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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (26)

  • T型人間の生きる場所:組織内のプロセスをリデザインするとき: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 以前(「未来を切り開くスキルとしての他家受粉」「未来を切り開く力としてのチームワーク」)にT型人間が求められているという話をしました。 イノベーティブな組織には、特にT型人間が必要だと思います。 IDEOの場合、社内の最も貴重な花粉の運び手たちには「T型」の人間が多い。これは多くの分野に幅広い知識を持ちながら、同時に深く精通した専門分野も1つは持っている人のことである。(中略)結局、彼らは単純なカテゴリー化を許さないわけだが、それを不快に思う必要はない。むしろ、花粉の運び手を探しているのなら、チームに何人かT型人間を揃えるべきだ。 例えば、既存の価値提供プロセスを革新する新しいプロセスを組織に導入する際、その新しいプロセスに関する知識を専門的にもっているだけでは、決してその

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    closer 2010/09/02
  • アート・芸術でいいんじゃないの。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 最近(といっても、そんなに最近のことでもないのですが)、デザインとアート・芸術をあえて分ける必要なんてないんじゃないのと思うようになりました。 よくデザインは他人の必要を満たすためのもので、アート・芸術はどちらかといえば作家自身の思想や哲学を反映したものという区別をしたりしますが、当にそんな区別なんて必要なんじゃないでしょうか、と思うのです。 デザインだって、もっと徹底的にものや世界に対する自分の美意識にこだわっていいと思うのです。いや、むしろ、こだわらないといけないのではないかと感じます。 作り手の思想や哲学を感じないデザイン特に、作り手の思想や哲学を感じないデザインをみると、そう感じます。 確かにプロダクトのデザインであれば、製品として成立することが第一だと思います。

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    closer 2008/08/25
    デザインは定義だけど芸術は定理なんじゃないかと思う。デザインは発表後の効果が想定通りである事が重要だけど、芸術は想定外である程よい。糞みたいなデザインが信じられないほどの芸術性を持つこともある。
  • 企画屋さんは自分の仕事はデザインだと認識したほうがいいんだと思うよ:DESIGN IT! w-LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 いわゆる典型的な企画屋さんの仕事ってほんとに手におえないなって、最近つくづく感じます。 僕自身、どちらかというと企画を担当する仕事をしてますけど、そんな僕からみても、いわゆる企画屋さんの仕事って傍からみてても「おいおい、それじゃあ、いつまで経っても形にならないよ」ってくらい、実装のことを無視した仕事の進め方をしてたりします。 制約を知らない人たちそれでいて、そういう人たちに限って「自分はものづくりにかかわってる」みたいな顔したり「ユーザー視点がどうこう」とか言ったりします。客観的にみると、ぜんぜん、ものづくりの視点が欠けてるし、ユーザー視点のかけらもなくて単にあなたの思いつきを並べてるだけですよね、と思うことが多いんですけど。 とにかくアイデアベースだけなので、ものづくりが

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    closer 2007/07/09
  • いっしょに時間を過ごすというのはどういうことなのか?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 先日、「今ある世界と別の世界を想像してみるスキル」というエントリーを書いて以来、別の世界とはいったい何だろうか?と考えています。そして、それは逆に、では、同じ世界とは何だろうか?ということも含めて。 世界はすくなくとも人間の数だけある?「ウィトゲンシュタイン 「私」は消去できるか/入不二基義」でも取り上げたような、「世界に関する記述の限界としての<私>」という視点からみれば、おそらく、人間の数だけ世界が存在するということが可能でしょう。 もちろん、人間以外にも生物はいて、それぞれに固有の世界をもっているはずですから、当はもっと多くの世界が存在するということも可能です。 ただ、ここでは人間以外の生物の世界を想像することは、ほかの人の世界を想像する以上にむずかしそうなので、便

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    closer 2007/02/05
  • 私的インフォメーション・アーキテクチャ考:5.構造と要素間の関係性:並び順と導線: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 何かを伝えるには意思がいる。意思にはそれが納まる入れ物がいる。ただ、漠然と述べただけでは伝わらない。それはエレガントさに欠ける。内なる世界観によって形作ること。あなたはいったい何を伝えたいのか? そして、相手にどうして欲しいのか? ナビゲーションもしあなたがWebサイトの設計者なら、ナビゲーションの並び順をどう決めているのでしょう? 今日、ある業界のWebサイトをいくつか見ていたのですが、どうもわかりづらい。使っていて意思が感じられないし、何をしてほしいのかがよくわからない。とりわけナビゲーションの並び順が何を伝えようとしているのかが伝わってこない。 おそらく原因は昨日までのエントリーで問題としていたようなコンテンツのカテゴライズの問題もあるような気がしましたが、それだけで

