天才機関説と未踏の次 - 雑種路線でいこう

RubyのMatzさんがBruce Eckelのエントリを紹介している。この2:8の法則を掛け合わせるという論法は他にもいろいろ使えそうな感じ。例えば、8割のプロジェクトは失敗と見なされており、成功した残り2割のプロジェクトを牽引したのはそのうちの2割なのだ、とか。8割の開発者は結果を出し得るプロジェクトに携われておらず、結果を出し得るプロジェクトに携わっている開発者のうち8割は実際の成果を上げられていないとか。 IT技術者ではトップ5%は残りの人たちの20倍の生産性を持つという。 これが本当のことであるとしたら、その科学的な根拠はなにか、という話。 80%の技術者は、本を読まない、イベントに参加しない、勉強しない。 それでどうして、それらを継続的に行う開発者と同等の生産性をあげることができるのか。 それらを行う20%のうち、さらに80%は、(まだ)うまく成果をあげられていない。 すると、

[gogatsu26]

“米国で天才プログラマーが頻出するのは、もちろん世界中から優秀で野心的な連中を集めていることも大きいけれども、それ以上に産業構造そのものが常に天才を必要としているのではないかという風に考え直した。…”

[animist]

10年前の文章

[webmarksjp]

あとで読む

[ringo_]

日本で

[takado]

アメリカには「天才がいっぱいいるんじゃなくって、産業を回すために多くの人が常に天才をつくろうとしているから、たくさんのシンデレラボーイが生まれてくる」

[yasushiito]

これはおもしろい。道路工事の話とか。||俺たちの若いころは苦労したが最近の若者は恵まれているという年寄り特有のぼやきが出るかと思いきや、冷静に若手の立場を受け止めていたり。やはり若ければ柔軟だよなぁ。

[hiro_y]

シリコンバレー、「天才がいっぱいいるんじゃなくって、産業を回すために多くの人が常に天才をつくろうとしているから、たくさんのシンデレラボーイが生まれてくる。」

[t-murachi]

humm...

[yyamaguchi]

「大手SIerも就職ランキングで上位に来ているよね、とか学生に聞いてみると、あれは調べ方が悪いという。ともかく希望する会社を筆記で書かせる訳だが、思いつくのって有名な会社ばかりになっちゃう」

[koyhoge]

それこそがシリコンバレーの空気、というもの? 会社を大きくしない=小さくまとまっているとは思わないけど。

[raitu]

//（シリコンバレーは）天才がいっぱいいるんじゃなくって、産業を回すために多くの人が常に天才をつくろうとしている//

[shokai]

スタンフォード型の大学が無いからだと思う。学生やっててもお給料が出て、同時並行でやってる事業が当たるまで大学に居座り続けられる環境が。

[udy]

"日本がど田舎に立派な箱物をいっぱいつくったり、年末いつも道路工事しているのと同じように、毎年のように華々しく天才をデビューさせていくべく、利害関係者が予定調和的に働きかけている訳だ"実に面白い。

[georgew]

ベンチャー振興の適否に関してはVCとかエンジェルとか金融の問題も大きいことに触れるべきだろう。2:8の法則は聞き飽きた。

[takuya-itoh]

"グローバルに考えてローカルに行動するとか、ナショナリストとして国内問題に取り組みつつコスモポリタンとしてのコンピテンシーを磨くとか、そういった自助努力を通じて、業界で笑えるようでありたい。"

[urax]

米国で天才プログラマーが頻出するのは・・・

[isrc]

米国で天才プログラマーが頻出するのは、産業を回すために多くの人が常に天才を作ろうとしているから／日本が年末いつも道路工事しているように、天才をデビューさせるべく、利害関係者が予定調和的に働きかけている

[k-takahashi]

　（８０：２０）＾２、必要は発明の母、世界を変えたければ

[msh_trumpet]

「田舎にできた立派な道路が本当に必要か分からないように、シンデレラボーイたちが本当に天才かは二の次なのである。」

[k_ivanov]

天才と未踏プロジェクトと雇用についての興味深い洞察である。