして現物を持っていることは必要」)。思いつきで喋っているのか処分=廃棄を大前提に言ってるのか
  • “地獄”を生きた104歳の元兵士 今も抱える怒りとは | 毎日新聞

    手描きの地図を広げ、ニューギニア戦の体験を語る中野清香さん=長崎県長与町の自宅で2023年5月23日、國枝すみれ撮影 104歳の中野清香(なかの・きよか)さんは「地獄」を知っている。約80年前、そこにいたからだ。 水たまりに頭を突っ込んで倒れている兵士がいた。まだ生きているのに、誰も助け起こさない。 ウジがわく死体の隣で眠っても、死臭が気にならなくなっていた――。 「戦争が終わった時、喜怒哀楽の感情がすっかり抜けていた。今考えると、とても恐ろしい」

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    bokmal 2023/08/05
  • 君が代暗記調査 吹田市教委、2012年から5回実施 発端は自民市議 | 毎日新聞

    大阪府吹田市教育委員会の事務局が入るビル。君が代の暗記調査を受けて市教委には教職員組合や保護者らから抗議が相次いだ=大阪府吹田市で2023年6月13日午後2時42分、二村祐士朗撮影 大阪府吹田市教育委員会が全ての市立小中学校で君が代の歌詞を暗記している児童・生徒の数を調査した問題。教職員組合や保護者らが「国歌の強制につながる」として市教委側に強く反発し、市のトップも調査方法を問題視する事態にまで発展した。市教委は今後、同様の調査を実施しないことを決め、一連の経緯の検証を始めた。市教委は何を間違えたのか。【二村祐士朗】 卒業式を間近に控えた3月9日、授業中だった市立小学校の男性教諭のもとに教頭が慌てた様子で駆け寄ってきた。教頭はしゃがみ込みながら「これ急ぎでお願い」と1枚の紙を手渡した。教諭が中身を確認すると、君が代と校歌を暗記している児童数を記入するように求める文書だった。

    君が代暗記調査 吹田市教委、2012年から5回実施 発端は自民市議 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/07/24
    首都圏民に「あのへんは大阪度が低いから安心」と評価が高い(ついでにジャルジャル後藤の父親が市長3期目)の吹田さん何やってんすか
  • 40代男性教諭が過労死、妻に提訴を決意させた葬儀での「違和感」 | 毎日新聞

    夫の遺品である腕時計を手に、裁判についての思いを語る。腕時計はプレゼントしたものだった=富山県で2023年6月13日午後4時24分、鈴木拓也撮影 ブラックな仕事だよな――。中学教諭だった夫はそんな愚痴をこぼし、40代の若さで逝った。週末は部活動の指導で潰れ、倒れる前日までの53日間で休日はわずか1日。そうした働き方の是非を問い、40代)らが民事裁判を起こした。提訴を決意したきっかけは、夫の葬儀で参列者が娘に掛けていた言葉への「違和感」だった。【鈴木拓也】 3日前から頭痛も「絶対休めない」 夫は、富山県滑川(なめりかわ)市の市立中学校で教諭を務めていた。亡くなったのは7年前。当時、進路選択を控える3年生の担任や女子ソフトテニス部の顧問、理科の教科指導などを担当していた。責任感が強く、「ずっと現場で子どもたちを教えたい」と語るほど熱心だったという。 異変が起きたのは2016年7月22

    40代男性教諭が過労死、妻に提訴を決意させた葬儀での「違和感」 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/26
    “倒れる前日までの53日間で休日はわずか1日”ひどい…教員の人は増田やTwitterでどんどん実態を暴露すべき…と思ったけどはてな村では「なんで転職しないの?」しか言われないだろうからnoteがいいのだろうか。
  • 「どんな教団もカルト化しうる」 天理大教授が抱く危機感 | 毎日新聞

