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新型コロナの死亡率、大気汚染で悪化と判明、研究
フランス、グルノーブルにある高さ約100mの塔の近くにある熱供給プラント(左奥)から、煙が雲よりも高... フランス、グルノーブルにある高さ約100mの塔の近くにある熱供給プラント(左奥)から、煙が雲よりも高く立ちのぼっている。(PHOTOGRAPH BY FRANCOIS HENRY, REA/REDUX) 世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスは、医療崩壊から極端な貧富の格差まで、現代社会の弱点を突きながら拡散している。しかし、無視されがちなある大問題との関係は、少々複雑だ。それは、大気汚染がパンデミック(世界的な大流行)を悪化させた一方、そのおかげで、一時的でも空がきれいになっているということだ。 米ハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院の研究者が、1本の論文を公開した。査読を受けて学術誌に発表されたものではないが、それによると、PM2.5と呼ばれる微粒子状の大気汚染物質を長年吸い込んできた人は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡率が大幅に高くなるという。 大気汚染
2020/04/11 リンク