国際統合医学会が「国際個別化医療学会」に名称変更していた - NATROMのブログ

前回のエントリー■個人の反応が異なることはランダム化比較試験が実施できない理由にはならないでは、個別化医療だからといってランダム化比較試験（RCT）が困難というわけではないことを論じた。私のイメージする「個別化医療」は、個々のゲノムに応じて薬剤を選択する医療だ。個々のゲノム解読のコストが低くなった西暦2050年には「医師は、あなたの体の異常に対して、平均値的な人間に勧めるような処方箋を手渡すのではなく、あなたのゲノムにぴったり合った処方箋を渡すだろう」*1とドーキンスは予測した。 遺伝子A*2を持つ患者には薬A'を、遺伝子Bを持つ患者には薬B'をという具合だ。ヒトの薬に対する反応は複雑すぎるので、2050年の未来であっても臨床試験なしに薬の効果を確実に予測することは困難で、臨床試験は必要であり続けるだろう。もちろん理想的にはRCTだ。遺伝子Aを持つ患者を多数集めて無作為に複数の群に分け、薬

[hokuto-hei]

機を見るに敏な代替医療ビジネス。

[machida77]

「個別化医療」が2010～2011年によく報道されたことへの便乗だろうけど、中味がぜんぜん違う。

[tikani_nemuru_M]

個別化と画一化はマーケティングの方法論だね。占いにも手相・人相などの個別的なものと、血液型や星座などの画一的なものがある。（ホントは星座だってホロスコープは個別的なものなんだが）

[chochonmage]

ってか、行き当たりばったりにてきとー言うだけでしょ？少なくとも見分けはつかない。

[babelap]

医学の権威をちょい借りすることに関してはずーっとやってきたわけで。

[takuzo1213]

より選民感を煽り、よりエビデンスを拒む名前をつけて、より騙しやすくしたと。

[blueboy]

ゲノムのオーダーメード医療については妥当だが、漢方や鍼灸には当てはまらないよ。理由は　→　http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/NATROM/20120529　／最後のイヤミは秀逸だが、他人の言葉だった。

[powerbreathing]

呼称が不評で、再度名称変更されそう。

[aggren0x]

↓個別化医療（普通の意味の）は、「遺伝子治療」ではありませんよ。それは明確に違うものです。念のため。興味あるなら私の方も読んでくださればわかりますけど〜なんていう宣伝行為

[myogab]

遺伝子治療のレベルになると金銭的需要が期待できる遺伝的特徴の治療に特化され、マイナーなものが放置され、寿命と人種の関連に経済以外の要因が加算されるのかな。…いや、以外じゃないし、これまでもそうか…

[k-takahashi]

『「国際統合医学会」の名称が、2011年12月に、「国際個別化医療学会」に変更された』　『それ以上に「うまいこと利用されてる感」がハンパない』

[You-me]

「このモヤモヤ感をみなさんに共有していただきたくてこのエントリーを書きました。」妙なところだけ機を見るに敏ですよにぃ

[norton3rd]

学会の名前なんて商標登録には馴染まないだろうしなあ

[akira-2008]

たしかに、モヤモヤしる。

[counterfactual]

標準医療の個別化治療の研究の方法論はRCTに帰着します。