SNSで渦巻く「上級国民」批判のワケ 作家・橘玲さんと考えた | 毎日新聞

「上級国民」という言葉をご存じだろうか。自民党の石原伸晃元幹事長が新型コロナウイルスに感染後、無症状でもすぐに入院できたことや、自民党本部の全職員がPCR検査を受けると報じられると、ツイッターでは「上級国民だからか」といった反発の声であふれ返った。一部の特権的な階級にあると見られている人たちへの不満が大きくなった場合に使われるネットスラングという。この言葉が多用される背景には何があるのだろう。「上級国民/下級国民」（小学館新書）の著書がある作家、橘玲さんと考えた。【大野友嘉子/統合デジタル取材センター】 コロナ禍の不安に裏打ちされた反感 ――ネット交流サービス（SNS）では「上級国民」という言葉が定着し、時に氾濫することもあるようです。発信する人はどんな思いなのでしょうか。 ◆コロナ禍で病院が満床になったり、自宅療養中の人が死亡したりするニュースが連日報じられ、「感染しても治療してもらえな

[kei_mi]

石原伸晃さんはいつ「公平な競争」をしたんでしょうか？

[dogdogfactory]

能力の結果としての不平等ならそこまで批判されないとおもうけどね。「自民党員は国を救わない（能力がない）のに特権だけ享受している」から批判されてるわけで。

[mouseion]

コロナ禍により困窮する我々国民への施しを渋る自民党政権の閣僚たちを見渡せば皆温室育ちなのがよく分かる。これを上級国民といい貧困を知らない奴等に統治されてるのが今の日本だ。従って国民総貧困化してる訳で。

[hokkorikun]

能力ある人は自分の成果を無能な大衆と分かち合いたくないんだから仕方ない。再分配再分配言ってるはてなーだって、税金や年金はこれ以上払いたくないんでしょ？

[richest21]

『「公平」とは「機会の平等」、「平等」は「結果の平等」を指します』←この「機会の平等」自体が親の金コネその他環境次第で大きく差がついて実態が平等でも何でもないのに「いやいや機会は平等だよ」と嘯くことが

[hedgehogx]

上級国民は高い能力があるから上級なわけではなく、「名家」故に三流大卒で首相になってやりたいほうだいできる方々のことよ。前提が間違っている。

[hat_24ckg]

財政再建・財政緊縮が日本を貧しくした、という要素について全く触れないのは違和感ある。まあ話題からはズレるかも、かな

[deep_one]

不平等ではなく不公平。ぶっちゃけ「共産主義は歴史の必然」ってそこにある。生産財の私有と相続は身分を固定化するというのが共産主義の本質的な主張だからな。（なお、多くの事例で公有にも失敗した。）

[toraba]

『リベラルな社会の大前提は、「能力は教育や努力によって伸ばせる」です。そうなると、公平な競争の結果は「本人の自由な選択」として受け入れなくてはなりません。これがメリトクラシー（能力主義）』

[differential]

言葉遣いが適当だな。この人の指すリベラリズムはネオリベラリズムでは／またはリベラリズムは元々「再分配が嫌いなケチの集まり」なのかもしれないけど、特に民主主義が無い日本みたいな国だと。

[quick_past]

高所得者、高い地位にあるからと言って、目の敵にするのもおかしいが、司法や権利の行使に色がつけられてるように見えてしまう状態は、分析してほしい。それがヘイトにつながってるんだろうし

[shinobue679fbea]

公正と平等は個人差と個性がある限り厳密な両立は不可能なんだが、何故か皆が正しく（？）なれば可能であるという賢い人がいる。これは欺瞞では？というのが現代の反リベラルの根本だろう。

[lcwin]

サンデルのメリトクラシー本の和訳出版が決定したした今、その流れの説明にもなる記事ではあるが。うまく消化しきれてない自分もいる。本田由紀氏のハイパーメリトクラシー論と非モテ論壇を繋げて考えてたからなあ。

[tarodja3]

…人間も、一生物であり生存競争の中に生きている、それ以上でも以下でもない..小賢しい理屈、主義、主張や社会改革、人性改革論などは無意味だ、、その結果はこの論評の通りだ〜下級国民有りて上級国民有り！、、、

[Outfielder]

「結果の不平等が増えていけば、能力主義みたいになってしまって、社会の不満が高まる」「「上級」と「下級」の分断はうリベラリズムの理想が生み出した」

[craftone]

能力差がある環境で公平な競争をすると不平等になり、これが不公平を産む。盛大に再分配するしかないと思うんだけどなぁ。

[vox_populi]

一読して違和感を禁じえない議論。鵜呑みにすると、社会の分断をなくしたければリベラリズムを否定せよとなりかねないが、話が違う。能力ある者はより一層社会に貢献せよという思想と、リベラリズムとは両立可能だ。