    天理教の事例を交え「宗教2世」問題の背景について語る天理大の金子昭教授=奈良県天理市で2023年4月13日午後2時14分、花澤茂人撮影 「宗教2世」の問題を受け、親子間での信仰継承のあり方について宗教者に聞く企画の最終回。家が天理教の教会という環境で育った天理大学おやさと研究所の金子昭教授(62)は、多くの教団で後継者育成が課題となっている背景に、この問題があると指摘する。親からの信仰を受け継ぐことを是としつつ、家庭が信仰の場となる危うさや、多様な信仰のあり方を許容する大切さを強調する。【聞き手・花澤茂人】 この連載は全3回です。 このほかのラインアップは次の通りです。 第1回 真宗大谷派・玄照寺住職の瓜生崇さん 第2回 カトリックの前田万葉枢機卿 「100%安全」はない 他山の石に ――宗教2世の問題が浮上してすぐ、宗教専門紙への寄稿や論文で「天理教にとってもひとごとではない」と指摘され

    「どんな教団もカルト化しうる」 天理大教授が抱く危機感 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/17
  • 大阪・豊中市議がパワハラか 会派控室で市職員に「帰れ」と大声 | 毎日新聞

    大阪府豊中市議会の会派「大阪維新の会・無所属議員団」は16日、同会派所属の松岡信道市議(43)が市職員2人に対して大声を上げるなどパワーハラスメントと疑われる行為をしたと明らかにした。松岡市議は「職員の方に精神的な苦痛を与えたことは大変申し訳ない」と話し、同日付で市議会総務常任委員長を辞任、会派を離団した。 会見した同会派と松岡市議によると、松岡市議は9日、市役所の会派控室を訪れた市職員2人に「帰れ」などと大声を出したうえ、「今後の答弁調整をしない」などと声を張り上げたという。松岡市議はこの職員たちと前日まで、委員会の答弁調整のやりとりをしていた。

    大阪・豊中市議がパワハラか 会派控室で市職員に「帰れ」と大声 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/17
    君が代チェックの吹田、パワハラ市議の豊中。北摂も変わってきたのか。
  • 恐山副住職が説く チャットGPTと人類の消失 | 毎日新聞

    世の中を大きく変える「チャットGPT」など生成AI人工知能)。イタコの口寄せで知られる恐山の菩提(ぼだい)寺(青森県むつ市)副住職を務め、一般向けの著作が多い禅僧の南直哉さんは、AIの進歩の末に「人類は消滅するかもしれない」と説きます。西洋哲学にも詳しい南さんが「死」とAIについて語ります。【聞き手・鈴木英生】 人間は凡庸。「創造的な仕事」は必要か? 人間の自意識がデジタルネットワークの中に溶けて消え去る、仏教の言葉をもじれば「デジタルニルバーナ(電子涅槃=ねはん)」の時代が、いずれ訪れるのではないか。AIの進歩を、そんな思いで見ています。 今のところ、AIは、精巧な道具に過ぎません。与えられた問いに対して、膨大なデータから答えを出すだけです。つまり、人間のような自意識、たとえば、自分の置かれた状態や自分のあり方を自ら疑問に思う能力はありません。それでも、今後、社会と人間のあり方を大きく

    恐山副住職が説く チャットGPTと人類の消失 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/13
    恐山菩提寺って曹洞宗なのか(元は天台宗)
  • Z世代流行語ランキング 1位は「蛙化現象」 中学生~26歳回答 | 毎日新聞

    「蛙化(かえるか)現象」「かわちぃ」「うちゅくしぃ」――。Z世代が選ぶ2023年上半期の流行語ランキングが5日、発表された。Z世代は1990年代後半~2010年前後生まれの若者世代を指す。SNS(ネット交流サービス)を使いこなす世代とされ、ランキングでもSNS発信の言葉が並んだ。 Z世代を研究するシンクタンク組織「Z総研」が5月8~14日に実施したインターネット調査で、中学生から26歳までの950人が回答した。 ランキングトップとなった蛙化現象は、好きな相手が振り向いてくれた途端に、「気持ち悪い」と感じて冷めてしまう現象のこと。カエルが王子様に変身する童話が由来だが、蛙化現象は童話とは逆のパターンだ。動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」などで取り上げられ、共感が広がった。