  • バウンダリースパナー: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 「分ける」ことは「分かる」こと。そして、「分かる」という意味において、メリットは常にリスクをともなう両刃の刃となりえます。 「分ける」ことには様々なリスクも伴います。境界線を作るので形式化される際に抜け落ちることもあります。また原理主義にも陥りやすいです。その意味でモービルは「バウンダリースナイパー」の大切さを訴えたとも思っています。 何かを「分かる」ことは「分かる」ことの外部を見えなくすることでもあります。その場合の外部は、分かっていることの内部で理解された境界の両サイドにつくられた内外ではなく、文字通り、「分かる」ことが意識の外に追いやった外部です。 その意味において、ちささんがコメントしてくれたように、「分かる」ことで形式化されたクラスターの外部に出るためには、別のク

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    closer 2006/09/11
  • マーケティングも1:nのトピ―スレ型からn:nのネットワーク型へ:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 13Hz!さんの「ネットはマーケティングをコントロール不能にする」というエントリーは、インターネット広告の流れを「信頼性」をキーワードとしてよくまとめられている好エントリーだと思います。 ユーザーニーズへのマッチング精度の向上とコントロール機能の喪失バナー広告~ターゲティングされたバナー広告~検索連動型広告~コンテンツ連動型広告(アフィリエイト)という流れの中でユーザーニーズへのマッチングを追求するマーケティングが、昭和30年代頃に電通が提示したという「戦略10訓」に代表されるような、かつてのマスマーケティングの時代から伝統的(?)に続いていた広告によるユーザーニーズのコントロールという戦略と真っ向から対立するようになったということをわかりやすく示してくれています。 そして

  • せめて「私たちはリコール王ですが、努力してます」と発言しましょうよ。: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 これはひどい。いったい、どこが「見える化」なのだろう? トヨタのリコール台数を販売台数で割ると、欠陥車率が出てくる。これが、なんと3年連続で100%を超える勢いなのだ。つまり、売っている台数よりも、リコール届出で回収・修理しなければならない欠陥台数のほうが多いという状態が、2004年からずっと続いている。そのようなメーカーはトヨタだけで、「トヨタ=欠陥車」は定着しつつある。にもかかわらず、どれだけ修理が進んだかさえ、公表できないという。 どんなに販売台数を伸ばそうとこれでは社会的な価値を落とし続ける一方ではないだろうか? 「マスコミは広告主・トヨタに屈し、こうした単純なデータの提示さえできない」というのだから、よけいにおそろしくなります。 こういう話になると先日のエントリー

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    closer 2006/08/09
  • 「数字が残らないとWebもダメ?」: DESIGN IT! w/LOVE

    残念ながら必ずしもそうとは言えないわけで。 ネットでは、やろうと思えば全てのサイトアクセス者の 初来訪・再来訪・再再来訪・購入者・ロイヤル顧客etc というサイト訪問者のセグメントがはっきりできてしまう。 仕事でアクセスログ解析なんてやってる立場から補足しますと、少なくとも、やろうと思ったとしても全てのサイトアクセス者を把握することなんて、リファラーログだったり、クッキーだったりの制約のせいで、完璧にはっきりさせることなんてできません。 なので、購入者がいったい何回目の訪問で購入したかも明確にできない場合だって多々ありますし、ましてやロイヤル顧客なんて定義が心理的なものになるとどうにもなりません。 それに最近のAjaxによるUIなんてものが実装されてたり、RSSなどのフィード経由で閲覧してたりする人がいたりすると、結構、効果測定はハードになります。 しかも、そもそも、Webだろうとなんだろ

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    closer 2006/08/08
  • 本に線を引くことがはじまり: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ちまたで「どうやってブログを書くか」という話題が盛り上がっているみたいだ。 というわけで、この際、僕もそれに乗っかっておくことにする。 と思いつつも、実は自分がどうやってブログを書いているかは、あんまり人の参考にはならないような気もしています。 「最終防衛ライン2 - 皆さんの記事の書き方を知りたいな」の用意してくれているフォーマットにあわせるなら、 1. 記事を書くモチベーション最初のモチベーションに関係なく、よっぽど身体的に疲れてたりしない限りは、どんな精神状況でも。 むしろ、書くときのモチベーションがどうかより、書いたあと、一定のモチベーションにもっていきたいので書くのかも。 2. 記事のタイトル大抵はエントリーの中身を書き終わったあとでテキトーに決めてます。 あんま

