与野党対決の構図となった衆議院島根1区の補欠選挙は、立憲民主党の元議員の亀井亜紀子氏(58)が自民党の新人を抑え、2回目の当選が確実になりました。 衆議院選挙に小選挙区制が導入されてから、島根県では全国で唯一、自民党が選挙区の議席を独占してきましたが、今回初めて議席を失うことになりました。 衆議院島根1区の補欠選挙の投票は午後8時までに締め切られました。 開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では立憲民主党の元議員の亀井亜紀子氏が、自民党の新人で公明党が推薦した錦織功政氏(55)を大きく引き離してきわめて優勢です。 また、きのうまでに期日前投票をした人を対象に行った調査でも亀井氏が大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから亀井氏の2回目の当選が確実になりました。 亀井氏は58歳。