「シリアでは死に直面･･･有刺鉄線など怖くない」 ハンガリーに入る難民たちハンガリー・ロスケそばのセルビアとの国境に設置された有刺鉄線を抜けてハンガリー警察に逮捕された難民の男性（2015年8月28日撮影）。(c)AFP/ATTILA KISBENEDEK 【8月29日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル（Orban Viktor）首相は、大量の移民が国内に流入するのを防ぐ唯一の解決策はセルビアとの国境沿いに設置した有刺鉄線のフェンスだと豪語している。 しかし、AFPの取材で明らかになったのは、祖国の内戦や、地中海（Mediterranean） を渡る危険な航海、数百キロの徒歩移動で何事にも動じなくなった人々を追い返したいなら、オルバン首相はもっと強硬になる必要があるだろうということだ。 「私たちは、ハンガリー警察もフェンスも恐れていません」と、セルビア側からフェンスをよじ登り、安全な欧州連合（EU）圏内に向かっていたシリア人女性のナスリーンさん（29）はA