  • 可能性のデザインあるいはデザインの可能性: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ここで予告しているとおり、あとで可能性について書こうと思っていますが、とりあえず今日のところはメモで。 可能性について考えているのは、デザインを行っていく段階での選択肢の数について考えているからです。 最初の段階で、A,B,Cの3つの案があったとします。 そこから、例えば、Aに対してはすこしブラッシュアップを行った3つの子デザイン、B,Cに対してもそれぞれブラッシュアップを行った2つの子デザインをつくったとします。 この時点で、最初の3つの親デザイン、その後の計7つの子デザインを加えて、10のデザインができあがります。 その後、子デザインがそれぞれ2つの孫デザインを産んだとしましょう。 そうすると、これまでの合計デザイン数は 24。 さらに、孫が2つの子を産めば、この4世代

  • NTTドコモのmixiコミュニティ10日で閉鎖したんだって(あるいは「せめこれ4」) DESIGN IT! w-LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 あ~あ、言わんこっちゃない。 だから、ちゃんと情報生産~発信のマネジメントができる企業になりなさいっていってるのに。 NTTドコモは2006年6月12日深夜、大手SNSのミクシィ(mixi)で「プッシュトークです、どーぞっ!」というタイトルのコミュニティー(コミュ)を開設した。新サービス「プッシュトーク」について理解してもらうのが目的だ。この「コミュ」は、ミクシィが広告プログラムとして提供している「公認コミュニティ」として開設された。だが、わずか10日後の6月23日に、閉鎖に追い込まれてしまった。 「無い袖は振れない」や「わかりやすさについて」、「Web2.0的でない企業にはWeb2.0サービスはできない」などのエントリーで再三にわたり、書いてますが、やっぱりこれまでマーケ

  • 「Web2.0を儲かるか?」という疑問への批判と、それを批判することへの批判: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Web2.0を儲かるか?という疑問を目にするたび、私はいつも疑念を抱きます。 その理由の1つは、その問いは「自動車産業は儲かるのか?」「医療作業は儲かるのか?」「LOHASは儲かるのか?」といった質問同様、その答えはその産業に関わる各企業の努力次第によるところが大きく、作業全体がお金を生み出し成立するかも各企業の努力の総体によるものであろうからです。 つまり、「儲かるのか?」と暢気なことをいっているヒマがあれば、具体的に利益を生み出す方法を考案し、実現することに努力すればよいのではないかというのが1点。 それから、別の理由として、別に必ずしも儲けることばかり考えなくてもいいのでは?と思うからです。 Web業界で産業に直接関わる人たちにとっては、もちろん、儲けることは仕事の一

  • [memo]Google="Don't be evil"な自動機械?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 ちょっとふと思いついたことがあるのでメモ。 サービスの自動化はGoogleの弱点?Googleの弱点として、サービス提供に完全に人を介さないことを目指す、サービスの全自動化を指摘されることがあると思います。 問い合わせのメールを出しても返ってこなかったり、AdSenseのサービス停止のメールが突然来たり、気づくとGoogle八分になっていたり、などなど。 人を介さない自動化されたGoogleのサービスに対し、不満があがることも少なくないわけです。 このあたりのGoogleの弱点をいかに突いて、Googleにできないことを実現するかという話がなされたりするわけですが、それはそれで私もその考え方には賛成です。 Googleってそんなに特殊じゃないただ、さっきふと思ったのは、サー

  • 強者のしくみ 論理的思考と全体最適を徹底する会社/磯部洋: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 それがどんな仕組みで動いているのか、わからなかったり、意識しなかったりする場合、その仕組みの中身がブラックボックスになっているといったりします。 通常、それはその仕組みを箱の外側から見ているわけだけど、じゃあ、逆に箱の内側から見てみたらどうなんでしょう? 箱の中にいれば仕組みはわかるんじゃないの?って思う方もいるかもしれません。 でも、箱の中にいても案外、その箱がどうやって動いているのかは見えなかったりします。 会社とかの業務の仕組みを思い起こしてみるといいでしょう。 うまくいってる場合でも、うまくいかない場合でも、意外となぜそういう事態になっているのか、どういう仕組みで現実に起きていることが生み出されているのか、わからなかったりすることは多いのではないでしょうか? 特にう

