「顔の美醜について」のキモいところは、美醜という価値判断そのものの自明性が疑われない中で、藪の中のようなインタビュー的構成をとることで「多様な意見がある」とみせかけながらその全部が「悪平等を求める(戯画化された)フェミニスト」をバカにすることを媒介にしてつながっていることです。 (Twitter / @hokusyu82: 「顔の美醜について」のキモいところは、美醜という価値 … ) という感想がたまたま目に入ったけど、『顔の美醜について』って、そんな話だったっけなあ。これが「美醜という価値判断そのものの自明性が疑われない」話だというなら、どんな話なら疑う話なんだ。 いま手元に本がないし、細かく覚えてないが、「悪平等を求める(戯画化された)フェミニスト」は確かに出てきたかもしれない。 しかし、作品全体としては『カリー』を支持する側にはっきり好意的で、作者自身の主張はむしろそちら(悪平等を求