本を中心とした施設が神保町の文化を受けつぐ ――UDS中川敬文さんインタビュー

4月11日、東京・神保町の岩波ブックセンター（信山社）跡地に、「神保町ブックセンターwith Iwanami Books（以下、神保町ブックセンターと略記）」という商業施設がオープンした。開店前日に内覧会を兼ねた説明会があり、プレスリリースを見てからずっと楽しみにしていた神保町ブックセンターにようやく足を踏み入れることができた。 「本を読む人」の大きなイラストや「BOOK CAFE WORK」という文字、そして夜間のライトアップを別にすれば、神保町ブックセンターの外観は旧岩波ブックセンターの雰囲気をかなり受け継いでいる。入口をはいってすぐに小さな平台があり、ここには新刊や話題の本が並んでいる。この佇まいからも、旧岩波ブックセンターとの連続性を強く意識していることが伺える。

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人が集まらないとカネにはならない。だから、知性を感じさせるという条件さえ満たせば何をやってもいいと思う。基本的には、書店は、何らかの形のイベント会場に変わっていくのだろうな。

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神保町ブックセンター。行ってみたい！

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“この町が再び活性化するためには、既存の大学や出版社だけでなく、新しいタイプの若い知性がこの町と深く切り結ぶ必要がある”

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”やはり書店だけの収益でやっていくのは難しい。そこで事業モデルとしては、飲食とコワーキングスペースだけで成立するように設計したという。”