  • 「Amazon e託販売サービス」にみる新しいマーケティング発想: DESIGN IT! w/LOVE

    一般的な企業がもつ以下の主要な機能-製造、販売、流通-のうち、販売と流通(+課金)を受託しましょうってサービスのようです。 メリットとしては ・「通常24時間以内発送」による販売拡大 ・委託商品数の上限なし(在庫数はAmazon.co.jp需要予測により設定) ・月末締め翌々月末日指定銀行口座への振込み ・e託セントラルにて24時間オンラインで「販売&在庫レポート」が確認可能 といったことがうたわれています。 確かに、Amazonの「通常24時間以内発送」は魅力だし、SEOにも強いAmazonのサイトで販売されるとすれば、ロングテール的販売効果は得られる可能性は高そうですね。 上記の説明だけだと、アフィリエイトに対応しているか、よくわかりませんが、仮に対応しているのだとすれば、これまでやDVDなどをブロガーがブログで紹介することで販売のサポートをしていたように、Amazonを総合販売代理

  • 企業のWebマスターのための「せめてこれだけは使っておこう」 : DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Webマスターの悩み会社からは「いまの時代、Webが重要だ」と言われ、Webマスターに任命されてはみたものの、まわりの人間や上司はぜんぜんWebについてのリテラシーは高くなく、かくいう自分も人のことは言えず、SEOやブログって言葉くらいは知ってるものの、流行のWeb2.0もなんだかよくわからないし、一体、これから何をどうしていけばいいんだろう? きっと、そんな悩みを多く抱えるWebマスターの方って結構多いんじゃないかと思う今日この頃。 とりあえず、自社のWebサイトをどうにかしようと、業者に頼んでみたものの、彼らが使う言葉はいまいち理解しきれなくて、それこそユーザビリティだとかアクセシビリティだとか、グローバルナビゲーションだとか適切なマークアップだとか、ターゲットブラウザ

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    closer 2006/06/09
    「リテラシーが低いユーザーはどんなに工夫しても結局、Web使用率はそんなに高くなりません。」いいこといった
  • みんながおんなじじょうほうをみている: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さて、昨日の長文エントリー「情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる 公文俊平」では、ちょっといろんなことを書きすぎて、要点が不明瞭なところが多々あった。 というわけで、このあとのエントリーですこしずつ分解していきたいと思う。 まず、その第1段。 おなじあーるえすえすをみて、おなじてーまのえんとりーをかいている「人間というボトルネック」でSW's memoの渡辺さんも触れていましたが、確かに最近のRSSの取得状況だとかを見てると、「皆が似たような情報にしかアクセスしない」ような状況が見受けられることがある。 例えば、現在、主要なRSSリーダーに数えることのできるであろう下記2つのリーダーのRSS登録状況をみると、上位を占めているものがほんとよく似てる。 livedoor

  • MVCフレームワークにおける「企業」、ユーザーインターフェースモデルとしての「マーケティング」: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 1つ前に思いつきで書いた「だめだ。法人化したけど」のエントリーだけど、その中で「会社だとかブログだとかがしくみっていう意味は、そのしくみをMVCフレームワークのControlにあたる部分として考えればいいんじゃないのかな?」とか「入力⇒処理⇒アウトプットをするインターフェイスとしての会社やブログ」なんてことを書いた。 で、この捉え方ってなかなかいいんじゃない?って思い、もうすこし整理するために図を描いてみた。 MVCフレームワークでみる企業というしくみまず1つはMVCフレームワークの中のCに企業というしくみを当てはめた図。 これはたぶん、s.hさんがWebアプリケーションの内部やTUI的コンピューティング・ツールも含めたWebの外部も含めて書いていた、 webアプリケーショ

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    closer 2006/05/13
  • プロジェクト推進における集合知の利用: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 集合知に関して考察した『「みんなの意見」は案外正しい』の中で、著者のジェームズ・スロウィッキーは、賢い集団の特徴として4つの要件をあげている。 多様性:それが既知の事実のかなり突拍子もない解釈だとしても、各人が独自の私的情報を多少なりとも持っている独立性:他者の考えに左右されない分散性:身近な情報に特化し、それを利用できる集約性:個々人の判断を集計して1つの判断に集約するメカニズムの存在 この4つの要件を満たした集団は、正確な判断が下しやすい。なぜか。多様で、自立した個人から構成される、ある程度の規模の集団に予測や推測をしてもらう。その集団の回答を均すと一人ひとりの個人が回答を出す過程で犯した間違いが相殺される。言ってみれば、個人の回答には情報と間違いという2つの要素がある