本のカバーをキャラ絵にするアプローチって出版社として正しいの？｜竹村響 Hibiki Takemura

ざっくりまとめるとこのwithverneさんがSFの文庫にキャラ絵が多くない？と思ったのをきっかけに、なぜ自分がそう思うようになったのかの分析と、マーケティング的に各出版社さんこれでいいんですか？と疑問を覚えた、という記事です。 そしてその疑問がこちら ・「キャラ絵がついてくることで買ってくれる新規消費者」の想定ターゲットが、その中のさらに特定の層に偏っていないか。そのことによって、短期的には市場規模が大きくなったとしても、それが長期的に維持できるものなのか。 ・また、それらの想定ターゲットへのアプローチ手法がそもそも本当に必要なものなのか、かつ、その手段が画一的になっていないか。 そしてその2つを、今一度出版社の方々に確認して欲しいです。現状を総合的に判断した上で、「大丈夫」という結論になったのであれば自分は安心します、ということでした。 というわけで一応「出版社の方々」のひとりでありさ

[autopen]

と言ってる記事のサムネが女性の立ち絵なの出落ち感ある。

[houyhnhm]

そもそもそんなに本売れません（読まれません）という話にはなる。／SFオッサンが死滅したら多分読まれないよな。そもそも本屋でカバーしてもらうだろとか思ったが、そういや今本も通販だもんなあ。

[tea053]

私も菓子開発で同じようにニッチの方を考えて開発してたな。老若男女に受けりゃ良いんだけど、そんなのは宝くじレベルなのでまずざっくりでも年齢性別所属くらいは必要。

[mory2080]

エイリアンの触手に絡め取られた半裸の美女。そんな表紙のパルプ雑誌買ってた米の先駆者が聞いたら「甘ったれるな！」って言うかもなw

[gcyn]

『withverneさんの疑問への回答』 マーケティングの専門の目はないけどマーケ〜のことが気になる…っていう問いなのできっと良い答えなんだろうな。丁寧だし（どこかで主従逆転の出会いみたいなのもあるといいけど）。

[harumomo2006]

太宰治ですら表紙を変える時代だからね。なおめちゃくちゃ売れたらしい

[nyankosenpai]

出版社から何を考えているのか発信するのはとても正しい。単に本を出して終わりじゃなく、こういうことが聞きたかった。

[TakamoriTarou]

竹生組の中の人の談。ですよね…。電子書籍が市場の中心になりつつある所での、表紙戦略の変化とかも聞いてみたい

[quick_past]

どんなものでもそうだけど、その文化の周辺の人間を相手にしてるのか、その外の人間を呼び込みたいのか、よくわかんなかったりする。

[himakao]

内容を気にするジャンル・作者自体のファンなら、カバーの内容はあまり関係無いし、既存のターゲットを広げる可能性があるなら十二分に価値があるよね。

[NOV1975]

キャラ絵って概念も微妙だよなあ。（リアル系だとキャラ絵じゃないの？とか

[kk_clubm]

ニッチな産業なのよ。

[kori3110]

「我々はこういう意図でカバー作っていて、出版業界全体で見ればある程度多様性担保されてない？」って指摘は妥当に思った/グリオール積んでる読まな

[Domino-R]

だったらジャニーズやKPOPアイドルの写真でもいいし、実際そういう帯はあったりする。いま何故アニメ絵なのかったらそこがターゲットだから、って以上の理由はないと。まあ、単なる商品なのよ。

[Louis]

そろそろ逆転してキャラ絵の方が埋もれる時代になりそうな気がします。あとマイナーレーベルの文庫って端に追いやられるからか個性的な装丁が多い印象が(だいわ文庫とか)。……偏見かもしれませんが(汗)。

[kim_tama]

“言い方を変えると「誰にでも必要な本」っていうのはそもそもあまり想定されてないと思うんです。”だからこれはマーケティング的には（よくある）間違いなんでいい加減出版社の人間はこんなことをドヤ顔で語るな

[T_Tachibana]

竹書房の中の人。この記事を読むだろう人向けに、ちゃっかり自社出版物の販促もしているところが分かってて良い｜まあSF読む人ってそもそも限られてるからねえ

[kamanobe]

ハヤカワのキャラ絵表紙は内容と客層(若年層に売り出したい知名度の低い若手作家)にマッチしてる正しいアプローチと思う。それ以外の客を弾いちゃうのはマイナスだけど、どうせカバーかけるしね……。

[KoshianX]

出版業界本当にたいへんそう。4000人が買ってくれたらいいって本当に狭い……。でもそれくらいのボリュームで商業出版できる社会のほうが絶対にいいんだよな……

[natukusa]

面白かった。一度評価を得て売れた本が文庫化したり版を変えると、一般向けを狙ってかシンプルな表紙に変えたりするよね。

[taiyousunsun]

どの層に売りたいかという話。例えば十二国記は逆に最初は表紙絵・挿絵ありだったのを一般向けに変更して販売してる。レーベルもティーンズ向けのホワイトハートから講談社へ。（今は新潮社へ移籍して絵あり）

[hazardprofile]

うーん？3つ目はキャラ絵じゃないのか　和田誠はキャラ絵？

[boringboring]

俺は嫌い。内容に大きく関わるから嫌い。

[atoh]

表紙の絵柄でそんなに売れ行き変わんのかぁ。

[mayumayu_nimolove]

ここで出版社の人がなんで出てこない。出てきた。

[kurataikutu]

これ概ね今やどんなマーケットでも同様で既存顧客にだけ注力した広報では市場で死んでくからな。とにかく消費者が持ってる情報量が昔とは桁違い

[ROYGB]

ＳＦといえば小説よりもアニメや映画を見てる人の方が多いわけで、販売促進を考えてのキャラ絵ではないのかなあ。

[greenbow]

商売としてまずは売らなきゃならないのはわかるけどなんだかなぁ。/ カバーも作品の一部だと思ってるので流行りに乗らないでほしい派。

[maro218]

個人的には太宰とかの表紙を文豪ストレイドッグス絵に変えたのは好きじゃないんだけど、それで興味ない層にアプローチできてるのも事実なのでなぁ。とうらぶが入り口で日本刀界隈が活性化したり、痛し痒しな気分。

[kangiren]

“もう歳を取ったのでSFは読みたいけど落ち着いたカバーがいいな、とか思うようになったりしますよね。”嘘だ！！

[naglfar]

納得できる内容。まずは売らないといけないよなぁ。

[sander]

8千刷って4千は売りたい、か。数字のお遊びを続けると、商圏人口10万強に6,7冊くらい入ってくるイメージか。そりゃ本屋で探しても見つからんし、通販に流れるわ。しんどい。（数字訂正、結論変わらず

[njgj]

現場からの丁寧な解説。

[qwerty86]

市場原理に対抗しようと思ったら、市場に詳しくなり、別の需要を掘り起こす主体とならないと無理。だけど大抵、対抗したいのは市場原理そのものが嫌いな人間なので、実行不可能という。

[mugi-yama]

“書店1軒につき4冊が入荷して2冊が売れればいいというイメージ”　本題じゃないんだけどコレびっくりした。版元は返品率50%でいいと思ってたのか…／竹書房文庫つーとシックスセンスとか？と思った私は相当古いのね

[sukekyo]

個人的に1回、フランス書院文庫のある作品を5人くらいのタッチの違うイラストで出してみたらどれが売れるかやってほしい。手頃なタイトルがみつからないなら「ノルウェイの森」みたいな文芸でもいいよ。エロいしアレ