元祖スーパースプレッダー「腸チフスのメアリー」が残した教訓

アイルランド出身の料理人メアリー・マローン。腸チフスが集団発生した際、初めて保菌者と特定された人物だ。メディアはマローンを「腸チフスのメアリー」と呼び、マローンの裁判と強制隔離は世間の注目を集めた。1909年ごろに公開されたこのイラストでは、マローンが頭蓋骨を割ってフライパンに入れている。（CHRONICLE, ALAMY） ジョージ・ソーパーはいわゆる探偵ではなかった。彼は土木技師だったが、公衆衛生の専門家のような存在になっていた。そのため1906年、米国ニューヨーク州ロングアイランドの家主が腸チフスの発生源の追跡に苦労していたとき、ソーパーに声がかかった。その夏、家主はある銀行家の家族と使用人にロングアイランドの家を貸していた。8月後半までに、この家に暮らす11人のうち6人が腸チフスに感染したのだ。 ソーパーは以前、ニューヨーク州の職員として感染症の調査を行っていた。「『エピデミック・

[h5dhn9k]

いや、『教訓』は書いてあるやないか。民主主義国家にとって永遠の難問である 公衆衛生と個人の権利の衝突だよ。/ 腸チフスのメアリーは荒木飛呂彦先生の短編の印象が強い。「変人偏屈列伝」収録。

[HBK-mn]

当時のアイルランド系移民が置かれていた社会的立場も説明しないと、メアリー・マローンの行動は理解しにくいかも。

[cham_a]

ダウントンアビーの料理人が白内障の治療を怖がって拒否するのを思い出した／職を失う、一生監禁されるという前提があれば絶対拒否は無理もない／本人に罪なく社会の為に不利益被らせるならちゃんと代償を与えないと

[fuga_maito]

『教訓とは』とある割にハッキリと『今日ではこのような対策を取ることになっている』とか『こういうやり方は駄目だ』とかの結びがないような

[kissenger8]

(原題 Typhoid Mary's tragic tale exposed the health impacts of 'super-spreaders' 腸チフスのメアリー悲話が「スーパースプレッダー」概念を伝えた－をちょっとイジったせいで教訓書いてなくない？ という読後感がうまれるハメに)

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この教訓から学んだ結果、アメリカの健康保険制度は貧弱である。

[REV]

どうせ、「腸チフスを感染させた無能な政権のせい。給料を保障しなければ労働を継続せざるを得ない。」か「隔離を命令できる緊急時大権が必要」か、どちらかしか読み取らないだろ

[mofigan]

残りの人生隔離を受け入れるのは教育を受けた人とやらでもきっついと思います

[new3]

↑↓君たちの何人かは既にwikipediaにブクマを付けているのを忘れてブクマしているっぽいけどいつになったら教訓を学ぶのか b:id:entry:264376673

[guldeen]

クラスターの移動については、自分も真っ先にこの「腸チフスのメアリー」を想像した。発病しない保菌者の身勝手な行動ほど、周囲に厄介なものはない。

[Y_Mokko]

今こそ読みたいこの記事

[shimaguniyamato]

俺のメアリー知識は、荒木飛呂彦によるものが多いので；

[Domino-R]

例の興行もそうだが、結局本人も食わなきゃいけない以上、他人のために自分を犠牲にしろなどと誰が言えるだろうって話だ。教育だの啓蒙だの食って生きられない。誰が隔離を望みコストを負担するんだって問題。

[ueshin]

無症状で自分にまったく病気の認識がないのに、膨大な数の人に感染させ、ときには死にいたらしめ、そして人生の多くを隔離されて過ごす。料理人に戻り、感染をまた拡大。命と生計の競合。

[karukaru7]

荒木飛呂彦先生の描く腸チフスのメアリーが最強

[ewq]

理由を理解できないまま四半世紀も隔離された生活はつらいだろうなぁ。理由がわかっててもつらいのに。

[sika2]

冥王班は21世期以降の話だけどあれなんだから、そりゃなぁ。

[deztecjp]

現代なら抗菌薬によって救われたのだが。

[tourism55]

ブコメに上がってる荒木飛呂彦の短編集、Amazonで文庫コミックベストセラーに上がってる。私はKindle版がなかったので見送りました

[alovesun]

腸チフスのメアリーだぁ？ウチのチームの名前は『コイヘルペス』だ！この野郎？？

[yamadar]

最後まで信じなかったのか...。

[misafusa]

学もない女性がせっかく手につけた唯一の仕事を封じて社会に放り出したら、そりゃ食うに困って同じ仕事をやるよ。ここから学ばなければいけないことは、医療や公衆衛生だけじゃない。

[baroclinic]

ウイルスにとっては運び屋なんだよなあ

[nanako-robi]

『変人偏屈列伝』Kindleになかった。残念。荒木飛呂彦の描くメアリー、見たかった。

[kogumaneko335]

メアリーがもし今の時代に生きてたら病巣の摘出に同意していたかもしれない。

[u_mid]

今回の教訓は、和訳する際タイトルに「残した教訓」と追加することでサイトへの訪問者(読者)が「その教訓は何？」と最後のページまで読んじゃう(全ページ読んだかのKPIを上げられる)ということです(詐欺タイトルやめて)

[boshi]

スーパースプレッダ

[yuichi0613]

“公衆衛生と個人の権利を巡る論争”

[ookitasaburou]

“アイルランド出身の料理人メアリー・マローン。腸チフスが集団発生した際、初めて保菌者と特定された人物だ。メディアはマローンを「腸チフスのメアリー」と呼び、マローンの裁判と強制隔離は世間の注目を集めた。

[kamayan]

メアリーはたしかアイルランド系で、裁判は「人種差別」問題だというのがメアリー側弁護士の主張だったかな。荒木飛呂彦もメアリーネタで漫画を描いている。

[take1117]

100年以上晒される女性…スーパースプレッター可哀想…

[natu3kan]

無症候性キャリアで治す方法がない場合は、公衆衛生の為に人権が著しく制限されるっていう所もあるよな。症状がなければ菌があるわけがないって気持ちもわかる気はする。

[peketamin]

最近Quoraでも読んだけど「無症状の自分がまさか保菌者だったとは」という加害者になる可能性を認識すること、だと思った

[minamishinji]

知らなかった…

[TakamoriTarou]

ちらっと調べたら、現代では抗生物質である程度よくなり、そこでも無症状保菌者を生み出してしまうので確実に検査しろ、とあった。ペニシリンの発見が1928年で一般に抗生物質は1945年以降から。これは1909年の話か…。

[piripenko]

公衆衛生vs個人の権利、公衆衛生上の常識とされるものが間違っていることもあるから本当に複雑。

[rdrd042rd]

その二つ名でブックマークした。

[SaYa]

健康保菌者　個人の権利と公衆衛生の衝突　四半世紀長過ぎる…

[daishi_n]

荒木飛呂彦&鬼窪浩久センセの変人偏屈列伝にも出てるけど、kindle化してないんだよね

[ludwig125]

基礎教育を疎かにすると自分が加害者であることすら理解できない人がいっぱい増えて、社会全体にとってもよろしくない、と言うことを考えさせられた