安斎育郎『増補改訂版 家族で語る食卓の放射能汚染』 - 紙屋研究所

学習会でとまどう人びと 福島原発の事故以来、左翼組織の中で、なぜかドシロウトのぼくが原発や放射線被害の問題の学習会のチューターをつとめることがある。もちろん専門家ではないので問題の骨格を知るための入門という位置づけだ。 その学習会の場で、ICRP（国際放射線防護委員会）の見解を紹介し、低線量の放射線であってもガンになる確率はあるものとみなされる、としゃべる。安全基準というものは存在せず、「がまん量」なのだ、という話である。 たとえば共産党の機関紙誌にも放射線問題の専門家としてしばしば登場する野口邦和（日本大学専任講師）の見解を紹介する。 暫定規制値はあくまでも事故時の緊急対応措置だということを理解する必要がある。メディアは安全基準などという言い方をしているが、安全基準ではない。被曝線量は低ければ低いほどよいというのが通説だ。暫定規制値は、いわば“がまん基準”であり、放射性核種が大規模に漏れ

[mobanama]

やはり安斎さんはまともだな。しかしそこまで読みとっても"安斎がECRRのモデルにふれないのは、揚げ足をとられないためだろう"等という。安斎もECRRを認めていない、とはならないのだな。その点は絶望した。

[buhikun]

「アンパンマンカレーがキイキイ」の人に読んで欲しいが、多分（記事も本も）無理だろう。ただ対話の参考にはなりそう/この人トンデモ批判で鳴らしたと思ってた。ニセ占い師エピソードは爆笑できる。

[norton3rd]

一貫して原子力政策に批判的であり、かつニセ科学批判の元祖、安斎ｾﾝｾの本紹介

[gimonfu_usr]

安斎育郎

[fnorder]

「怖がる」ことへの批判もあってよい、という点に注目。

[agrisearch]

2011/8/21

[singo2nd]

基準値以下の放射能量が自分の身にとって危険か否か、どっちに判断したとしても、その選択の自由は尊重されるべき、というお話。／ICRPの「放射線防護の３原則」について知れたのは良かった。

[leapfrog]

食品の放射能汚染について、良さそうな本の紹介。

[uumin3]

方違神社は「ほうちがい（じんじゃ）」だがどうでもいい

[yukkie_strike]

このひとの書評を読むと、その本を読んでみたくなる。

[donayama]

安斎先生はこういう経緯を辿られていたのか…。

[yu-koba]

立命館での安斎育郎の超能力（手品）実演講義は、超人気だったと聞く。