文フリに現代の「文学とは何か」を見た

11月11日（ポッキーの日）、かねてより見物したいと思っていた「文学フリマ」に参加した。おのぼりさん感覚、文化祭感覚、そしてかつて開いていた僕の本屋「フィクショネス」感覚を、存分に味わうことができた。誘っていただいた破船房の仲俣暁生さん（当「マガジン航」の編集発行人）に、まずは感謝する。現場でも仲俣さんは大奮闘なさって、おかげで僕は楽ができた。 開場は12時の予定で、準備は10時からということだったが、僕たちが到着した時（つまり開場2時間前！）には、すでに来場者が行列を作っていた。東京流通センターをフルに使った会場は広かったが、個々のブースは狭かった。破船房もひとつのテーブルを半分だけ使うことができて、そこに仲俣さんや僕の本を、なるたけ見栄えよく並べて客を待った。 テーブルの残り半分を占める隣のブースは、11時を過ぎても人が来なかった。大きな段ボールがいくつも積んであるばかりで、他人事なが

[koo-sokzeshky]

“僕が現代性を感じたのは「仲良きことは美しき哉」の方である” よく分かるけど、そろそろ喧嘩と仲良しの二項対立から脱したいところだな。「他」への深入りを諦めないのと無駄に喧嘩しないのとを両立できんものか

[misochige]

"その何かを突き止めるのは、批評の重大な役割ではないだろうか。"　何十万何百万から一方的に袋叩きにされる覚悟さえあってこう口にしたのなら凄い。だけれど自分には単に恐ろしさを知らないだけに映った。

[big_song_bird]

文フリって最初は評論家の提案で開催されたんだってね。従来の同人誌即売会とは開催経緯が違うの。

[kenzy_n]

こういう流れが文学フリマの醍醐味と感じる。

[sakstyle]

仲俣暁生の隣が最終批評神話だったのか。最終批評神話が混雑してしまって恐縮していたという話（？）／BLACK PASTじゃなくて最終批評神話で、だったのか

[vndn]

よくわからんオチだなあと思った。何か隠蔽されてると感じるのなら、筆者の内面を分析することがそれを明らかにする早い方法だと思う。

[mohri]

そういえば今どき「ロックフェス」で「ロックとは何か？」「お前はロックじゃない」とか言わないみたいなのはありそう。みんな違ってみんないいスピリッツ？（1969年から置いてない方

[juneboku]

"かつて文学には論争があった。お前の文学は間違っているとか、こんなものは文学じゃないとか、そんな言葉が真剣に応酬されていた"

[seitenugetsu]

今頃こんな認識か。

[cu39]

何だろうこの2周くらい遅れてる感じ。

[kash06]

「そこには多種多様な、あまりにも多種多様な「文学」があった。」「つまりここで売られている「文学」はただ幾千の著者が書いているだけでなく、幾万の読者に読まれているのである。」平成の純文学論争の実りだ。

[anmin7]

へぇ。そんなにバカにしたいんだ。

[ebmgsd1235]

“そんな、収拾のつけようもない「文学」の乱切りポトフが「文学フリマ」であり、「文学」なのだと、僕はその巨大な空間を呆気にとられながら思い知った”ビジュアルノベルって挿絵過剰な本、音も？マルチバース本か

[ornith]

文フリに行きたくなる、素敵な読み物だった……！ 心の引き出しにすっぽり収まるような心地よい文章でありながら、最後の問いかけによって、引き出しからちょっとはみ出すような読後感があるのも好き。

[stonedlove]

締めの一文にグッときた

[natu3kan]

作家、ビジュアルノベルを知る

[timetrain]

接点で生じる敬意と、そこから始まる千項の対立の両立。うむ、小気味よい。

[NAPORIN]

“収拾のつけようもない「文学」の乱切りポトフが「文学フリマ」であり、「文学」なのだと、僕はその巨大な空間を呆気にとられながら思い知った”