    Z世代流行語ランキング 1位は「蛙化現象」 中学生~26歳回答 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/06
    蛙化現象、なんて読むんだろう…「あか」じゃないよなーと思ったら普通に「かえるか」だった。言いにくいからケロ化現象でどう?まあ口頭ではあんまり言わないだろうけど…
  • 共犯者「自白はうそ」 「他殺」鑑定も揺らぎ 異例ずくめの大崎事件 | 毎日新聞

    第1次再審請求に対する鹿児島地裁決定で再審開始が認められ、記者会見で笑顔をみせる原口アヤ子さん(中央)=鹿児島市で2002年3月26日午後3時半過ぎ、河津啓介撮影 「あたいはやっちょらん」。5日に福岡高裁宮崎支部が再審開始を認めない決定を出した1979年10月の「大崎事件」。殺人罪などで懲役10年が確定し、服役した原口アヤ子さん(95)は一貫して無罪を訴えてきた。確定判決が有罪の柱にしたのは、「共犯者の自白」や、遺体で見つかった男性の死因を「他殺による窒息死」と推定した司法解剖医の鑑定書などだった。だが、「共犯者」とされた3人とも知的障害などがある「供述弱者」で、全員がその後に自白を「撤回」。解剖医も鑑定結果を覆すなど異例ずくめの展開をたどったが、再審開始は認められてこなかった。「大崎事件」とは何なのか――。 当時の夫ら「事実でないこと言った」 79年10月15日、鹿児島県大崎町で自宅牛小

    共犯者「自白はうそ」 「他殺」鑑定も揺らぎ 異例ずくめの大崎事件 | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/05
  • 世界初の「歯生え薬」治験へ 乳歯、永久歯に次ぐ“第3の歯”とは | 毎日新聞

    世界初の「歯生え薬」の実用化に向けた研究が、日のチームによって進められている。先天的に永久歯の数が少ない人に対し、薬を投与して歯を生やすことを目指した治験を2024年7月から始め、30年の実用化を目標とする。動物実験の段階だが、この薬を使って乳歯、永久歯に次ぐ「第3の歯」を生やすことにも成功した。歯生え薬は、歯の再生という新たな歯科治療を切り開くのか。 「歯を生やすのは歯医者の夢。大学院生の頃から、ずっとそのテーマに取り組んできた。絶対にできると確信がありました」。研究を主導する北野病院(大阪市北区)の高橋克・歯科口腔(こうくう)外科主任部長は、研究を始めた1990年代をそう振り返る。その決意から30年あまり。まもなく歯生え薬の治験開始という段階にこぎ着けた。 歯の数が生まれつき少ない「先天性無歯症」の人は、人口の約1%いる。特に6以上の歯の欠損は遺伝が大きく関係している遺伝性とされ、

    世界初の「歯生え薬」治験へ 乳歯、永久歯に次ぐ“第3の歯”とは | 毎日新聞
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    bokmal 2023/06/05
  • 沈没した幕末の軍艦「開陽丸」から謎の古文書 誰が何のために? | 毎日新聞

    北海道・江差沖の日海に沈没した幕末の江戸幕府軍の旗艦「開陽丸」。そこから引き揚げられた大量の遺物の中に、正体のわからない古文書があった。誰が、何のために積み込んだのか。謎は沈没から約150年後、偶然の出合いを機に解かれることになる。 開陽丸は幕臣の榎武揚(えのもとたけあき)らが乗ったことで知られ、1868年、戊辰(ぼしん)戦争の最後の戦いとなる箱館戦争の前に沈没した。1974年に始まった引き揚げ調査で、船体の一部や大砲など約3万3000点の遺物が見つかり、日の水中考古学の先駆けとなった。 ただ、遺物の中には、塩水で劣化したり貝などが付着したりして、何だったのか、誰の持ち物かわからないものもある。 77年に引き揚げられた古文書もその一つだ。遺物に挟まれて丸まった和紙の塊として見つかり、その多くは波で洗われ、失われていた。 専門業者が1枚ずつはがして復元を試みると、約90枚の断片に分解で

    沈没した幕末の軍艦「開陽丸」から謎の古文書 誰が何のために? | 毎日新聞
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    bokmal 2023/05/22